眠るのが凄く苦手です。

誤差なく言うなら、眠りにつくまでの時間が凄く苦手で、眠れば意識は保てなくなるから、眠れさえすればなのだけど、そこに辿り着くまでの時間を永遠に感じてしまいます。

瞼を閉じれば、今日あった出来事、自分の言葉、他人の言葉、あんなこと言わなければ良かったとかこういう意味に捉えられていたらどうしようとか、今日わたしがやってきたことは全部無意味なものなんじゃないのかなとか、果てしなく考えることが湧いてきて、全部が気になってきます。

寝る体勢、腕の位置とか、家電のウーーーーーーって稼働音とか、布団に移った自分の体温とか、カーテンの隙間とか。
部屋のドアが閉まってても息苦しいし、開いていても吸い込まれるような暗闇に内と外の境界をより感じて怖くなります。

どうしようもなくなって、スマホを開いて、同じ時間を過ごしている人を見つけて安心して。
ブルーライトがより眠れなくさせるってわかってるけど、顔も名前も知らない誰かの存在に、何気ない言葉に少しだけ心が解れることが不思議で嬉しいなと思う、そんな夜でした。

わたしもそういう歌をうたいたいな。

読んでくれて有難う。


タナベエミ


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✳︎4/8（月）

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