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中学受験勉強の謎と複雑怪奇な高校入試 後編


前回の続きです。

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で、じゃあ中学は公立で良いとして、高校はどうなんだ?と思って塾の先生に聞いてみました。正しくは息子を通わせようかなー、と検討している塾の先生に、夫婦とも他県出身なので独特と噂の高校入試ってどんなんですか?と。

え、ええ。意味わかんない。

と思わず口から出てしまうほど、よく訳のわからないシステムであるということがわかりました。
すぐに小学生の塾の勉強内容とかどうでも良くなって、半分以上高校受験について聞いてしまうことに。

まず、内申点の比重が相変わらず高すぎ。
そして中一から全教科の内申点がいるなんてなかなかひどいじゃないか。

子どもの学力なんていつ伸びるのか、誰にもわからないと思うのですが、中一からまんべんなくずーっと良い内申点とってないと公立の良い学校って狙えないのですね。知らなかった。

ということは途中から学力がぐぐっと伸びた場合は、私立を優先しないといけないのだろうなぁ、ということが一つ。
オールラウンダーならいいけれど、好きなことと苦手なことがはっきり別れるケースも公立を捨てなくてはならないのだろうな、が二つ。

積極的な生徒会活動や学校行事、部活における功績みたいなものが加点ポイントとしてあげられていたので、そういう目立つ活動が好きか嫌いかによっても進路は別れそうです。(またこれから制度改定が予定されているので、将来はよくわかりません。が、きっと考慮はされるでしょう。)
そして、公立か私立かどちらを本命にするにせよ、三年生になったら県内の中学生がほとんど受験すると言われる業者テストを受けて、私立高校の個別面談で確約をもらう必要がある。

日本の公教育はコスパ良い、と思っていたけれど(というのも私立に行けば良い先生に当たる、良い教育が受けられるというものでもないので)これはこれでこのシステムにはまらないといけないのは面倒ですね。
同じように良い子が量産されるシステムだというのは納得。

ということで、普通の子の中学受験のメリット、というのはやっぱりこの複雑怪奇な高校受験を避けるために早めに勝負かけて大学受験に備えるところが大きいのかな、、と推察しています。

高校入試も大変なんだということはよくわかったけれど、だからやっぱり中学受験を・・・という気分には私はなりませんでした。
文教地区には住みたいけれど、受験ビジネスにあまり飲み込まれたくないから今の地域に住んでいるところが正直あります。
できるだけ安くて良い教育が受ける機会に恵まれると良いなと思いますが。

いずれにせよ、小学校や中学校受験はともかく、高校から先は本人の進路に対する意思で決めるものだと思うので、ママは情報収集やサポートはするけれど本人に任せようと思います。
私の人生じゃないし。

当面の子育ての目標はフォローと情報収集を中心にシフトしつつ、なるべく自分で決める機会を増やしていくこと。
あとは親として、良い習慣を増やして良くない習慣を減らせるサポートができるか、本質的な良い問いが投げられるかどうか、というのは試されていくような気がします。

最近だらだらしているので、習慣については私が一番よくない見本な気がする。そしてコーチングの勉強を実生活に役立てよう。

インターナショナルスクールとか最初から海外を目指さないのか?についてはいつかまた別の機会に書きたいと思います。
これも我が家の場合、子どもの気質によるところが大きい気はしています。


読んでくださってありがとうございます。

おまけ:
個人的には、モテる男子に育ってほしいという母の気持ち。


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