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横浜で妖怪(?)を見た話

こんにちは、シャーマンの司です。

突然ですが、横浜で妖怪(?)を見たときの話をします。

◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇

僕は大学時代、交通警備のアルバイトをしていたのですが
不思議な体験が2回ほどありました。

ひとつめは、東日本大震災の余震で地球からエネルギーを感じて、身体が動かなくなったこと
(下記リンクに書いてあります)


もうひとつは横浜で妖怪を見たことです。


、、、

警備のアルバイトにもいくつか種類があり、電線工事の交通警備という仕事があります。

交通量が多い場所では忙しいのですが、少なければ暇な仕事です。

その日の仕事場所は横浜の静かな団地だったので
車通りや人通りが少なく、工事車両の横でただ時間が経つのを待っていました。

やることがないと時間が経つのが遅く感じます。
そんな時は頭のスイッチを切り、考え事をしながらぼーっとして過ごすのが僕の定番です。

その日も車両や歩行者がくると誘導をしなければならないため、すぐに対応できる準備をしつつ
ぼーっとしながら時間を待っていました。

、、、

横浜は海のイメージが強いかも知れませんが、坂の多い土地です。
ゆるやかな山の斜面に作られた団地も多くあります。

その日の工事場所も急な坂に作られていて
奥側に行くための階段が設置されているような団地でした。

ふと、団地の奥側から視線を感じました。

なんとなく視線の方向に目を向けると、、、


今までに見たことのない生物と目が合いました。

  • 顔は黒い

  • 口はアリクイやバクのように長い

  • 目は顔の3分の1ぐらいを占めるぐらい大きい

  • 顔以外、白い体毛に包まれている

  • 手が大きく、指先には大きな爪がある

そんな生き物(?)が団地の塀に手をかけ、身を乗り出し、じっと僕の事を見つめています。


やあ

最初は見間違いかと思いました。
ですが、目を細めて見つめるほど
その生き物(?)の詳細がはっきり見えます。

僕はその生き物(?)と十秒間ほど見つめ合いました。

その生き物のような物体は
ぴくりとも動かず、身を乗り出したポーズのまま、ただ僕の方向を見ています。

とりあえず頭の整理をするため

「何かの剥製かな、、」

と思うことにし、その生物からひとまず目を逸らしました。

、、、

、、、、、、


いや、剥製だとしてもあんな生物いなくない!?


バッ!と視線をその生物がいた場所に戻すとその生き物(?)は姿を消していました。

僕はその生物がなんだったのか猛烈に確かめたくなり

車の中で何かの計算をしていた工事担当のおじさんに

「漏れそうなので、ダッシュでトイレ探してきます!」

と一方的に告げ、持っていた誘導灯を工事車両の中に置き
さっきまでその生物がいた場所へ走って向かいました。

、、、

さっきまでその生き物(?)がいた場所は「売地」という立札が建てられた空き地でした。
その生き物が身を乗り出していた塀は僕の身長(170cm)ほどあったので、
上半身ごと身を乗り出していたその生き物は2mぐらいの大きさがあったのだと思います。

その後、団地を小走りで捜索したのですが、それらしい生き物は見つかりませんでした。

仕事場に戻り、またさっきの生き物(?)が戻ってくるのを期待したのですが

その生き物(?)が戻ってくることはなく、

電線工事が終わり、その場所を後にすることになりました。

3回目

それからその生き物(?)は一度も見ることはありませんでした。

宇宙人か、妖怪か、新種の生物か、もしくはただの僕の幻覚か
結局あの生き物はなんだったのか、、、

今だに良く分かりません。

ただ、夢があるので
自分の中であれは妖怪だった、と思うようにしています。


このへんないきものは、まだ横浜にいるのです。たぶん。


シャーマン司

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