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LOCAL SDGs ワーケーションに潜入してみた。

1月25日~27日の2泊3日で7名の方が参加した【LOCAL SDGs ワーケーション 地域で学ぶ、SDGsの未来】。妙高市が株式会社さとゆめと提携して関係人口を増やす目的で行われました。
今回開催するにあたっての思いは
「SDGsを実践している現場での研修や体験を通して、参加者のSDGsへの理解を深めるとともにコミュニケーション能力の向上や異業種交流、自社でのSDGs展開のアイデアを持ち帰ってほしい」です。
ちょこっと潜入してみたのでレポートです。

1日目は集合とオリエンテーション。ここで妙高市の紹介をしました!



2日目は市内の豪雪地見学と市内企業の見学。
市内企業見学①
妙高市の雪と水でつくる「天然藍ジーンズ」の制作現場見学。
ジーンズができるまでのストーリー性と品質の良さに惚れて購入した方もいました。


市内企業見学②
妙高市で長く愛される辛味調味料「かんずり」の見学と雪さらし体験
ここでかんずりと出会った参加者は大興奮でした。

3日目はスノーシュー体験と振り返りのワークショップです。
スノーシューではいもり池付近を散策し、たくさん体を動かしていました。


さて、田中が一番楽しみにしていたワークショップです。
3日間で皆さんが何を感じ、どんな考えを持ったかたくさん話を聞いてきましたのでご紹介します!

話し合う項目は以下の3点です。
①解決できる地域課題
②活用できる資源・自社のアクション
③SDGsアクション

A班
①雪(環境について)小雪、ドカ雪もある。それを逆に使う方法はないのか。青森に雪発電があると聞いたことがある。また、温泉の地熱でエネルギーを作るなど、新しい産物、名物を作ったらどうか。
教育面では新しい産物などがあると、地元が誇りに思え、高校卒業して県外に行ってもその後Uターンで戻ってくるのではないか。
②妙高はとても魅力的で、たくさんの自然がある。それをもっと情報発信しないといけないと思う。
③画像参照(アイディアの近くにアイコンを貼っています。)

B班
①全国的に社会問題として子供(10代)の自殺率が上がり、情報が多すぎる。子供は自分のことをまだあまり知らないのに情報が多すぎて混乱している。
②豪雪地帯で回りに何もない環境が逆に良い。情報を遮断できる。
情報を遮断して自分に向き合うプログラムを開催するのはどうか。
親に連れてこられるのではなく、自分自身で行きたいと志願した子供を対象に参加してもらい、スノーシュー体験や雪さらし体験などをしてもらう。
また、保護者向けにもプログラムを実施。フィンランド式のサウナやカラオケ、バーを作り楽しんでもらう。
また、給食センターとも連携を取り、地元の食品を使った給食を提供してもらう(限定食にする)
長期滞在者のプランにもつながるのでいいのでは?
③画像参照(アイディアの近くにアイコンを貼っています。)

妙高市の今後にも役に立ちそうなお話がたくさん出て、担当者さんも驚いていました。
雪発電、調べてみたら本当にありました!雪と太陽熱などとの温度差を利用してタービンを回す仕組みだそうです。雪ってきれいだし楽しいし、スキースノボできるしで素敵な反面、除雪が大変だったり捨てる場所の確保が大変だったり…大雪の時は正直いやになっちゃうときもあるけど(正直すぎる)それが新たなエネルギーになるというのはとても喜ばしいことですね!
ぜひ実現できたらいいなと思いました。
また、情報を遮断するのも田中は考え付きませんでした。
田中はスマホ大好きなので、命の次に大切なスマホ(言い過ぎ)を手放して情報を遮断し、自分自身と向き合う時間って大切かもしれませんね。
自然に囲まれてリフレッシュ、したいものですね。

3日間を終えた参加者の感想をご紹介します。
・SDGsは自分事にするのが難しかった
・参加した目的は地方創生、SDGsを学びたかった。そのほかに、いろんな業種の人とつながることの大切さ、自分が体験することの大切さを学べた。
・誰よりも楽しんだ。妙高の人と何かできるかなと思って来た。とても充実していた。見学した企業と何かできないかと思ったし、このつながりを生かして何かしたいと思った。
・地域の課題は、地域ごとに重視していることが違うと思った。妙高に定期的に来たくなった。自分がすぐにできるアクションプランは見つからないが、何回か来て見つけていきたい。
・SDGsを考えるきっかけになった。滞在して思ったのが、自分の子供が大きくなった時、暑くてゴミだらけなのはいや、自分がどう行動し、どうビジネスをしていくか考えるきっかけになった。かんずりとの出会いは衝撃的だった(おいしかった)
・お隣の長野県に住んでいるけど、まったく違う環境で、大変な部分もあるけどその分充実しているところもあるなと感じた。
ローカルでのモノづくりのストーリーなどが心に残っている。
ファシリテーターの感想
・皆さんの個性を引き出して話し合えたこと、見学できたこと、ポジティブなワーケーションができたことが良かった。
ひとりひとりが感じたことがあって、自分の生まれた地ではないところで愛着ができたのはすごいこと。関係人口が増えていくと思った。

ちなみに3日目のお昼ご飯は豚汁。もちろん妙高名物「かんずり」を添えて。かんずりは大人気でした!田中も大好きです。辛そうに見えて、そんなに辛くないし、何より味がおいしい!!!
豚汁にぴったり!


あと、ワーケーション参加者7人と1匹でした。ずっといたから皆さんの発表を聞いていたんじゃないかな~笑

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