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流産-訴訟するべきか否か-

弁護士さんに相談をしに行くことにしました。

相談するにあたって…質問シートを作成せねばならず。流産に至るまでの経過を全て書き出す必要がありました…

気持ちが少しずつ落ち着いているとは言えども。あの日の辛い記憶を涙なしで遡ることはできず…ずっと開けずにいた母子手帳や日記を引っ張り出してきて、出来事を振り返る作業は苦しくもありました。

ずっと…我が子が大人になった時に見せようと。妊娠検査薬で陽性がでた日に、閉店間際の店に駆け込み購入し、それから毎日書いてきた日記。時に旦那に書いてもらいながら…毎日を記してきました…

いつか我が子にこんなに待ち望んだ命だったことを伝えようと。反抗期に渡そうか?20歳になったら渡そうか?そんな期待や願いを込めながら書き記した成長記録。

それが…弁護士に伝えるために…もしかしたら訴訟を起こすために…使われるとは。

争いはしたくない。

ただ…あの日の対応に。謝罪が欲しい…。私はずっと自分を責めてきたけど…周りは、それは病院が悪いとかばってくれた、寄り添ってくれた。

私は、私の責任を人生を持って背負っていく。だから…病院には1人の命を見捨てた責任を背負ってほしい。そして、二度と同じようなことが起きないようにしてほしい。

流産という言葉では記せない我が子の出産。

SOSを出しても助けてもらえなかった出来事をしっかりと受け止めて、認めてほしい。そして…謝罪してほしい。

辛いけど。母は強くならねばならないのです。
それは我が子が手元にいようが、いなかろうが変わらない。

糸の母は私だけだから。
代わってほしいと言われても代わりたくない私のポジションだから。
だから…母であるために強くならなきゃいけない。
今はそういう時なのかもしれない。

糸-ito-

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