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退院の家族間の考え方

昨日のカンファレンスで今月いっぱいくらいから5月上旬の退院はほぼ決まって、新しい施設となることになった母なのですが、弟に一応、その件も報告すると、メールですがかなり僕と意見が違います。
リハビリテーション病院の怠慢じゃないのか?なんできちんと3か月入院の約束だったのに、3か月入院にしないんだ?
2か月で放りなげるというのか?


いやいや、そうじゃないんだよ。二か月でも歩行器で歩けるくらいまで回復してトイレも見守りながらも一人でできるくらいになっているんだよ。
だから決して怠慢じゃない。
問題は本人のやる気なんだよ。
一日3時間のリハビリテーションは、やはり89歳の高齢者にはきついのと、その3時間のリハビリテーションを組めるのがここの病院だけど、最近は拒否があって、1時間もしくは2時間くらいしかリハビリテーションができていない。
それなら、リハビリテーションの専門病院じゃなく、他の施設で高齢者リハビリテーションでいいんじゃないか?というのが、今の病院側の理屈なんだよ。

それでも、三カ月やれるところまでやっていく事が大事じゃないか?なぜ同意したんだ!


そんな言い合いが続きます。

兄弟でもこれだけリハビリテーションに対しての問題、リハビリテーション病院の在り方、高齢者への3時間のリハのきつさを見た時に、考え方がずれてしまうんです。

弟はもう20年以上も僕とは関わってきませんでした。
18歳で東京へ上京した後は、音信不通。
7年くらい前に父が入退院を繰り返したころに札幌に戻ってきたのです。

もっとも、父や母とは連絡を取り合っていたのかもしれません。
が、僕とは一切連絡をとっていませんでした。

数時間の言い合いが続いた後に、自分でも病院にいって話を聞いてくるということになってしまいました。

僕としても、これ以上話をしても埒があかないことなので、恥ずかしながら病院のソーシャルワーカーさんにお任せすることにしました。

結論はおそらくかわりません。
弟の為の入院ではないのです。
疾病治療の病院において、最終決定は医師にありますので、医師が退院といったら退院なのです。

来週にさっそく新しい施設のワーカーさんと打ち合わせを入れました。
また報告します。

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