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10年間かけて、私は赤字の事業部を一つ一つ黒字化してきた。

私が会社を継いで、
社長となったのが13年前になる。
当時は子会社が大赤字で、
50人いた社員さんも10名ほどになっていた。
だだ、親会社が好調で、
グループとしてはなんとかなっていた。
そのため、
当時の役員会は取り潰しが、
妥当という意見が強かった。

それでも、私は社長に就任して、
まず子会社の立て直しから始めた。

7年近くかかったが、
今では過去最高を毎年更新するようになった。
これで、ホッとしたのもつかの間で、
それから3年後、
今度は親会社の新規事業部が、
大赤字を出してしまう。

理由は簡単な話で、
数字に弱かったことと、
管理スタッフが思うように、
育てることが出来なかった。
この2つである。
今度は本社の立て直しに取りかかる。

振り返れば、赤字を立て直すというのが、
私の使命になっていた。

改善すると思った以上に良いことが起きる。
まず、スタッフが明るくなること、
これが1番嬉しい。
そして、子会社にしても、事業部にしても、
黒字化するとそこのスタッフが自立する。

現在どうなっているか?
子会社が2社あるけど、
ちゃんと利益を出していて、
私が口出しすることはほぼ無い。

親会社の方はと言えば、
大きな赤字については、
改善に1年を要したが、
なんとか今期営業利益が黒字化することが、
ほぼ確実になり、
来期については、黒字化はもちろんのこと、
売上、利益共に好転する予測が、
立てられるようになった。

しかし、残念ながら、
黒字化していない事業部が3つある。
それぞれ売上規模がそんなに大きくないから、
グループとしての影響はほとんど無い。
そのため、どうしても後回しになっていた。

次はこの3つ赤字事業を本格介入していく。
これらも、必ず黒字化出来ると考えている。

全事業が完全黒字化すれば、
うちの姿はガラリと変わる。
いよいよ、私が本当にやりたいことを、
実行できるようになる。

早くその景色が見たい!

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