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写真の世界にはいろんなカルチャーがある

日本のカメラ・写真業界は iPhone にビビっているように見えるけど、iPhoneだってカルチャーの一つに過ぎないんですよね。

なにビビっとんねん!?

という感じです。
というか、いちばんビビってるのは写真家かもしれないですけど。

写真の世界に存在するカルチャー

個人的にこれはカルチャーだろう!?と思うものを列挙します。
カルチャーなので、プロというよりは一般の愛好家が沢山いる分野を挙げてみました。

  1. iPhone

  2. ライカ

  3. ローライ・ハッセル

  4. GR・PEN・RX100 etc.

  5. チェキ

  6. 写ルンです

  7. フィルム写真

  8. 風景写真(ネイチャー)

  9. スナップ・街写真

  10. ポートレート

  11. アート

  12. 鉄道写真

  13. ペット写真

  14. 自撮り

  15. モノクロ

  16. インスタ映え

  17. レタッチ(アニメ風)

  18. 写真展

  19. フォトブック

ざっと思いつくだけでもこれだけありました。

カメラを軸としたカルチャーは多いので、言い出すとニコン、キヤノン、ソニーなど全部入っちゃうわけですが、その辺りはスタンダードだと捉えてあえてカルチャーには入れませんでした。

それぞれには細分化されたカルチャーもあると思うし、それらを複合(掛け算)したカルチャーもあると思うのですね。

アイフォンアイフォン言うな

たしかに iPhone は凄いかもしれないけど、スチール写真のカメラだと捉えたら別にそんなに凄いわけでもないでしょ?

それに個人的には、カラーバランスの問題はどんなカメラにも「なんかある」わけで、iPhone は僕が見たところだとキヤノンに似ているなという感じがするのです。
青空は綺麗に見えるけど、実際の青空とは違って青味が強いか、またはマゼンタに寄ってるんじゃないかと思うのですね。その点がキヤノンに似ていると思う所以です。

カメラは性能で選んでいるわけでもない

皆さんはどんな理由でカメラを選んでますかね?
よく写るカメラは欲しいと思うだろうけど、カメラの見た目とか持った感じも大事ですよね。
それに、いいなと思って手に入れても、結局あまり持ち出さずに売りに出してしまうとかもありますよね。

写真を撮っていて「もっと高性能なら満足できるのに!」って思える人がどれだけいるでしょうか?
それよりも「みんながこのレンズはいいって言ってる!」みたいなのが購入動機になる方が多いんじゃないですか?

SNSで「なんかこの人たち楽しそう!」って思える写真コミュニティなんかもあるでしょ?その人たちが例えばチェキとか使ってたら「チェキやってみたい」とか思ったりするんじゃないですかね?

ビビるな! アイデアを出せ!

だから iPhone にビビる必要なんて全く無いんですよ。
iPhone は、アップル大好き!・寄らば大樹!・あたしセレブなの!みたいなiPhoneカルチャークラブの人たちに任せておけばいいんですよ。

それ以外にいくらでも、居場所はあるし、楽しい楽しいカルチャーも沢山あるんです。写真家もメーカーも、そういうカルチャーにもっと目を向けて、アイデアを出して欲しいと思います。

参考

カルチャーと言えば、こんな記事があります。

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