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中学校にいじめに関する要望書を突きつけた話2

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※特定の人達をひとくくりにして糾弾するつもりはないです。
今回の記事はそれだけデリケートな内容も含みます。
私にとって、というより、あなたにとって



2023年度時点で中学1年生だった次女の話。
この話の前回はコチラ

今回はその要望書の内容を掻い摘んで説明しようと思います。

この部分は、ある程度時間が過ぎたら有料にしようと考えています。

「how to」とかのつもりはなく、大衆にばら撒きつづけるものではないと思っているから。

学校関係者や、関係者だった方にすれば「本当にあった怖い話」の部類でしょう。
見せものになるのはまっぴらなので、その後は見る気のある人だけで。



私自身、PCで打っていた時は思わなかったけど、これをプリントアウトして“紙”の状態で見るとかなりのインパクトだった。

Wordで作り、プリントアウトする段階で適当な数字を打ち込んでロックを掛けた。今は本当に番号がわからないのでもう文章の書き換えなど出来ない。
PDFでも出した。

学校側から言いがかりをつけられない様に。

私の意見はやや強く主張する様に。




学校へ出した要望書がこちら

左には学校名と校長名 右は私の名前

今の時代、ネットでいくらでも調べられますからね。
紙に出したのを夫に見せて「火力高いwww」って二人で笑ってました。

私ほどじゃないけれど、夫は夫で思う所はあるようです。
一応、私こんなことしようかと思うんだけど?と聞いてみると
「思うようにやればいい。やらなくて、言わなくてもやもやするくらいなら言えばいい」
「俺はこんなに上手く書けないから任せる。」(放り投げる。という意味ではないです)
との言葉だったので突き進んでみました。


要望書を出すまでの経緯


多分、経緯をきちんとお伝えした方がより伝わるかなと。

1年生の1学期後半
娘が休みだしました。
それまで、早退したりすることはあったけど次の日は学校へ行っていた。
今思うとそのあたりで気付くべきだったんだけど・・・

休んで2日目か3日目あたりに、私が学校へ「何かあったんじゃないか」と連絡をしました。
3日目の夜の家庭訪問時に担任(それなりにベテランそうな男性。でも経歴は知らない。)から「娘がクラスメイトの男子3人にからかわれていた事。それについては男子3人に注意をした事」を伝えられました。

それから何回か娘から学校での出来事を聞いたり、聞けなかったり。
「からかわれている間の教室の雰囲気が怖い」
という証言などを得ることが出来ていて、それを担任に伝えてもいました。

行かない日が続いて

夏休み前の個人懇談の日
私は一度、この時点で3人の男子の親に合わせて欲しいとお願いをしました。
糾弾するためではなく、自分の娘の状況を知って欲しかったからです。
担任にはやんわりと断られました。
そして、C君には“ある特性”がある事を告げられます。

この時点で悟るわけですよ。
「あぁ、これ、泣き寝入りだな」って・・・

「まぁ、それが何?って感じですけどね、被害にあったこっちとしては」

と、言えたかどうかは・・・ちょっと覚えてないけど、でも、一貫してこの姿勢は最初から取っていたと思います。

夏休み終わって。

行かなかった9月、10月
本当に何をしてたか覚えていません。ただ、娘が家にいて。私は心を無にして仕事に行ってた。仕事をやめたら生活できない。でも家にいる娘が不安で仕方がなかった。
家庭訪問も何回かあった。
最初の家庭訪問時から
「今年の生徒たちは本当に幼い。いじめもそうだし、やってはいけない事、それをやってはだめだという教室の雰囲気がまだ出来ていない」と
「あの子たちはまだ考えが幼い」というワードが繰り返される。
けれど、担任からの連絡は徐々に少なくなった。
※補足として、毎日の事なので夏休み前から連絡アプリにて欠席の連絡をしていたはず。

11月
たまたま行った別室教室に小学校からの友達がいたのがきっかけで、外に遊びに行って、そのまま別室教室へ通いだした。
別室で何をしているかはよくわからなかった。
こちらからも、どう学校と連絡を取ればいいのかがわからなかった。
学校としても、娘がとりあえず学校に行っている限りはなにも連絡しないで良しとの判断だったのか。


12月大きく変わる。
小学生の私の息子が、中学生の男の子に姉の事でからかわれたのだ。
C君は小学校が違う子だったが、A君、B君は小学校が同じ。
息子が小1の時に次女の学年は小6で、ちょうどお世話をする関係にあり、A君、B君も息子を知っていたのだ。

2学期中、娘は1度も教室へ入れてなかったのに
娘をからかった事を注意されたはずでしょう?
何故娘に執着するの?
息子にまで言葉のからかい。これからそれ以上の何かがあったら?

恐怖と不快感と中学校の指導への疑念が一気に爆発した。

皆知らないだろうけれど、連絡アプリには“その他”の連絡があるんですよね。ツールにもよるし、学校側はあまり知られたくないでしょうけれど。
電話だと伝言ゲームになる可能性もあるし、なにより夫と相談して、夫婦の意見として纏まったのがもう夜も遅かった。
なので、連絡アプリの文章で送る事にした。

翌朝、7時台。
担任から「すぐに事実を確認する対応を取る」という連絡が来て、その日の夕方に担任と学年主任が来た。
息子に生徒の写真を見せて“誰”と特定したいとの趣旨の為、息子と学校にいくか家に来てもらうかの選択で家に来てもらった。結局息子は答えられず。12月の夕方で暗かったのもあるかもしれない。

ここで、学年主任が長女の中学2年生の時の担任だった人だという事に気づく。その後長女に確認したら、次女の今の担任も学年主任も、長女の2年・3年時の教科担当だったらしい。
(長女高1、次女中1という年齢差)

結果、息子に声をかけた中学生はA君、B君、C君が3人でつるんでいる時に発生した事案だったことが判明した。
瞬く間に相手の親との面談が決まる。
こちらは夫婦そろって。
相手の親1組づつ計3日間。
その面談はこちらに書ける範囲で綴っている。

1日目、2日目。
それぞれの家についての話をしたいのに話題に上がるのはC君の話ばかり。
「ここにいないC君の話ばかりさっきからしてるけど」
とB君の家庭の時に切りかえしたら、向こうの父親に鼻で笑われた。
ほんとに、よく我慢したと思うよ。

1日目、2日目
終わった後、相手の家族を先に返して。
さて、私達も帰らせるつもりですね?

そうはさせません

学校があくまでも中立の立場を貫くのは予測済みだし、それはもうどうしようもないからどうでも良かった。
けど、私達の娘を学校がどうみているのか、の説明が私達に対してまったくないのが釈然としなかった。
本当にいじめとして認識している?別室での学習の環境は?
ここぞとばかりにこの時に聞いた。

そう話していくうちに、やはり話題はC君の事になるんだ。
「僕、○○部の顧問をしているんですけど、C君がそこに所属していて。部活の時は凄くおとなしくて、やはり教室の環境が・・・」
と学年主任の言葉。

「そうなんですね~。だから何なんだって話ですけど」
私はとても柔らかく、話は聞いて理解はしたけど言う事の意味は聞かないという姿勢を示していたはずだったけど。

3人目C君の親
前の2組の話し合いではずっと黙っていた担任と学年主任がC君の特性についてベラベラと話し出した。
他の親との面談の時、一番言い合いになりそうな瞬間でさえ口を挟まなかったのに。
こちらから聞いてもいない、それを聞かされてどう思って欲しいのか、究極の個人情報までベラベラと。

その間、C君の親は涙ぐみ、うなだれて声も涙に濡れていた。
その態度が、先生を含め3人の対応が私達から
「しょうがないですね」
という配慮を求めている様にしか感じなかった。

まるでその言葉を拒否し続けている私が悪者のようなその状況に、
私はただただ凄い顔で相手の親を睨んでいたらしい。
その日の夜、私の顔が凄い顔だったと、夫が笑い話にする雰囲気で言ってくれた。
「やだ~(/ω\)」と、二人して笑った。
この人と結婚して良かったと思った。

2学期が終わる時、連絡アプリでこの時の気持ちを細切れになりながらも送った。
まさかの即日、学年主任からの電話だった。

後に聞くと
市の教育委員会のNさんが学校に来ていて私の文を目にしたらしい。
そしてその日にすぐに連絡するように指導したとの事だった。

そうでなければ、冬休みを越されていたらしい。

冬休み超えてたら、私はここに、noteにいなかったな・・・
多分、市か県かに行ってたし、完全に“学校憎し”になっていた。

いうて3学期になったところで大きい進展があるはずもなく。

お気づきでしょうか?
担任、なにかと口を滑らせるというか・・・
「それがあなたの信条なのはわかりますが、その信条に私の娘は入っているんですか?」
と、今なら言葉に纏められるんですが当時は言葉にならなかったです。

担任と学年主任との3人での話の時
“娘をいじめた加害者達が学級の運営を妨げているなら教室からだせば”
という様な話の流れになった時の担任の言葉

「あの子たちを教室から出す“ほう”はない」

※口頭なので、法律なのか方法なのかは不明瞭。あと、この発言については批判・糾弾していない。水掛け論→対立になるのを避けるため。

以前も
「一人を教室に入れる為に、出すことは出来ない」との発言。

二回とも、学年主任もいるのにその言葉を訂正するそぶりも見せなかった。
※学年主任より担任の方が年上、もある?二人の個人的な関係は微妙かもしれないニュアンスも感じた。

自分でも不思議だったのだが、本来ここで担任に愛想を尽かしていてもおかしくはないのだ。
大半そうだと思う。
自分自身でも思う。。。
でも、違うんだ。リアルタイムのつぶやきを見てても、自分でも不思議なんだけど。
1年生の時の担任を嫌いにはなれなかった。
ここの部分は、また後日。


担任も学年主任も
最悪の教室をなんとかする方向にしか目が向いていない感じがして。
だから、話せば話すほどしんどかったんでしょうね。
“もっと、私の娘の事を考えて欲しいのに”
“長女の時は何もなかったから、信用していたのに”
そんな恨み言が言葉にならなくて。
どうにかして欲しくて
どうにもならないだろう予感しかなくて
つい、二人にきつい言葉を言ってしまいました。
本当に子供っぽい、八つ当たり。
反論はもちろん、私は二人に言い訳も許さなかったのに。

後に、この時の事を謝ったんですけどね。

怒りに火が付いたのは事実なので、“法”と解釈して、
「その法を引っ張り出してきてやろう」
と思ったのが原動力。
疑問に感じた事全てを“根拠に基づかせて”質問し、それに答えて欲しいと要望書を書いた。

以下に、その文章を抜粋して載せようと思います。




要望書と共に作った文章(意見書のようなもの)

前置きとして書いた文章

いじめ発覚時の親への連絡について

参考資料を貼っての主張

いじめ防止基本方針を読んでて思いましたよ?
めっちゃ理想論でしかないなって

それでもこれを使うしかなかった。

文科省の「いじめ防止対策推進法」
それを基に作られた“いじめ防止等のための基本的な方針”やガイドライン等
果ては学校教育法

全てを使って学校へぶつけた。
「保護者のお気持ち」で終わらせたくなかった。

もちろん、それまでの担任と学年主任との話で時系列は私でも把握している。
学校にもう一度確認してもらって、わからせるための言い回しだ。

ちなみに相手の親には、夏休み前の個人懇談の時に『ある女の子を、どんな風にいじめていたのか』を伝えたそうだ。

個人名なし。
時期も遅いよね?

ただ責めているだけだと守られると思ったから、学校側に確認をさせる形の「問いかけ」を終始意識していた。
逃げられたくない。
言い訳をされたくない。
出来るのなら、学校と連携を取りたいという気持ちが残っているのも又本心なんだ。
頼りたい
頼らせてよ
諦めないで
うちの子を空気にしないで

教室の改善

「実際やるとなると・・・」論は、なしです。
そんなのわかってます。
でも保護者の視点で、いじめ被害者の視点でしか訴えられないものもあります。

いじめの重大事態として捉えているか

本当に聞きたいだけ

重大事態になったからと言って、娘が何か変わるわけではないし。
大人の区切りがかわるだけ。

C君に対しての二人の対応

具体例が多すぎたので中略させて頂く。
担任、学年主任のふたりがC君を守ろうとしている様に感じた。
という話。

この時は本気で回答を聞きたくなかった。
聞いてて、謝罪を受けたとしても、多分許せてなかった。

ただ、後々にここが凄く私の気持ちの整理としてネックになってくる。


学校のいじめ防止基本方針

それぞれの学校に、制定しなければならないものです。
大元の法律

文科省のガイドライン

都道府県の教育委員会

市の教育委員会

各学校

と、それぞれに制定されます。
大体は似たり寄ったりですが
大元の「いじめ防止対策推進法」に
いじめ防止基本方針を定めるにあたって
“その地域の実情に応じ”や“その学校の実情に応じ”等
言ってしまえば
“この法を基にあなた達の事情も加味してそれぞれに基本方針を作りなさいよ”
という文言があります。

ここで、問います。

あなたが所属している学校は
あなたのお子さんがいる学校は
あなた自身が通っている学校は

「いじめ防止基本方針」がきちんと制定されていますか?
「いじめ防止対策推進法」もしくは文科省のガイドラインから比べて、
内容が薄まっていませんか?

下記掲載は、いじめ防止基本方針の一部
「いじめに対する措置」の部分です。

文科省のいじめ防止基本方針 別添2の資料より
文科省のいじめ防止基本方針 別添2の資料より

意見書にも、あえて基本方針を添付しました。
「私は読んでいますよ」というアピールも必要だと思って。

そして、下記が学校の「いじめ防止基本方針」への私の意見です。

画像下部がこの中学校の「いじめに対する措置」の文言。
流石に言い過ぎかと思ったけれど、黙っていられなかった

学校の基本方針は、言ってしまえばマニュアルです。
提示して「皆様にご協力いただいておりますので」で通る人が大半なんです。
ここが具体的であればあるほど
被害者を素早く守れるし、
加害者の親への協力を求める姿勢も強くとれるのではないでしょうか?

とはいえ子供が絡むこと、感情的になる親だっています。
しかも、いきなり提示して
「なので協力してくださいね」は反感を買う確率が高いでしょう。

だから
「最初の学年懇談会や学級懇談会での提示」
「資料の配布」
が必要だと思っています。

紙だと資料をつくるのが大変ですね。
連絡アプリで送ればいいのでは?

これを私達が最初から知っていれば
学校がきちんと意識してくれていれば



それでも

娘が不登校にならなかった

とは

言えないのだけれど

少なくとも、12月の事件は起こらなかったはず。


市の教育委員会のNさんにお渡しして…という流れはこちらの最後の方に書いた。

書面では回答は貰えず。

でも、丁寧にこちらの疑問に回答はしてくれていた。

とはいえ、最初はやや資料を読みながらの堅苦しい説明。

まぁ、思ってもいないちゃんとした形式でぶつかってこられたのだから、緊張もするか(笑)

校長の印象としては可もなく不可もなく。って感じ。応対の丁寧さが地であることがうかがえるので、むしろ人当たりとしての印象は良い方。
言い回しに注意している事がわかるので、相当私の“トリガー”を引いてしまうことを警戒しているのがわかった。

当たり前なんだけど。

教育委員会にいたこともあり、Nさんは校長の先輩にあたるらしい。

因みに、Nさんや校長はネットで名前がないかを調べている。

Nさんの行動傾向からそもそもの性格として人を助けたい性格だろうと言う事
校長が教育委員会にいた当時、携わっていたイベントに私の長女が参加していた事
を割り出していて、それぞれの顔合わせのタイミングで
「お見かけしたんですけど」を装って会話に混ぜていた。しかも「別に調べていた事がバレても構わない」というスタンスで。

性格悪いよね。
必死のなり方が、自分でも性格悪すぎると思うよ。


まず、いじめの報告のずれに対しての謝罪がありました。

詳しくはまた書きます。


ここでは

学校の基本方針についての話 結論


私の意見を受けて改訂するとの事でした。
周知方法は詰めてなかったけど。

私の意見書を読んで1週間後の話し合いの場で
「改訂の草案もできつつある」と紙を持ちながら説明されたので
「見させて頂いても?」と圧をかけて読ませてもらった。

やっぱり、私が問題視している加害者、被害者双方の親への連絡に関しての記述が弱かったのでそこを指摘した。

「まだ草案ですので💦」

と明らかに焦った感じで受け答えしていたけど。
その後、どうなったか。

来週、参観と学年懇談があります。
その時に…なのか、わかりません。

2024/4/19現在、学校のHPにはまだ以前のものがひっそりと掲載されています。


新年度になって
不安な事だらけの次女の中学校生活

次女自身にも私は不安を感じていて

それは


やっぱり書く事は出来ない




不安だらけの中

まだ学校に言い続けなければならないのか

もう全て話したから

きちんとした形で配慮してくれるのか

まだ全然わからない


中学生の娘に関する記事はこちらにも

私にご興味を持ちましたらこちらをどうぞ

読んで頂いてありがとうございます
それではまた

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