都市で遭難。 2017.10.21

方向音痴ではない。日中、太陽の位置がわかるなら、まず迷うことはない。頼みの綱は太陽だ。なので、夜や地下は途端に不案内になる。そしてこれが慣れない別の土地だと、さらに雑踏豊かな都市部なら、迷子の危険は急上昇する。これまでいったい何度迷ったことか。

地下は便利なことも多い。雨に濡れない。夏冬の暑さ寒さから少し自由になる。だが、太陽を失うことの深刻さは想像以上だ。地元と言ってもいい福岡でも、天神地下街に地下鉄で入ったとき、いまだに南北がわからなくなる。しばらく歩いて引き返すこともしばしば。東京の地下鉄で、入口出口がわからずうろうろしたことは何度もある。実に腹立たしい。
そして大阪だ。特に常宿がある梅田界隈。大阪駅からホテルをめざすのだが、放射状に走る分岐に来て途方に暮れる。近代の開発のはずなのに、なぜ碁盤の目にしなかったのか。放射状なので途中の修正が効かない。案内所のサインを見つけたのに、そこに行けなかったときは、笑いそうになった。人呼んで梅田ダンジョン。地下牢のことらしい。実に忌々しい。

・一生出られなくなった人が必ずいるはずだ。日本一難しい地下迷路。

・サインを見ていて混乱に拍車がかかる。サインを読めるまでに3年とか。

・頼むからこの道が正解であってくれ。さすがにわかってきたけどね。


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江副直樹/ezoe naoki

事業プロデューサー/クリエイティブディレクター/コピーライター/福岡デザイン専門学校特任講師/大阪芸術大学客員教授/ブンボ株式会社代表取締役/ヤマメのフライ釣り師/鮎の友釣り師。大分県日田市在住。https://bunbo.jp/

プロデューサーはペテン師か?

九州、大分、日田。田舎に暮らしつつ、全国で多様な分野のプロデュース。そんな日々の問わず語りを13年、1300話以上のブログを書いてきた。noteにも徐々に新旧記事を転載中。https://bunbo.jp
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