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煽ってなんぼの世界に生きる輩たち…

毎回、変なこじつけの論者がいて、それがコメンテーターを務められる不思議…

つまりは演出サイドが必要としているのだろうから、その思考自体が不思議ちゃんなのだろう…

表面的なことだけで、物事を公共の電波に乗せて拡声できるジャーナリストって如何なものか…

41歳の犯人が、21歳から24歳まで元海上自衛隊だったことで、海上自衛隊との結びつきをマスコミがことさら強調するけど、そこにフォーカスすることこそ、マスコミの焦点が鈍いのと、ジャーナリストたる質の低下を自分たちがさらけ出してしまってるよね。

調べれば、その3年間で銃が作れるような教育などは受けてないわけだし、ここで不満が爆発したような形跡も特段ないようですね…

むしろ漏れ伝わっていることでは、母親がある宗教にのめり込んで、生活苦になり家族がバラバラになったらしいこと。つまりは焦点を当てるべきは24歳から41歳までなのでは? もちろんその人の個性等に焦点を当てるのであれば、ことさら元海上自衛隊のところだけではないはずで…

結果的にマスコミそのものがステレオタイプに物事をみてしまう傾向が強く、それを何回も何回も繰り返すわけだから、それを情報源として見ている視聴者は、知らず知らずに信じてしまう傾向も高いのだろう…

特に高齢者の情報入手方法は、旧態依然の新聞とテレビ、ラジオがほとんどだったりするし…

その上では、これらの論陣も含め、猛省する必要があるのだが、それを感じ取ることも彼らはできないのである…

僕らは、こういう平衡感覚のずれた論陣やマスコミから、果たして情報をまともに受け取って良いものなのか、そろそろ真剣に考える必要がある…

まあそもそも視聴率がとれる、ないし、とる場合に、一番手っ取り早いのは、人間の感情にアプローチすることであり、怒りや不安、笑いその他、それを煽るだけで、視聴者の感情を着火させるわけで、その着火させた責任は問われない…

メディアリテラシーは現代人が備えて置かなければならない自分の中の嘘発見器機能なわけで、その機能の充実は、正しい経験と知識の吸収、教養が大切だということなのだろう…

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