歌詞和訳／MOONDANCE

「日本新三大夜景都市」認定という観光キャンペーンは、3年毎に約6000人の夜景観光士が投票し、決まるとのこと。「夜景サミット2022 in 札幌」にて、なんとTOP1に北九州市が選出されたんやな。2位札幌、3位長崎。てか函館、横浜、神戸などの都市に比べても知名度は低い(無い)のですが、magi(c)なんか！

当地以外の方の記憶からは、とうに消えていると推察しますが、1963年に北部九州の5市が合併して、(60thアニバーサリーなのに、それほど盛り上がの声は聞こえませんです) 人口100万都市の一角に成り上がったんやが、その後の石炭、鉄鋼等の産業衰退によって、1980年とうとう福岡市に逆転されよった。現在は90万人ほどで一応九州No.2の規模ですが、全国政令市中、人口流出はなんともはやのTOP1。
まあ、これから、より観光に力を入れていくのでしょうが、どうなりますか、、、その夜景がどれほどの見世物か、街を一望できる皿倉山へ9月29日の “中秋の名月” に合わせて行ってきたっチャ。(1ヶ月の時を戻した記事となり、遅う末ではございますが)

ところで、最近の月つながりで続けますと、8月31日に昇った月が「ブルー ムーン」。今年最も大きくて明るい、「スーパー ムーン」でもあったようです。
とは言え、月が青く変身するわけではないのですな、これが。同じ月内に満月が2回上がった時、その2度目を「ブルー ムーン」と呼ぶ西洋の慣わしだそうな。
また「スーパー ムーン」は「月が近地点と遠地点との間の距離の90%以上まで地球に近づいた時の満月を指す」そうです。(我っちにゃ訳分かりません)。ともかくも2023年に4回の「スーパー ムーン」がある中で、8月の2度目の満月が最大なんですと。
その年に最も大きく見える「スーパー ムーン」と「ブルー ムーン」が重なる現象が「スーパー ブルー ムーン」ちゅうことになりますねんな。

これは2010年1月30日以来13年ぶりで、今年最小とされる2月6日の満月と比べて直径で14％大きく見え、1.3倍の明るさだったということです。次回は2029年3月30日、やれやれ、そんな先の命不明。

「ブルー ムーン」という呼称は、英語に「ごくまれに」を意味する「once in a blue moon」という慣用句があるように、そうそう無い事象ゆえなんですね。2〜3年に1度しか見られない満月なので、それを見ると幸運が訪れる、とも言われていますが (逆もありそうですがの)。

「ブルー ムーン」が青いように見えるのは希少なこと。気ままな大気のお助けが偶然に作用した時だけ、天空に巨大なサファイアを拝見できる可能性があるんやな。
我っちの親世代の流行歌手、菅原都々子さん (ラジオ時代/第一回紅白歌合戦/最初の歌唱者) のヒット曲に、「月がとっても青いから」遠まわりして帰ろう〜、てな歌詞がありますが、日本人でも気分高揚する色であるっチャね。(牧歌性が失われた現在では、夜の寄り道は危ない、危ない。満月の明かりを浴びて変身する狼男がuh狼uh狼してる)。

ほんでまた、赤い月もあるやかなし。去年の皆既月食は見そこないましたが、終わりかけは赤銅色に染まったようで。

昔、たまに低い空に大きな赤い月を見た時は、ちと不吉な気分になった思い出があります。

きっと自分の不安感を投影していたんでしょうな。（実際は夕日だったのか？ そこんとこ、まぼろし～)

Blue Moon (vo./Billie Holiday/1952)
             (w./L.Hart & m./R.Rodgers)

                                           (youtube)
素敵な人が現われて「ブルー ムーン」が黄金色に変わる、と歌う。人はそれぞれ「ブルー ムーン」を幸運にも不運にも感じられるやが、寂しい気持ちの時には、やっぱりゴールドになったら嬉しかね。

月巡りして、新三大夜景都市No.1の展望スポット皿倉山に戻ります。

Twilight Time (The Platters/1958)
       (m./The Three Suns & w./B.Ram)

                                           (youtube)
たまには懐かしのポップコーラスも良かろうばい。

マジック タイムのショートなショーのグラディエーション。

マジック アワー！幻想的に空の色が変わっていく、

たちまち忍び寄る夜は曲者。

輝く洞海湾に架かる赤い鉄の吊橋は若戸大橋。

東の空に満月が上がり、

ハイヌミカゼ (2002／唄/元ちとせ)
                        (作詞/作曲／上田現)

                                           (youtube)

🎶私と踊ってよ 夕日が壊れるまで
     私と踊ってよ あの森が溶けるまで
🎶私と踊ってよ あの砂が燃え尽きるまで
🎶私と踊ってよ ねぇ いつまでも

この夜景を見るたび、この街に生活できる有りがたさを感じます。

650mの標高ですが、猛夏から急変した秋の夜風に吹かれて体感温度が急降下。寒ぶ～すぎますがな、剣呑、剣呑！とっとと街へ降りまする。老体にはここで🐇ダンスは踊れない。

Moondance (1970)
             (song & vo./Van Morrison)

                                            (youtube)

＊恐れ入りますが、原詞はネットで閲覧くださいませ (_ _) 。

MOONDANCE

それはムーンダンスのための不思議な夜
君の瞳にきらめく星に
恋がめばえる素晴らしい夜
十月の空におおわれたその下で
木の葉が舞い落ちていく
吹きわたるそよ風の音につらなって
そうさ､僕はその呼びかけに応えよう 君の 
やさしく静かに奏でる心のストリングスに
夜の魔法はみな ささやいては静まるようで
柔らかな月光はみな はじらう君を照らすようで

もう一度ムーンダンスを君と いとしい人よ
もっと恋がしたい君と いとしい人よ

そうさ､今夜こそ君を愛したい
朝がくるまで待ちきれないのさ
分かっているよ 今だってことを
僕の腕の中に真っ直ぐ駆けてくる君を
僕は心から待ち続けてる
決して君を独りにしないために
その時こそ僕の夢はすべてかなう
その時こそ君のすべては僕のもの
ふれるといつも芯からふるえてるね 君は
どんなに僕を欲しいのかを隠せないで

もう一度ムーンダンスを君と いとしい人よ
もっと恋がしたい君と いとしい人よ

それはムーンダンスのための不思議な夜
君の瞳にきらめく星に
恋がめばえる素晴らしい夜
十月の空におおわれたその下で
木の葉が舞い落ちていく
吹きわたるそよ風の音につらなって
そうさ､僕はその呼びかけに応えよう 君の
やさしく静かに奏でる心のストリングスに
夜の魔法はみな
ささやいては静まるようで
柔らかな月光はみな はじらう君を照らすようで

もう一度ムーンダンスを君と いとしい人よ
もっと恋がしたい君と いとしい人よ

もう一度ムーンダンスを君と 月光を浴びて
魔法の夜に
La, la, la, la, la, la, 月明かりの降る魔法の夜に
もう一度ムーンダンスを君と いとしい人よ

                                  (訳詞／杜村 晩)