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学校で勉強したことで覚えているものは?

NHK「”学校”のみらい」を見ていてふと思いました。
そういえば学校で勉強したことで、何を覚えているかなと。

学校はずいぶん遠いところに行ってしまったから、いまさら思い出すのは非常に難しいのですが、小中高大学、社会人スクールまでを通して個別にピックアップして考えてみます。

国語

読み書きや感想文などは、小中学生の頃に勉強したものは社会人になっても当然、覚えているでしょう。
でも高校の国語は、何かの古文を断片的に覚えている程度で、後に役に立ったものは思い出せないですね。

算数

小学生の算数は基本的なものだから、社会人になっても使っていると思いますが、現在の日常では四則演算ぐらいしか行いません。まとまった計算はエクセルにやらせたりするから、それ以外の算数ってほとんど使うシーンがないのです。

高校での「数学」のような内容は、まったくと言っていいほど使いません。
自分は理科系で、大学でも数学を学びました。しかし、高校から大学にかけて勉強した数学は、いまはもう完全な白紙です。

理科

理科の内容は身近な暮らしに直結していることが多くて、生活周辺の現象は理科が説明してくれました。
ただ、高校での「化学」「生物」は個人的にはほとんど社会人では必要なかったかと。
個人的に「物理」は興味があるし、企業に入っても仕事で扱うことが多かったからわりと覚えていました。

社会

社会は小中高とも、勉強したことは何らかの役に立っているような気がします。高校では「地理」「世界史」「日本史」などに分かれていましたが、そこで学んだことは、社会人でも思い出せる内容が多かったのではないかと思います。

大学では工学部でしたが「社会学」というのは学びました。
でも内容はまったく覚えていません。難しい学問の世界でした。

英語

英語の知識は国語と似ていて、積み重なっていくものがあると思います。
言葉の順序などの基本的なイメージは、社会人でとくに英語を使うときが少なくても覚えているようです。
単語もだいぶ忘れていますが、学生時代にかなり叩き込んだから、そこそこ思い出せる単語もあるかな?という感じですね。

社会人になってから、たとえば最近のようにソフトウェアやマーケティング周辺で覚えた新たな英語もあります。

美術・技術家庭

手を動かして学ぶことが中心になっていると思うので、やったことはまあまあ覚えているのではないでしょうか。
役に立たないようで意外に日常生活で役に立っているかも?

音楽

音楽というのは結構、覚えているのではないでしょうか?
ただし、覚えている歌などが小学生の頃か、中学生の頃かというのは、区別できないですね。
楽器の演奏は苦手なので、楽器は学んでいたとしても使い物になっていません。小学生のときに鼓笛隊(笑)でドラム叩いてたので、リズム感は養われたかも?

やはり楽器などをやるなら音楽の授業は意味があると思いますが、単に歌を覚えるだけならYouTubeでいいような気もします。

体育

体育も、個別の細かいことは別として、全体的には体を動かして学んだことだから、覚えていることが多いかもしれませんね。
大学でも体育の授業はあって、内容も多少、覚えています。

ただ、自分は文化系だということもあり、社会人になって体育の経験が生きたということは思い出せません。

大学の専門課程

工学部だったので、各種力学、制御学、電子・電気工学、数学、英語、第二外国語などなど、勉強しましたが、ほとんど忘れています。
レポート作成の仕方とかも、会社に入るとやり方が違うので、大学時代の方法はあまり役に立たなかったですね。

工学部的なものの見方、考え方、友達との付き合いから得られた体験、などが社会人になっても活きていたのかな?という感じです。
あとサークル活動で得られた仲間との過ごし方みたいなものですかね。

社会人スクール

社会人になってからインテリアコーディネート・カラーコーディネートと建築関係の勉強をしました。
その辺りは、自分が興味があって、覚えて何がしかのプロになろうと思っていたから、結構、覚えています。

体験したことは覚えている

ざっと全部見てきましたが、細かいことはまったく覚えていないに近いものですが、手を動かしたり体を動かしたりして覚えたものは、わりあい覚えているように思います。

社会でほとんど使わない知識

社会人になってまず使うことがなかった知識は何かというと・・

  • 漢文(お経を読むとき若干、役に立った)

  • 数学の公式

  • 大学の数学

  • 歴史的出来事の具体的な西暦年

  • 柔道

  • 跳び箱

数学って、日常であまり使わないですよね。
計算機とかパソコンとかスマホとかで、計算してくれますよね。

まとめ

小学生で学んだことなど、基礎となる勉強は、その後のことにある程度役に立っていると思われます。
おおむね、難しい「理論」は忘れていて「実践」したことはある程度覚えているのではないかと感じました。

だから、高校生からは実践的な、社会で使えるような学問を学んだ方が意味があるのではないかと思いました。極論すると普通科は要らないのでは??

大学受験のような、学歴を手に入れるためのゲームのようなことは、その中身については社会でほとんど役に立たないのではないかという気がしています。結果だけが世渡りにおいて多少、役に立っているという感じです。

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