たつま きなこ

【受賞歴】#どこでも住めるとしたら(入賞) しがないアラサー女のつぶやきです。

たつま きなこ

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マガジン

  • 好きな人と暮らすこと💐

    彼との同棲生活で思ったことを綴っています。

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結婚の決め手は、ビビビじゃない。今の恋人と結婚を迷う全ての人たちへ。

最近、3年間交際していた彼と婚約した。 まだ籍も入れていないし、親への顔合わせもすんでいないから、ほんと数少ない友人のみ結婚報告をしたのだが、どの友人も「おめでとー!」と手放しに喜んでくれて、幸せを感じる今日この頃。 そのなかで、既婚報告をした友人たちの多くに聞かれる質問がある。 それは、「いつ彼と結婚したいと思ったの?」ということ。 ……いや、わかる。わかりみが深い。 私も付き合いたての当初、よく考えた。特に私は結婚したくて彼氏を探していたから、本当にこの気持ちに共

    • 叱られた続けた、未来の先に。

      電車の中でこの一行を読んだとき、自分の心がドキリと音を立てた。 胸がぎゅっとなって、まさしく、これは自分のための言葉だと確信した。 あらゆる情報にあふれ、ビュンビュンとたくさんのトレンドが過ぎ去っていく日々。 仕事に関しても「終身雇用は崩壊です!」「転職して自分でスキルアップをめざそう」といった広告が街中にあふれ、一昔前のような"我慢をして継続する" という行為を美徳にする人は少なくなったように思う。 さらに、リモートワークやSNSの誕生で、働き方もかなり自由になった。

      • パートナーの多すぎる飲み会は許せる?

        私がお付き合いしている彼は、いわゆる酒のみである。 家でも基本は晩酌。多い時には週に5日以上飲み会で家を開ける時もある。 付き合った当初は「なんか声が聞きたいな……」なんてラブモードで夜に電話をすると、電話口の声が騒がしい……え、いま飲みに行ってるの?なんていう日々が日常茶飯事だった。 同棲が始まってからは、さすがに週に1~2回ほどに彼の飲み会のベースは減った。 けれども冒頭で述べた通り、忘年会シーズンなどは毎日といってもいいほど飲み会は入るし、終電で帰ってこないこともざ

        • 本好きさん集合!2024年に読んだおすすめの読書本を紹介する。

          今年こそははたくさん本を読むのだー! そう決意した2024年が明けて1か月半。中々に順調に本を読めている。 もちろん、量がすべてではないし、ちまたのビジネス本のタイトルにあるように、何千冊も毎年読んでいるわけではないけれど。 数十冊、数百冊のうちの何冊かに出会う、運命の1冊に心が動く瞬間……あの体験が今日も私を本へと向かわせてくれる。 ということで早速、2024年読んだ本の中で、特におもしろかったという本を共有していくよー! もし、この記事を読んでくれあなたが読書好き

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        • 好きな人と暮らすこと💐
          6本

        記事

          光の芸術家モネ 『連作の情景』巨匠はやっぱりすごかった件。

          先日、1/31まで上野の森美術館で開催されていた印象派の展覧会『モネ 連作の情景』に行ってきた。 展示されている作品すべてがモネ、という贅沢かつ大胆な展覧会だったのだが、これが私の期待値を超えて、とてもとても良かったので今回noteにレビューすることにする。 以前の美術館レビューはこちら 発光する絵画。巨匠モネの『ヴェトゥイユの教会』今回の美術館展では、モネの作品のみが飾られる展示形式になっていた。 正直、展覧会では多様な画家の絵を比べるからこそ、お気に入りの画家や好

          光の芸術家モネ 『連作の情景』巨匠はやっぱりすごかった件。

          2024年、中学生レベルの世界史を何とかしたいアラサー女のつぶやき

          世の中の人は、一体どれくらい世界の歴史について知っているのだろう…と2023年の暮れ、『グリーンブック』というアメリカ映画を見ながら考えた。 この映画は、第91回(2019年)アカデミー賞で作品賞、助演男優賞を受賞するなど、公開当時から話題となっていた作品だ。 しかし、映画が公開された頃の私といえば、「なんかすごい賞取ってるなー」「難しそうだなー」という程度の認識だった。 関心事といえば、友達と飲みに行ったり、合コンするペラペラの日常のことが大半。 見る映画も、マーベル

          2024年、中学生レベルの世界史を何とかしたいアラサー女のつぶやき

          『プロミシング・ヤングウーマン』もし自分の大切な人が性被害にあったら

          去年の暮れ、2021年のアカデミー賞で脚本賞を受賞した『プロミシング・ヤング・ウーマン』を見た。 性被害という重いテーマではあったけれど、予告のラストが分からないハラハラ感と大どんでん返しを期待して視聴。 filmarksで比較的高い評価がついていたので楽しみにしたが、期待通り、満足の映画でした(見た後はテーマの重さにチーンとなりますが) 簡単に紹介すると、性被害を受けた女性が、男性たちに復讐していく映画。 予告編を見て、てっきり主人公の女性が性被害にあったのだと思ってい

          『プロミシング・ヤングウーマン』もし自分の大切な人が性被害にあったら

          コーチングをきっかけに、書きたい気持ちが迷走した2023

          ※コーチングに対して、少しネガティブな意見がありますが、あくまで個人の感想、体験です。 コーチングを受けたよって話 昨年、縁あってコーチングを受けることになった。 コーチングとは、簡単に言うと施術者との対話を通して、自分の夢や叶えたいこと、今の生活上の問題などを明確化しようという取り組みだ。 施術者が主に傾聴に回るカウンセリングとは異なり、コーチングでは施術者が積極的に話を深ぼる質問をしてくれるため、自分一人では難しかった思考が可能になる。 日本ではあまり聞きなじみが

          コーチングをきっかけに、書きたい気持ちが迷走した2023

          同棲したら、喧嘩はそりゃ増えるけど。

          突然惚気で申し訳ないが、私の彼氏はとても優しい。 平日は仕事をしながら一通りの家事をこなし、土日には手の込んだ手料理を私のために作ってくれる。 体調を崩しやすい私を配慮して、デート中は常に私が無理をしてないか気を配り、私が疲れたな、と思うタイミングで「俺が休憩したいから」と噓をつき、カフェに向かう。 何より、彼の人と向き合う姿勢が、優しくて私は大好きだ。 彼は、いい意味で相手に期待しない。 伝えなければ、心の中を理解してもらえないことをわかっているから、自分の感情や気持

          同棲したら、喧嘩はそりゃ増えるけど。

          デートという言葉の不思議

          「これからは毎日、朝の時間は”朝ご飯デート”だと思えば、2人とも支度が早くなるんじゃない?」 というやり取りを同棲中の彼氏としたのが、ちょうど2週間前。 それ以来、我が家では外出するよりも約1時間前に起床し、朝ご飯を彼氏と一緒に食べる、というごくありふれた、けれど私にとってはかなり難易度の高い行動を継続することに成功している。 たった1時間。されど1時間というもので、私はたった1時間早く起きることで、こんなにも色々なことができるのかというのを、26年目にしてようやく気付

          デートという言葉の不思議

          noteの投稿を続けるって、めっちゃ難しくない??

          noteで文字を綴り初めて、先月で1年が経った。 初めた当初は、毎日投稿するぞー!と意気込んだりもしていたんだけれど、現実はそう甘くないみたいだ。 しかも、書き始めた当時の私は「1年も文字を書き続けたら、なんとなく文章力も勝手についていくんだろうなー」なんて思ったりもした。これも違った。 「私もこんな風に、思いや感情を表現したい」と憧れた文筆家たちの文章とは、今の文章はかけ離れすぎているし、1~2週間のに1回の頻度でnoteを更新するので精いっぱいの毎日。 投稿数で言

          noteの投稿を続けるって、めっちゃ難しくない??

          好奇心の対象から、自分を認めてくれる存在へ。変化する本の在り方

          最近、昔と比べると随分、本の読み方が変わったなと思う。 読み方…というよりは、本に求めるもの、かな。 自分の人生と一緒に歩んできた本の背表紙たちを見ていると、自分の内面や思考がどんな風に変わったかが思い起こされて、ちょっと感慨深い。 いま私の記事を読んでいる誰かも、昔と読書の在り方が変わった・・・という経験を体験した方はいないだろうか? ・ ・ ・ 本を読み始めたのは、18歳のころ。 本が好きなんだと友人に言うと、よく昔から本の虫のような幼少時代だったのだろうと想像

          好奇心の対象から、自分を認めてくれる存在へ。変化する本の在り方

          『善良と傲慢』−恋愛で相手に感じるピンとこないの正体−

          辻村深月さん著『傲慢と善良』を読んだとき、胸の内からこみあげてきたのは、沸々とした苛立ちだった。 タイトルからも、隠したいけど隠せない人間のダークサイド的な話かしら?とは覚悟していたのだけど、辻村さんは比較的文章も読みやすい印象だし、「よっしゃ読むぞお!」といったコテコテ純文学を読むような気力ではなく、ライトな気持ちで読んだのも悪かったのかもしれない。 これから富士登山が始まる!という状況だったにもかかわらず、なんの準備もできていない私の心は、この本を読んで大きく消耗され

          『善良と傲慢』−恋愛で相手に感じるピンとこないの正体−

          水の中で、息ができるようになりたいのです

          息を大きく吸って、肺を膨らませる。 水のなかに体を潜り込ませると、少し冷たい水が私の身体を包み込む。 ぐーんと壁を足で蹴ったなら、まっすぐ、自分の身体が水をかきわけて進む。 思ったより早く進むあの出だしの瞬間が、妙に気持ちよくて私は好きだ。 手と足を必死で動かすと、私の身体は水に運ばれていくように前に進む。 私の肺から必死にためた空気が、鼻からコポコポ抜けていき、だんだんと息が苦しくなる。 空気を求めて、顔が地上へ向く。 んーぱっ、んーぱっ あぁ苦しい苦しい、なんて

          水の中で、息ができるようになりたいのです

          母が作ってくれた、こんにゃく畑弁当

          高校生の時、私のお弁当のおかずの中には、よくこんにゃく畑が入っていた。 ハンバーグや卵焼きといったお弁当によくあるおかずが並ぶ中、紫色のハートのゼリーは異様な存在感を放っていて、今でもよく覚えている。 おそらく、お弁当の品に困った母がお弁当の面積を稼ぐために入れたのだろう。 私はもともと、「お弁当が人と違って恥ずかしい!」とか「ちゃんと作ってよ!」というタイプでもなかったし、フルタイムで働く母の疲労を考えたら「そりゃ楽したいよな」と思っていたので、お弁当のおかずに別に文

          母が作ってくれた、こんにゃく畑弁当

          最近、あなた自身について発見したことは何ですか?

          最近、私は自分が相当たこ焼きが好きだということに気が付いた。 いや、突然何と思うかもしれないけれど、おそらく私は人よりもたこ焼きを食べる頻度が多い. なんだよ、大したことない発見だなーなんて思われるかもしれないが、ちょっと待ってほしい。 みんな、大人になってから自分の好物って真剣に考えたことある?? −−− 小さい頃は、「好きな食べ物は何ー?」という質問を頻繁に答えていた気がする。 女子が必ずといってもいいほど持っていたプロフィール帳にも、よく書き込んだ。 でも

          最近、あなた自身について発見したことは何ですか?