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介護食レシピ「サワラの塩昆布煮」

鰆と豆腐を酒と塩昆布とほんの少しの醤油でサッパリとした煮物にします。白身の魚なら何でも同じレシピで美味しく出来ます。

嚥下の悪いお年寄りがいらっしゃる場合は、鰆と豆腐を器に盛り付けてから鍋の煮汁に片栗粉でトロミを付けて餡かけにすればトロミ調整剤を使わずに美味しくいただけます。

今回は仕上げにミョウガを刻んでのせましたが、これは無くてもいいですし、青ネギや大葉など他の野菜でもかまいません。色々にアレンジしてお楽しみ下さい。

★写真付きの詳しいレシピは「食べごろclub」に掲載しています。

材料:2人分 調理時間目安:20分

材料

  • サワラ切り身…2切れ

  • 木綿豆腐…半丁(約150g)

  • 生姜…少々

  • ミョウガ…適量

煮汁

  • 水…350cc

  • 酒…50cc

  • 塩昆布…5g

  • 薄口醤油…小さじ1

作り方

  1. 生姜は薄くスライスします。量はほんの数枚程度あればいいです。鰆は全体に軽く塩を振っておきます。豆腐は食べやすい大きさに切っておきます。

  2. 鍋に1の生姜と煮汁の材料を全て入れ、そこに1の豆腐と鰆も入れて火に掛けます。沸騰するまでは強火、沸騰したら一度灰汁を引いてから中火にします。

  3. 煮汁が多いので大丈夫かと思いますが、材料が煮汁より上に出ているようなら落とし蓋をして下さい。そのまま4〜5分煮れば完成です。

  4. 器に盛り付け、お好みで刻んだミョウガなどの薬味を添えてお召し上がり下さい。

塩昆布は煮るとすぐに柔らかくなりますので、歯の悪いお年寄りでも問題ありません。塩昆布の旨味が効いていますから、ご飯のおかずにもお酒の肴にもなるユニバーサルレシピです。お試し下さい。

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