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「偽りに満ちた時代こそ—真実を語ることは革命的だ」ジョージ・オーウェル(作家・ジャーナリスト)

これは我々、日本人にとっては壁の
ようなものだと私は思う。

我々の時代にも時代背景があるように、
過去にも当然あった。
しかも今よりも苛酷な世界であった。
未来で我々の時代に隠された事も
言われる事になるだろう。
なれば良いが、という不安もある。

彼は46歳という若さで死んだ。
結核にかかっていたが、治療に関しては
積極的では無かった。
最期は肺動脈破裂し、大量に吐血し
死亡した。
人生に於いて死は避けられない。

彼の言葉はジャーナリストらしい言葉で
あるが、そう感じるのは私が戦争を
知らないからでもある。
話だけなら多くの事を聞いた。
しかし、そこにリアルを感じた事は無い。

彼等は皆、体験し、経験を経て生まれた
言葉であるからこそ、自信を持って公言
する事が許される。

お金の為に人を売るような真似をして
生きていく40歳の人間など、死を前に
しても生きて来た実感など湧かないだろう。

人それぞれの命である以上、あまり
言いたくは無いが、いつか痛い目に
あう時に本当に後悔するだろう。

日本に今、必要な事は多くあるが、
精神的な強さが必要でもある。
真の勇気が必要だ。
日本人に生まれて良かったと思える
程の、奮い立たたせる事が必要とされ
ている。

日本政府は長年に渡り、国民の事よりも
目先の事を優先してきた。
介護士奨励もその1つだった。
あの時、多くの人が介護資格を取り、
働いたが、ほとんどの人はあまりにも
安い賃金の為、辞めていった。

議員たち自身にも将来に必要だった事も
その考えの中にあった。
低賃金で重労働なんて誰でもやりたい訳が
無い。

政府に属する人間は、本来、日本の未来を
考えるのが仕事だ。文句を言い合う為だけ
の仕事では無い。国内での争いはお金が
減るだけで全く無意味なものだ。

何故あれほど激論になるのかというと、
日本の戦国時代でも明智光秀や竹中半兵衛
等の知識に長けた人物たちも実行していたが、
反対する事により、自分たちの存在を
世間にアピールできる事も含まれている。

しかし、実際に政権を任せられるかと言うと、
それは無理だ。反論は後付けでもある事から
誰でも言える事だ。以前、自民党が長年続いて
いた時、それまで対立していた政権が民主党に
変わった時があった。

世間は民主党に対して期待していた。
だから政権交代されたのだが、実際に政権を
取ると、罵詈雑言に対して対処出来なかった。
そして再び、自民党に変わった。

この事からも分かるように、文句は言うが、
結局それだけなのである。何か新しい対策が
ある訳では無い。それは国民に対して不必要
だとも言える。今はこれまで深く考えて
来なかった事が押し寄せてきている。

つまりは現実的な考えが必要となった。
自民党の支持者が多い理由は、元々は
お金持ちに対して、優遇な処置をとって
いた事から始まった。しかし、本当の
お金持ちはかなり減ってしまった。
数億程度ならいくらでもいるだろうが、
それではあまり意味を成さない。
数十億程度では、続いても2代目の最後
で破産する事になるだろう。

相続税対策は誰もがしているが、
昔よりは相続税は減ったとは言え、
問題になるのは、基本的に現金一括払い
だと言う事によって、大抵の人は
家を手放したり、物を売ってお金を
作る。

当然、買い手は事情を知っているので、
最安値で買い取られる事も少なくない。
その為、財産的には予想よりもかなり
減ってしまう。

〇〇アンナが家が売れてホッとして
いたのは、つまりはそう言う事なのだ。

会社経営者も同様に、本来の経営者は
株式上場しているのであれば、
51%以上保有していれば、自分の会社
ではあるが、大抵の会社、そうでは無い。

10%以上持っていれば多い方だ。
叔父は会社を起こし、それに必要な材料は
タダで手に入った。その為、株式上場は
せずに、100%1人で持っている。
これは相続税対策の一環でもある。

会社の場合、家族経営会社をしていると、
相続税もついてくる。
会社の規模を小さくしたり、時には潰れる
ような事は今まであった。

海外ではビル・ゲイツ等の経営者がそれを
防ぐために苦慮していた。

その点、100%保有者の場合、会社も自分の
ものであるため、経営方針やその他の事も
自分で決める事ができる。
叔父はその為の現金を既に用意している。

ビールで有名な麒麟も株式上場していない
会社だ。広島に本社があって、あそこも
家族経営をしていて、上場してないので
相続税対策は、出来ているはずだ。

実際、社長という肩書があっても、
雇われているだけの社長はいくらでもいる。
雇われている以上、経営方針を決める事は
出来ない。口は出せるが、決めるのは
一番多く株を所有している人になる。
51%以上保有していれば、経営者だという
事はそういう意味である。発言力もある
実質的な社長と言える。

これはかなり身近な問題といえる。
どこの会社だったか思い出せないが、
一度、アジアのどこかの国が崩壊する
寸前までいった事が起きた。

相続税による会社の縮小から起こる
失業率が多数発生することにより、
国が危険な状態になりかけた。

対策を講じて何とか保ったが、
実際に起きていたら、国としての
機能を果たさないとまで言われた。
それほどまでに身近な問題の1つ
なのだ。

日本は高齢者社会になり、この点も
問題となってくるだろう。資産家が
株を保有している事などよくある
事だからだ。

本来、それはあまり知られる事は
ないが、少子高齢化社会により、
昔、活躍していた芸能人が近年、
相次いで寿命を迎えている。

よく高齢者が口にする、
「古き良き時代」の人たちが
寿命を迎えている。

あの言葉は間違いでしかない。
古き良き時代と言う人は何も分かって
いない人が言う言葉である。

あの時、少し前の中国のように、
円高ドル安状態で、海外旅行が流行した。
そしてお金に囚われた人たちは、
本来、必要な人材育成などをせず、
とにかくお金を使いまくった。

お金があったから、
「古き良き時代」と言っているだけで、
私から言わせれば、あの時代こそ
「終わりの始まり」だったと感じていた。

日本人は特に心が揺れやすい。
米騒動の時も、我先に買いまくった。
日本は突然起こる問題に対する免疫力が
低下していて、対処法を知らない国と
言える。

米騒動の時も、国が違反と見なしていた
合わせ売りを、国自体が奨励した。
外国産の米と国産の米を合わせて売る
事を奨励した。
そして、今、再び、「白タク」と呼ばれて
いる、市民によるタクシー化をしようと
している。

ほんの少し前までは、「白タク」を違反と
して取り締まっていたのにだ。
国が簡単に右から左へ行くような国は、
国民は勿論、海外から見ても不安定だと
自ら吐露しているようなものだ。

手近な未来しか見ていないから、そういった
行動を起こすと言える。
税金も何とか搾り取ろうと、犯罪に近いほどの
愚策を出した事により、国民から更に信頼を
失った。

現在の日本は正に、偽りに満ちていると言える。
本心は言わずに、バレないように何とか税金を
搾り取ろうと必死だ。
それに対して国民は、確かに声は上げるものの
特別、大きく国が変わる事も無く続いている。

「偽りに満ちた時代こそ—
真実を語ることは革命的だ」

ジョージ・オーウェルこと、
本名エリック・ブレアのこの言葉は、
確かなものである事は認めるが、
今の日本には無意味に近いものだと
言えるだろう。

本来ならば、真実を語れば、それに
同調しついてくる人たちが増えてくる。
だが、日本人は牙を抜かれた獣同然に
なってしまった。

再び、牙が生えるまでには、膨大な時間が
かかる。今、現在でもその予兆は感じられ
ない。国民に7万円渡したところで、事が
治まるほど小さな傷跡では無い。

かと言って国にはお金も無い。
物事を決定するには、まずは現実と向き合う
必要がある。これは仕事でも同じ事が言える。

以前、個人タクシーに乗った時、ナビの使い方
を知らない運転手がいた。
自分の仕事道具さえも使えず、ただ置いている
だけであって、仕事に対する向上心は0だと
言える。

最低限は知っておかなければ、
何をするにしても
事を成功に導く事は不可能であると言える。

日本人が日本という国を理解すれば、
彼の言葉は生きるはずであるが、
今の日本では無理な話だ。

だが、実際に最悪の事態は着実に近づいている。
手遅れ状態にはなるが、最悪を以て国民に
現状を理解してもらってから本当の苦悩が
始まる事になるだろう。




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