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価値観ひっくり返った音楽会

今日は、長男(小2)の音楽会でした。
去年は、コロナの関係でクラスごとに
合奏のみだったのですが、今年は学年ごとに
合唱「あしたははれる」と合奏「やってみよう」を披露してくれました。

長男は、打楽器のオーディションに落ちてピアニカでした。それでも、長男のすごいことは、ピアニカになったらなったで、難しいと言いながら、弱音や文句を言わずがんばってました。

さらに、最後の最後まで、ホースでピアニカを吹いていたらしく、先生に「ひとりだけホースで吹いてるけど、それはいいの?」と聞かせれて、マウスピースにチャレンジすることを決めたそう。

マウスピースで吹くのは、彼にとってかなり難易度が高かったらしく、できないねんなぁ。。。と心の声をもらすこともありました。


こんな音楽会までの話を聞きながら、自分の子どものときを振り返り、私は打楽器とピアニカやリコーダー(大多数)を交互にしていたことを思い出して、ピアニカやリコーダーの年は、とにかく暗譜ができなくて、嫌いすぎて、吹いてないなんてこともあったことを思い出してました。だけど、それはあえて長男には言わずに今日まできたのです。

 合奏が始まり、ピアニカを吹く姿をみていると、もたついてるように見えることもありましたが、一生懸命諦めず演奏する息子の姿をみて、複数の中の「個」として、自分の力を全力で発揮しようとすることのかっこよさを学びました。

私が子どものとき、「目立つこと」が大事だった。打楽器はステージの一番上、さらに多数に埋もれず、ひとり一人が需要なポジションなので、責任感もあり、私にとってはやりがいがあるポジションだったのです。
だから、目立たない多数いるピアニカやリコーダーに、魅力を感じなかった。(苦手だったからだろうなとも思います)

そんな中、個の力が集まることでこの壮大な合奏が作り上げられると思ったら、ピアニカひとりひとりが、自分の責任としてやりきる、自分の持つ力を最大限発揮することを必要性とかっこよさを彼らの姿から感じました。

音楽会ってすごい。
学年ごと、完全入れ替え制なので、体育館の滞在時間は10分くらいで、もっと聴いていたかった。

こんな感動をさせてくれた、こどもたちの力と息子のがんばりに、感謝とともに、胸がいっぱいなりました。


今日は、ただのひとりの母のつぶやきでした。
ちなみに、撮影完全禁止だったので、
スタエフの収録ボタンを押してみたんだけど、
気づくのが遅くて、開始が途中からです。笑




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