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毒キノコにご用心⁉️考える授業で露呈するわが子の浅知恵

学年末テスト前夜のある晩のこと。
娘トラに「家庭科の問題を出して」と頼まれ、教科書ワークを渡された。(私がワークから問題を出しトラが答える)

今どきの教材はカラフルなイラストや写真が盛りだくさん。
文字はページの半分くらいしかない。
内容も買い物の仕方、冷蔵庫の使い方、果ては時短料理レシピまで書かれており、「こんなことまで学校で教えなくちゃいけない時代になったのか!」と呆れるやら驚くやら。

ところがその驚きが一瞬で吹き飛ぶような、何とも痛い記述を発見してしまった。

それは"考える授業"の一環なのだろうか?具材が山盛りに入った鍋のイラストに添えられた設問はこんなだった。

スーパーで鍋料理の具材を買う際に気をつけることを書きましょう

対するトラの答えは

キノコを選ぶ時に、毒キノコかどうか気をつけて買う

本人、大真面目である😓

あのさ、お店の人はキノコを山で採ってきて売ってるわけじゃないって知ってる?
それにスーパーのキノコは工場栽培なんだよ。
っていうか普通は「肉や野菜の鮮度を確認する」とかだと思うんだけど…。

もちろんストレートに言ってはいない。
「うるさい!もう勉強やめた💢」とブチ切れられては困るのでやんわりつぶやいたつもりだ。

しかし反抗期真っ只中のトラは

「もしかしたら毒キノコまじってるかもしれないじゃん!
先生はちゃんと丸をくれたんだから、いちいちケチつけないで💢」

激怒マジギレ
毒親呼ばわりされたのは言うまでもない。


いやはやこれは子供の経験値が上がりにくい時代の弊害なのか、それとも世の中の仕組みにまるで興味のない我が子の好奇心の薄さなのか?
はたまた抽象概念が大人になっても形成されにくい人が急増しているという、いわゆる今どきの発達傾向なのだろうか…?(全部繋がってる気もするが💦)

幼い頃から何にでも興味深々な子もいるけど、好奇心って高校や大学に入ってからでも後伸びするものなのだろうか?
もしや既に手遅れ…?

他人の子なら可愛いねで済まされるのに、ことわが子となると行末が不安でしょうがない母なのだった。

トラよnoteネタの提供ありがとう。
そして毒母でごめん🙏


最近は教科書やノートをスマホに取り込んで赤シート暗記ができるアプリがあるそうで羨ましい限り。

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