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同じ料理ばかり作って食べている

せっかく料理が好きなのだから、節約レシピをたくさん提案してnoteを書けば面白いかもしれない。
と、思いはするが、気がつけば同じものばかり作って食べている。

わたしは、いわゆる「ばっかり食い」が苦にならないタイプなので、同じものをくり返し作り、そればかり食べて暮らしている。
Youtubeなどでレシピ動画をコンスタントにアップしているひと達はみんな方向性は様々あれど、そろって新しいものにチャレンジすることに貪欲で、その部分にこそ圧倒される。
新しいレシピの開発というのは、すごくクリエイティブなことだと思う。

わたしが一番よく作るのは次の3つだ。

・鶏むね肉のネギ塩炒め
・鶏むね肉とシメジのマヨオイスター炒め
・鶏むね肉のなんちゃって青椒肉絲

その次によく作るのが、

・豚こま肉のしょうが焼き
・豚こま肉のネギ塩炒め
・冷凍シーフードのペペロンチーノ
・塩焼きそば風パスタ
・トマトソースパスタ
・トマト缶の野菜スープ

このあたり。
そしてたまに、

・カレー
・炊き込みごはん
・お好み焼き

などを作り、副菜のちょっとした煮物などは気分によって作ったり作らなかったりまちまちだ。

ちなみに今日は鶏むね肉のネギ塩炒めと、ワゴンセールで激安になっていたルーを使って豚肉のハヤシライスを作った。
作り置きには多かったけど、まあ食べきれるだろう。

なんたって鶏むね肉は安い。
業務用スーパーなら2キロ1,000円なので、大汗かいてでも買いに行く。
豚こま肉も1.5キロで1,300円くらいなので、1パックずつ買って冷凍しておけば、1か月は肉類の買い物に行かなくてすむ。
一緒に調理する野菜も小さく切っておけば冷凍できるものばかりなので、まとめ買いして冷凍しておく。
食材を冷凍しておけば、あとは必要なタイミングで解凍して調理して食べるだけだ。

しょっちゅう同じ料理を作ることの良い点は、レシピを覚えてしまいさえすれば、作るのも片付けるのも、道筋がほぼ完ぺきに見通せるということだ。
上に挙げた料理はどれもだいたいの目分量で、いつもの味に仕上がる。もしくは調味料を入れる量を暗記しているので、確認する手間がいらない。
カレーだけは箱に書いてある水の量を毎度必ず確認して、パスタは茹で時間を守るけど、あとはどれも大雑把に作ってどうにかなる。
作り方が決まっているので、冷凍する際に食材を分ける量も決められる。必要な調理器具も分かっているので準備が簡単で、想定外の失敗(卵を溶いたお椀を床に落っことすとか)をしない限り、イレギュラーな洗い物が発生することもない。

料理には刃物や火を使うから、どんなに慣れても緊張感がある。包丁で手を切るかもしれないし、焦がしたら台無しだ。その緊張感の中でたびたびレシピを確認するというのは、結構な手間になるというか、それ自体が難易度を上げる要因になると思う。
レシピを覚えきってしまった料理は、朝起きたらトイレに行ってお湯を沸かしてその間に窓を開けて…みたいな、ルーチン的調理で事が足りるのだ。それが気楽でいい。

わたしは日々食べるものは、舌に馴染んだ味で、手軽に作れて、それなりの栄養価であってほしい。それで満足なのだ。
ということで、わたしは料理でクリエイティビティを発揮することはなさそうだ。

ところで、これを書いている最中に、日本人の年間食肉消費量が気になって調べてみたら、最新のデータではおよそ42キロだそう。
1か月で約3.5キロくらいだ。
安売りの鶏むね肉と豚こま肉を、毎月だいたい3.5キロくらい食べているので、なんとなく、おお…となった。
ちなみに食べている量が多い順に、鶏肉、豚肉、牛肉とのこと。
だろうなあ、という感じだ。
焼肉に行きたくなった。

参考:OECD (2023), Meat consumption (indicator). doi: 10.1787/fa290fd0-en (Accessed on 20 July 2023)


今日はこんなところ。
では、また。


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