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氏神様参拝

私の趣味というか、もう生活の一部と化していることに、神社参拝がある。私の住む習志野市津田沼を見守っている氏神様で、私の自宅から、徒歩15分ほどのところに習志野菊田神社がある。
 私がこの神社の参拝を積極的に始めたのが2年前からで、それまでは名前は知っていたが、行ったことがなかった。そもそも私は神社とは初詣に行くぐらいの知識しか、恥ずかしいことに34歳ぐらいまでなかったので氏神様がこんなにも大切な存在とは知らなかったのだ。
 知らなかったからこそ、氏神様に参拝をすることの大切さを知人から教わり、初めて菊田神社に行ったときのことは忘れない。賽銭を25円(二重にご縁の意味で)を投げ入れ、二礼・二拍手・一礼。二拍手の後で願い事をするときには、小声で呟くように、住所・氏名・年齢を神様に伝え、感謝をし、願い事をお伝えする。そうして一礼をする。終わったあとに御神籤を引いたらなんと大吉が出たのだ。あのときの感動は忘れられない。私はその時に悟った。菊田神社の神様は、私が参拝に来ることをずっと待っていてくださったのだと。
 以来私は菊田神社に行くと参拝のあとに、御神籤を引くと大概大吉か中吉が出る。今でもそうだ。よほど神様に気に入られているらしい。とても良いことだ。
 最近では御朱印帳も菊田神社で買い、今日も御朱印を頂いてきた。「秋の七草」という、緑色の菊田神社の印のまわりに七つの植物が色とりどりに描かれている。
 大吉が出ることも、御朱印も、時々来ると自然と涙が流れて、心の中が浄化されていくように感じることも、これは、神様からの、もっとこの土地を愛しておくれ、というメッセージのような気がして、私はもっともっと、津田沼が好きになったような気がした。

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