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共働きの日英バイリンガル子育て⑥〜インプット用コンテンツ(後編)〜

 前記事の続きです。やることが多い中、平日も含めていかになるべく手間をかけずに1日に3時間の英語インプットをコンスタントに実施していくかを書き連ねています。

起床時〜出発まで

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お散歩中

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自宅遊び

※前記事の続き

・英語の絵本(シリーズのもの)
ORTと似たようなもので「CTP(Creative Teaching Press社の社名の略)」というアメリカのものもあります。こちらは物語というより「科学」などの分野別に別れていることもあり内容に関して教育的要素が強い印象。親としては英語を学びながら世の摂理も学べるこちらも良いのでは!?と数冊買ってみましたが、我が子の場合はORTの犬と少年とオチにはかなわず数日後は見向きもしてくれなくなりました。ネット情報によるとハマる子もいるようですので、どちらが我が子に合うか試してみてから購入に踏み切ると良いかもしれません。近所の図書館にも置いている場合は活用できると思います。

 いずれにせよ薄い冊子状の短いストーリーが数十冊に別れていますので、レベルの同じ物語同士を繋げるために100均のリングとKOKUYOのCLIP TAPEを活用し、6冊ずつレベル毎にまとめて食卓近くのIKEAのワゴンに並べています。

 こちらは近所の文具屋になくamazonで購入しました。希望小売価格は知りませんが、安いからもうネットでいいか。という感じです。

 本棚にではなく食卓近くに置く理由は、大抵の場合平日は保護者は子供用本棚に近寄る時間などないからです(ですよね?)。あくまでついでに、手も目も届く範囲に、保護者としてぜひインプットに使ってほしい材料を置いておくことで促す頻度を増やせます。朝食もしくは夕食を保護者が少し早めに食べ終わった時におもむろに音読を開始→数日続ける→「ねえフロッピー読んでー」と言われたら習慣化の第一歩です。我が家はこれでいま2年間継続中で(もちろん毎日とはいきませんが)、文字が読めなくともセリフを覚えており日常生活の中の似たシーンで文中のセリフが飛び出すとうれしいものです。

・絵本(それ以外)

エリックカールのシリーズやイソップ物語など、日本語としても馴染みが深く保護者がすでにストーリーを理解しているものは保護者としても読み聞かせしやすいのでとっつきやすいです。日本の作者による絵本も意外と英訳されているものですし、元が英語圏の本のときは大型書店やメルカリなどでも容易に入手できますね。便利な世になりました。
図書館の英語絵本コーナーにも意外とあったりしますので、文字量などの参考にまずはパラ読みをおすすめします。

上‥私が好きな本の英訳をAmazonで発見して歓喜。●●かもしれないの表現をこれで覚えました。下‥説明不要な有名図書

・映像
 避けては通れないのが映像です。DWEを購入した場合はDWEを観てくれ〜というのが保護者の本音だと思いますが、そうは問屋がおろしません。そこでyoutubeを観せてしまうと日本語コンテンツが溢れていますし、NHKの
eテレは時間が決まっていますし、録画となると番組選定と録画設定という一手間がかかります。1歳ぐらいまではなんとかなりますが、自らリモコン操作を開始しはじめると自分でテレビをつけて日本語のまま観るようになります。そこでおすすめは以下の3つです。

〈youtubeではなくyoutube kidsにする〉
 youtube kidsは無料のアプリです。youtubeとの大きな違いは、親が事前に登録したチャンネルや番組しかみせられない設定ができることです。Dinasour Train,PJ masks,Transformer kids,Number blocks‥など、ネットで検索すると数々のおすすめ動画がでてきます。時々google検索で今はやりのコンテンツを検索して追加しておけば、子供は満足します。これでリモコン操作できるようになっても安心。

〈NHKプラスでeテレを観る〉
NHK受信料を支払っている人なら誰でも、NHKプラスというアプリを追加料金なしで利用できます。過去の番組をもちろん英語でも視聴できるので、テレビ番組を選択し、録画し、観せる手間を省けます。おさるのジョージもダイナソートレインももちろんありますし、もちろんそれ以外のnationalジオグラフィックなどの作品も英語で視聴できます。

〈amazonのprimevideoで字幕版子供映画を観る〉
primevideoでは複数の視聴者を設定できますが、ここで子供向けの番組だけを表示させる設定が可能です。

「視聴者」>「新規追加」より

多くの作品は日本語のみですが、時々タイトルに(字幕版)と付いていたり、言語でenglishを選択できるものがありますので、みつけたらウォッチ登録しておくか、ダウンロードしておけます。美容院に同行させたときや長旅の途中に時々観せています。このシリーズのnoteの1つ目の記事で紹介したスーパーマリオの映画もこの方法で探しました。我が家の子供達はいまだ、マリオが実は日本語も話せることは知りません。

・その他:家でのワーク
「塗り絵をしよう」「お絵描きしよう」「迷路であそぼう」などは頻出ワードですが、意外と親はこれを英語で表現できなかったりします。大人の日常会話で迷路なんてほぼ使いませんから仕方ないのですが、以下の方法で補強できます。

〈英語圏用の公文(くもん)〉
冒頭に「さあ、迷路をやろう。●からはじめて★までたどろう」などの自然な表現の英語文が書かれています。毎度それを読んでから開始することでフレーズを覚えます。私は下の説明文で「let’s enjoy MAZE!」を覚えました・・

英語版公文の迷路

〈英会話教室の教材〉
メルカリで、子供向け英語教室名で検索してみてください。入会したがすぐに辞めてしまい使わなかった、などの事情で各種ワークが格安で出品されています。

〈英語圏からの帰国者たちの販売物〉
こちらも最も手取り早いのがメルカリで、よく使っていました。本のカテゴリで「アメリカ 幼稚園」などで検索すると、その年齢の子供向けワークブックが多数出てきます。

就寝時

就寝時に日本語絵本の読み聞かせをしている方も多いと思いますが、その後の入眠完了までの数十分も絶好のインプットタイムです。暗い中無音でいるなんてもったいない。(もちろん会話はあるかもしれませんが)

〈podcast〉
最近急激に配信コンテンツが増加しているのがpodcastです。podcastの良いところは、映像がなく音声のみなので、子供が「みせてみせて!」とならないところです。youtubeにも読み聞かせ配信は多数ありますが、急にCMが挟まりせっかくのうとうとが中断されがちなことと、映像があると子供がわかるやいなやみせてみせて攻撃が始まるので就寝時には向いていないと思いました(経験済)。

我が家で最近はまっているのはこちらです。誰もが知っている昔話であることと、母親が英語で朗読して子供がそれに相槌を打つという優しい流れでストーリーが展開されていくのが子供達のお気に入りのようです。

Baby Bus

「子供 物語 英語」などで検索すると多数出てきますし、日々更新されていますのでぜひお気に入りを探し出してみてください。

〈DWE(Disney World of English)〉
DWEの「Bedtime Reviews」もお気に入りです。DWEの他コンテンツともちろん連動しているので復習になりますし、子供も「知ってる!」と嬉しくなるようです。Bedtime用に制作されているのでテンションが上がる演出もなく重宝します。
こちらもタイマー機能を使って、いつも寝る時間になると自動でつくようにしておけば簡単に習慣化できますし、自分以外の人が寝かしつけを担当しても引き継ぐ必要がないので◎です。自分がいなくてもまわるように仕組み化する‥仕事と同じですね‥


やっと就寝まで辿り着きました。。
また思い出したら追記するかもしれませんが一旦はここでインプット編は終了です。
次はアウトプット編です。



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