70円の重みとは。

「330円のカスタード入りのクレープ」と「400円のアイス入りのクレープ」をクレープ屋さんのレジで迷った。

うーん、うーん。

この70円の差額に迷った。

カスタード入りもいつもは400円なんだけど、この日は割引価格になっていた。この日だけ特別的なアイテムに惹かれる。

横にいた上の子が「70円なんて大したことない。400円のにしとき〜」と口を挟んできたけど、迷った。

アイスが本当に私は必要か? クレープにアイスがあると食べにくくないか? そんな声が頭の中で聞こえる。でも冷たくておいしそう〜。


「迷うときは安いほうにせよ」

という声が心の中で聞こえる。私のちょっとした座右の銘みたいなやつ。

だから迷ったらその言葉に従うんだ。

「330円のをください」

あまくておいしい。

いちごのカスタードクレープ。


デパートで9800円のサンダルを買った。

近くのショップで3900円のシャツを買った。

美容院で12000円払った。

魚焼きグリルの網を3000円で買い換えた。

ランチで2000円払った。


迷わないときのお金の使い方に遠慮はないのに、迷うときは70円にこだわってしまう不思議がお金にはある。


481文字

#お金について考える #お題企画 #応募 #使い方 #お金 #感覚 #クレープ



この記事が参加している募集

お金について考える

お気持ち嬉しいです。ありがとうございます✨