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DTM初心者でも使えるLo-fiプラグイン

iZotopeのプラグインで無料配布されているVinylバイナル。この週末、Vinylバイナルのプラグインを今回初めて使ってみました。WindowsでもMacでも利用が可能です。

DTMでまだLo-fiローファイ音楽を作ったことのない方はダウンロードして試しに使ってみてはいかがでしょうか?無料なので気兼ねなく試せると思います。

公式チュートリアル動画👇

ローファイ音楽はもちろんのこと、オープニングやエンディングなど、楽曲の一部で展開に変化をつけたいときにも活用できるはずです。2020〜2021年にVinylを取り上げた記事や動画がたくさん出ていますので、そちらも参考にされると良いです。

始め方

STEP1〜5を簡単に記しました。各STEPの難しさを星で示します。音楽制作を★5として相対評価。

  1. izotope vinylで検索してホムペにアクセス ★☆☆☆☆

  2. Vinylソフトをパソコンにインストール ★★★★☆

  3. DAWを立ち上げる ★☆☆☆☆

  4. DAWで音楽を作る ★★★★★

  5. DAW上でVinylを開く ★★★☆☆

  6. Vinylで音質を調節する ★★☆☆☆☆

DTM初心者だと2.のインストールで少しつまづくかな?と思いました。プラグインなので、アプリ単独で使うのではなくDAWを起動した上で使います。

使い方は大きく2種類

続いて、先ほどの「5.Vinylで音質を調節する」の使い方です。楽曲の静かな部分で調節するとノイズなど音の変化を聴き取りやすいです。

マスタートラックでVinylを開く

楽曲全体をLo-fiにしたい場合はマスタートラックでVinylを開きます。

1つのトラックでVinylを開く

トラック単体をLo-fiにすることもできます。

1930〜2000年のレコードプレーヤーにのせて加工できるのですね。カメラの加工フィルタの音楽版。

即席のバンジョー音楽ですが、比較はこちらのSoundCloudでどうぞ👇

Vinyl版 https://soundcloud.com/55_fm23/lofi-banjo

Vinylなし版 https://soundcloud.com/55_fm23/lofi-off-banjo

細かい使い方

Vinylのヘルプページで細かな設定を確認しましょう。

>> Using Vinyl

レコードの埃や傷、アンプのノイズまでもコントロールすることができます。昔ながらの音により、エモさが強化されます。楽曲のみでなく、ポッドキャストで古いラジオの雰囲気を出すのに使える可能性もあります。

機械のノイズがほんのりノスタルジックな気分にしてくれる。ノイズなのに不思議ですね。赤ん坊が眠りにつきやすい音楽も、もしかして作れるのでしょうか…?

バイナル系音楽

今回、ネット記事にバイナル系という言葉を見つけ、「バイナル系って何だろう?」と調べたところiZotopeのVinylにたどり着きました。バイナルは何なのかというと、どうやらレコードを指しているようです。元になった言語はビニール(レコードの材料)という。直訳すると塩ビ盤とのこと。

まとめ

iZotopeの「Vinyl」は無料で利用できる便利なプラグインです。手元のDAWでローファイ音楽を作ってみたい方におすすめです。

読んで下さりありがとうございます。読みやすいコラムを目指します。