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家事の分担で料理をしたものが家を制す

私の家では、私が料理をします。よって料理に必要な買い物もします。そのため、食費がわかり管理ができるので、そのまま財布をにぎれました。家事は分担するのではなく取り合いです。

妻がすることは、子育てです。
私の家の優先順位は、子育て、仕事、料理、その他です。なので財布は握れましたが、花形プロジェクトである子育ては妻がメインです。花形プロジェクトの人間に雑用はさせられません。雑用を気にせずに任務を遂行できるように、裏方業務である料理も仕事も私がやります。コンビとして最高のパフォーマンスを出すために、子育て以外は私が担当。

ちなみに、料理は週末に半日で10~20品一気に作って、1食分ずつタッパにつめて冷凍します。そうすることで、平日のごはんは冷凍したタッパの解凍だけで食べられるので、妻と子どものふれあいの時間を減らさないで済むようにしています。

料理の時短はこれのおかげ

こんなワザが使える理由は私が調理師だからです。私という調理師は、料理がうまいのではなく、料理の手際がよく、大量に作るのも得意で、食器洗いがはやいのがウリです。そこにものづくり現場の知識を生かします。
それは、”ボトルネック”です。律速するところはどこか、どこが詰まって遅延するのかを考えることです。大量の料理を作るときに、今どこがボトルネックか、いつボトルネックになるか、を考えます。基本的なボトルネックはコンロです。2口コンロのせいで、2口同時に煮物をすると次の料理ができなくなります。そこで律速します。それを改善してくれたのが、電気圧力鍋です。

間違えて、鶏大根を2時間煮つつ、となりで黒豆を8時間煮込んだ日には、1日では料理は終わりません。黒豆は電気圧力鍋で作って、1つコンロを空けて、野菜炒めを作れば、1つのコンロは使えるようになります。
ボトルネックの解消は、電気圧力鍋でした。そのおかげで、料理の時間も減ったため、私が子どもとふれあう時間も増えました。

大量のストックを可能にする冷凍庫

私の考え方は「時間は愛情」
仕事をしている時間は仕事に愛情を注いでいる時間。家のことをしている間は家族を思う時間。だから、料理の時間も家族を思う時間。もちろん直接的に家族と接している時間は家族に愛情を注いでいる時間。だから、もしこの料理の時間を電気圧力鍋で削って、間違えてスマホの時間や仕事の時間が増えたなら、、、家族への愛情を注ぐ時間は増えないだけでなく、減ってしまうのです。作った時間は家族に使いたい。

こちらの冷凍庫には自家製トマトソースなども

家事に使う時間は家族を思う時間。電気圧力鍋で削減した料理の時間は、直接家族に愛情を注ぐ時間へ。家族を思う時間は、分担じゃなくていつも我が家は取り合いです。


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