上田裕美

企業で管理職をしながら、wellbethinkという幸せをつかむ力を鍛えるトレーニング…

上田裕美

企業で管理職をしながら、wellbethinkという幸せをつかむ力を鍛えるトレーニングプログラムを主催。ここでは私の経験や考えてきたこと、人生や幸せ、世の中の常識/非常識について、視点を変えたら幸せが増えるネタを綴っています。https://wellbethink.com/

最近の記事

幸せへの向き合い方6ー無意識のがまんを見つけて手放す方法

幸せから遠ざかることの一つ、“がまん” に着目して、 前回は意識ができているがまんを手放す方法についてお話しました。 今回はさらにちょっと難しい無意識のがまんを見つけて手放す方法について紹介します。 無意識のがまんを見つける方法無意識のがまんは、無意識なだけに見つけるのにコツが必要です。 私はうつ状態の時にこの訓練を結構したので、今は比較的簡単に見つけることができるため、早めの対処ができてがまんすることが少ない生活ができています。 まず見つける方法を紹介します。 まず体

    • 幸せへの向き合い方5-がまんを見つけて自分をそこから解放する

      前回の投稿で、 自分の感情を意識することは、自分を見つけて大切にすることだというお話をしました。 感情に意識を向けると、当然、ポジティブな感情だけでなく、ネガティブな感情も見つかります。それも自分なので、それが見つかってそう感じている自分を受け入れることはいいことだと私は思っています。 ただ、あまりに大きな悲しみや苦しさは体や心を壊してしまう可能性もあるし、 なかでも、気づかないうちに体や心にボディブローのように蓄積されるストレスにつながる感情は、無くしたり減らしたりできる

      • 幸せへの向き合い方4-感情は存在意義そのもの

        私の経験に基づいた幸せに向かうためのヒントを書いています。 今回は自分の感情に目を向けると、自分のことがわかってきて、自分にとって大切なこともわかるようになる。それは幸せにつながることだよ、というお話です。 感情をなくしていた日々これまでのお話にも出てきましたが、私の親の場合、アダルトチルドレンを生む親のチェックリストは90%以上あてはまってました。つまり今で言うところの毒親です。 物心ついた時から、何をしても怒号が飛ぶので、自分がしたことも話さなくなったし、したいことを

        • チーム力最大化2ーやる気をさらに引き出す

          この〈チーム力最大化〉のテーマでは、私のマネージャー経験の中で良い結果を出せた経験をもとにメンバーのパフォーマンスを上げる考え方やコツなどを書いています。 1.2つめのやる気の元“チーム力最大化1”で、メンバーのやる気を引き出してチーム力を最大化するために、一番初めに仕事に対する動機を聞いてそれに合う仕事をアサインするといいですよ、という話をしました。 さらにメンバーのやる気が上がる仕事の動機づけとして、 彼らが ①キャリアイメージに合わせたスキルを獲得できていると思える

        幸せへの向き合い方6ー無意識のがまんを見つけて手放す方法

          チーム力最大化1-一番初めに何をすればいいのか

          本文に入る前に私の経歴を少し説明します。私は日本のメーカーで管理職をしております。これまで、商品化研究、研究戦略、マーケティング、新規事業、風土改革、経営戦略、DX、役員秘書などを経験してきました。新しいメンバーと新しい仕事をする経験が多かったので、たえずベストなマネジメントについて考えてきました。 この〈チーム力最大化〉のテーマでは、良い結果を出せた経験をもとにマネージャーとしての考え方やコツなどを書いていきます。 1.マネージャー(管理職)の最も重要な仕事チームを率い

          チーム力最大化1-一番初めに何をすればいいのか

          幸せへの向き合い方3ー客観的な視点を受け入れる

          自己紹介をしながら、私の経験をもとに、幸せをみつけて増やしていくコツやテクニックを綴っています。 今回は、大学院生活で私の身に起こった意外なこと、うつ病を受け入れた経験から、 ⚫︎世の中でネガティヴなことと捉えられていることを気にしたり拒否するよりも、すでに明らかにされていることを素直に受け止めると楽になる ⚫︎すでに効果が出ている客観的な研究成果は根本的に自分が良くなるための知恵になる ということをお伝えしたいと思います。 なんだこれ、体が動かない! 大学院1年めの終

          幸せへの向き合い方3ー客観的な視点を受け入れる

          幸せへの向き合い方2ー自分のことでも他人を頼ろう

          自己紹介をしながら、私の経験をもとに、幸せをみつけて増やしていくコツやテクニックを綴っています。 今回は、辛くても何かをやり続ける、意志を貫くためのコツとして、人に頼ることもアリだよ、という話をしたいと思います。 幸せへの向き合い方1で大学生の時に自分で稼いで生活できるようになって家を出る!と決めた私は、まず就職にも有利で自分のやりたいこともできる大学院に行こうと思いました。私はいわゆる理系で、研究職に就きたかったのですが、基本的にこの時代は大学院卒しか採用していない会社が

          幸せへの向き合い方2ー自分のことでも他人を頼ろう

          幸せへの向き合い方1ー向き合うきっかけ

          これからいくつかの投稿で、自己紹介をしながら、私の経験をもとに、幸せをみつけて増やしていくコツやテクニックを綴っていこうと思っています。 私は今50歳で、ここまで真剣に自分の人生について考えてきたと、今は言えます。小さい頃からの環境や、その後の経験のなかから、疑問に思ったことをよく考えて、自分の幸せはなんなのか、自分の幸せを増やすにはどうしたらいいのかを考えることにかなりの時間を使ってきたと思います。 私の半生の経験から気づいたことなどを書き綴ることで、ものごとを見る視点や

          幸せへの向き合い方1ー向き合うきっかけ