見出し画像

幸せへの向き合い方2ー自分のことでも他人を頼ろう

自己紹介をしながら、私の経験をもとに、幸せをみつけて増やしていくコツやテクニックを綴っています。
今回は、辛くても何かをやり続ける、意志を貫くためのコツとして、人に頼ることもアリだよ、という話をしたいと思います。

幸せへの向き合い方1で大学生の時に自分で稼いで生活できるようになって家を出る!と決めた私は、まず就職にも有利で自分のやりたいこともできる大学院に行こうと思いました。私はいわゆる理系で、研究職に就きたかったのですが、基本的にこの時代は大学院卒しか採用していない会社が多く、ほぼ一般枠前に男性が決まってしまっているところへ食い込まなくてはいけないうえ、団塊ジュニア世代で人数が多く、結構就職難の時代でした。(最近若い方は団塊ジュニアわからないって言ってましたが、、、まあそういう世代です。)
生物の研究がしたかったのもあり、同志社大学工学部から京都大学の理学研究科を目指すことにしました。ただ、もともと化学系だったので、生物の勉強を新たにしなければならず、まあまあ大変でした。
でも、私は自分で稼げるようになって遠くに行かなくてはなりません。

一年だけではありますが、毎日、9時から23時までは食事、トイレ、風呂以外は勉強する、と決めた生活が始まりました。一人暮らしだったこともあって、かなり強い意志を持って、いろんなサボり誘惑に勝たなければなりません。
しかし、当時おつきあいしていた人がいて、そりゃまあまあいいか、今日ぐらい遊んでもいいか、っていう気持ちが湧いてきます。
その度に、「いやいや、私は絶対に一人で生活できるようにならないと、ストレスから脱出できない、絶対やらなきゃいけないんだ。」と言い聞かせました。
その時、付き合っていた人も、一緒に遊びたかっただろうに、一緒に我慢の生活をしてくれていました。

一度、本当にもう毎日この生活をするのがしんどすぎて、気持ちが折れそうになった時にも、「いや、絶対やるって決めたんやろ、がんばれ。やりきれ。」と言ってくれて、なんとか折れずに進むことができました。
また、この時、親友たちにもこんな生活をしていることを伝えていて、たまに話す時には弱音も吐きつつ、がんばって!と言ってもらうために連絡を取っていたようなところもあります。

結局、一年の間に一日だけ遊んだ日があったのですが、なんとか他は基本方針を守って、最終的には目指していたところに合格することができました。
ここでの学びは、自分の意志だけでしんどいことをやり続けるのは難しすぎるので、そばにいる頼れる人を頼ろう、頼ったら助けてくれる、意志を貫く気持ちの支えになる、ということです。

あたりまえのようですが、自分の問題だから、と人を頼ることを遠慮してしまう人が多いのを、大人になってからも会社でも感じます。もっと、他人を頼っていいんです、とみんなに伝えたいです。頼られたら嬉しいと感じる人も多いんです。
迷惑かなと思って、って言う人ほんとに多いんですが、迷惑かどうかは、頼りたいって言ってから、迷惑かどうか聞くのでいいです。
もっとお互いに頼り合える社会の方が、いろんな問題が少なくなると思います。

今回は幸せというところにダイレクトに向き合うというよりは、その環境を手にいれるためのプロセスでのお話ではありますが、幸せな状態を手にいれるためにはいろんな道のりがあるので、そこで自分だけでなんとかしなくていいよってことを伝えたかったのでした。

それではまた続きも読んでいただけると嬉しいです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?