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憧れだった「普通な毎日」とチョコのこと

一か月があっという間でびっくりしている。
まもなく給料日なのだけど、ついこの間もらったばかりじゃなかったっけ?と、不思議な気分だ。

今のところ体調も崩さず、遅刻早退もせず、毎日出勤できている。
毎朝、最寄からひとつ先の駅まで歩くようにしているのだけど、寒くて寒くて「やめときゃよかった」と思いつつ、頭が冴えるのと、運動している充足感が得られるのでやめられない。
会社のそばのコンビニでコーヒーを買い、タイムカードを押して、持ってきた弁当を冷蔵庫に入れてから、仕事にかかる。
午前中は集中力と瞬発力が高いから、記事を書いたり調べものをまとめたり、進行管理表を修正したりする。
昼食には持ち込んだ弁当を食べる。マグカップにインスタントみそ汁やスープを作ることもある。弁当は、いつもの作り置きとごはんを詰め直したやつなので地味だが、自分の好きな味だし満足感が得られる。
昼食後はちょっと気持ちが弛むので、午前の仕事の続きをやりながら、メールの返信を打ったり、先輩と雑談したりしつつ、無理せず仕事を進める。
コーヒーがなくなるので、午後以降は魔法瓶に入れてきた白湯かお茶を飲む。時々、自分で用意したのど飴やチョコをつまむ。
夕方、退勤時間になったらすぐタイムカードを押して、退社する。
おもてはすっかり暗くなっていて、同じように退勤したのであろうひと達が歩いている。その中に混じって駅を目指し、今日はなにを食べようかなと考えながら帰宅する。

ものすごく普通だ。ややのんびりめな、普通の職場。
誰にも脅かされない、怒鳴り声も嘲笑もない、できないことを強制されもしない、そして裸になる必要もない、そんな普通の日々。
どれほどこの普通に憧れただろう。
この普通をこなせる自分に、どれほどなりたかっただろう。
そう考えると、嬉しさで震えてくる。
毎日が充実しているうえに給料まで出るのだから、びっくりしてしまう。働いた分はもらえて当たり前なのだけど。

地味な弁当を写真に撮って見せびらかしたいのだけど、朝はさすがにバタバタしていてその時間がない。
そのうち撮れたらアップするので、楽しみにしていてほしい。


話は変わるが、少し前、友達と池袋まで出張って行って、西武のチョコパラに挑んできた。
むちゃくちゃに混んでいて怯んだけど、店舗ごとの試食ができたので手あたり次第に試食し、その中から気に入ったのをひとつ買った。
ヘタをとったイチゴをまるごとフリーズドライ加工して、ホワイトチョコを染み込ませたというやつ。
試食させてもらったらあまりに美味しくて目を剥いた。
イチゴの風味がしっかり残っているのに食感はザクっと乾燥していて、ホワイトチョコのとろけるような甘さもふんだんにあって、たまらなく美味しい。いや、マジで美味しい。ぱない。

メレ・ド・ショコラのイチゴのやつ

パインやバナナやキウイもあって目移りしたけど、ここは王道のイチゴ一択。油断すると端から全部欲しくなるところだった。
なくなるのが惜しくて、一日一個をちびちびと噛みしめている。
しかしこの週末でそろそろなくなりそうだ。嫌だ。なくならないでくれ。

バレンタインのチョコ祭りは去年あたりから参加するようになった。甘いものには目がないし、その中でもチョコはかなり好きだ。
しかし如何せん、数が膨大だしひとつずつがイイお値段なので、たくさんは買えない。
本当ならロイズのチョコポテチを無限に食べたいし、デメルの猫パッケージを色別に揃えたいし、グッドカカオのチョコせんべいやマルコリーニのチョコソフトも楽しみたい。
考えるだけで口の中が甘くなってきた。心の軟弱なわたしにとって、あのお祭り会場は目の毒でもある。
とはいえ、来年はもうふたつくらい、好きなチョコを買えるようになってるといいなあと思う。

来年のバレンタインの時期に、自分はどんな風になっているだろう。
今から楽しみだ。


今日はこんなところで。
では、また。

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