未知の世界に飛び込む怖さと楽しさ。

新生活に向けて着々と準備を進めている君へ。

故郷から遠く離れ、大学に通うことになった人の多くは今何をしているのだろうと考えてみる。

高校の思い出作りにディズニーでも行っているのかな。もしくは新生活に向けて蓄えを作るため、アルバイトに勤しんでいる人もいるだろう。

中には大学から課された課題に追われる人もいるのかもしれない。

本来どれが正しいというわけでもないが、あえて言わせてもらおう。


大学合格をゴールと設定しない!

この考えはとても大切。

これからの4年間を惰性で生きるか、享楽に漬かるか、新たな世界に飛び込んでみるかが決まる大切な時期。

今の時期は心の持ちようを形成するとてもセンシティブな時期た。


まずは英語のクラス分け試験がある大学ではTOEIC、TOIFLを受験させるだろう。それに向けて英語の勉強をしてみるのはどうだろうか。新たなモチベーションにはならないかな。短期間の小さな目標設定ではあるけれど、モチベーションを保つのには効果的だ。


忘れてはならない。

次のレースはもうスタートしているってことを。

「勉強はフライングの許された競争である。」


今はそう考えておこう。学んでいくうちに次第に分かってくるよ、勉強する意味とその大切さが。そうなると周りが一切気にならなくなるし、夢中で研究に没頭できるようになる。


せっかく大学に入学して、合コンやサークル、遊びだけじゃ本当にもったいない!大学にあるものすべてを吸収してしまうような貪欲な知的好奇心を持とう。そのためには

「休んでもいいが、スイッチは切らないこと」

特に外国語はいつでもどこでも学べるようにしておくこと。地球に生まれて一人でも多くコミュニケーションが取れるってことはそれだけ人生が広がるってことだよ。


とりあえず、大学のレースはもう始まっているんだよ。そんな心持ちで毎日の学習に打ち込んでみよう。


毎日少しずつバネを縮めて。4月にできるだけ高く跳べるようにね。

福島県のどこかに住んでいます。 震災後、幾多の出会いと別れを繰り返しながら何とか生きています。最近、震災直後のことを文字として残しておこうと考えました。あのとき決して報道されることのなかった真実の出来事を。 愛読書《about a boy》