11年目の命日、伝説のロックスターに捧ぐ

今年も故郷の茜色の夕空にあなたの曲が響き渡る季節がやって参りましたが、元気でやってますか?笑えてますか?
あなたのことだから、今年も相変わらずきっと曲作りに没頭していたのでしょう

今年は、未知のウイルスに振り回されましたが、総さんの結婚やダイちゃんとかとをさんが40歳を迎える等、振り返ったら、めでたいことが続いていたと感じています
ダイちゃんの誕生日には、六本木で生誕祭liveを行い、「やりたいこと」をテーマに、公演中に空を飛んだり、アジカンの潔さんと料理したり、マジックしたりと終始笑いにあふれた一夜になりました

少し脱線しますし、不満があるという訳ではありませんが、あなたが生きていたら、彼らと同い年になっていたし、バンドは今どうなっていただろうか…と時折考えてしまいます

また、前述の事情で、途中まで行っていたliveツアーやかとをさんの故郷で行われるはずだった彼の生誕祭、大型フェスが中止になり、直接会えない窮屈な日々が続いておりますが、配信liveでのメンバーを見て、15周年を経てさらに大きくなったと実感しました

来年は、アルバムと新曲が発表されますが、一足先に新曲を聴いて、以前のように立ち行かない今でも新たな可能性を自分達で切り開いていく姿にファンとして嬉しくなりました




そんな燦然たる輝きを放ち続けるバンドを作り、多くの名曲を世に送り出して頂きありがとうございます
誕生日と今日、毎年2回言い続けているからそろそろ聞き飽きているかもしれないけど、何度お礼を述べても足りないくらい、バンドに出会えたことは限りないしあわせだったと考えています
きっと今日も世界の何処かで名曲達に出会い、魅了されていく人達がいるでしょう

「どうせ忘れる」って未だに言うだろうけど、再始動の時に「風化させたくない」と語ったメンバーや長さ問わず支えてきたファンの皆様、スタッフ様をはじめ、音楽仲間やこれからあなたの音楽に出会う人達が大勢いると思うと、今も昔も、これからも、音楽がある限り、誰かがあなたの影響を受けたり、愛され続けるでしょう

もうここにはいないけど、あなた自身も音楽も愛し続けますので、来年も凛とした足取りで歩いていくメンバーを空から見守って下さい
今が良くなったら、また会いに行きます
少し早いけど、良いお年を

そして最後に
何度でも言おう、うるさいくらいに
フジファブリックとたくさんの名曲を作ってくれてありがとう!!

音楽を愛し、人生を捧げた男・志村正彦様へ