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PMSとPMDD 症状と対処法講座(その2)

日本では月経のある女性の約70~80%が月経前に何らかの症状があります。生活に困難を感じるほど強いPMSを示す女性の割合は5.4%程度と言われています。思春期の女性ではPMSがより多いとの報告もあります。

日本産科婦人科学会

PMSの症状で辛い思いをしている女性が多く、症状が重いのに診療を躊躇うケースも多々ある

薬に頼らずに自然療法でその症状を和らげたいと考える人も多い🤔

なぜPMSやPMDDといった症状が起こるのか🤔

実際のところ、PMSがなぜ起こるのかについては、日本産科婦人科学会によると以下の通り

原因ははっきりとはわかっていませんが、女性ホルモンの変動が関わっていると考えられています。

排卵のリズムがある女性の場合、排卵から月経までの期間(黄体期)にエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)が多く分泌されます。

この黄体期の後半に卵胞ホルモンと黄体ホルモンが急激に低下し、脳内のホルモンや神経伝達物質の異常を引き起こすことが、PMSの原因と考えられています。

しかし、脳内のホルモンや神経伝達物質はストレスなどの影響を受けるため、PMSは女性ホルモンの低下だけが原因ではなく多くの要因から起こるといわれています。

日本産科婦人科学会

はっきりとした原因がわかっていないということである🤔

だが、『更年期症状』を和らげる方法として『食生活の見直し』がPMSでも同じなのではないかと、わたしは考えている

女性ホルモンを整えるためには(自律神経を整えることにもつながる)やはり『食生活』の見直しがもっとも重要なのだ

SNSで出回る様々な情報に飛びつき、実践してみたものの一向の症状がよくならないという話ばかりなので、わたしはSNSでの情報をほぼ信用していない🤔

現役30年いくこ助産師にお伺いした方が良いと考える(プロに聞くのが一番)

そして、この講座も現役30年いくこ助産師のお力添えによって、SNSに振り回されない『ホンモノの知識』を提供できているのだ

PMSはなぜ起こるのか🤔

その答えを導き出すにはまだまだ解明されていない部分が数多くあるが、今現在までわかっている最新情報をお届けしたいと思う😌

本題に入る前に、『PMSとPMDD 症状と対処法(その1)』を復習してから、読み進めていただきたい

それでは本題に入ろう😌

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