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多発性硬化症患者が夏に向けて気を付けること

だんだん気温が上がってきましたね。
私は暑い時期も寒い時期もどっちも苦手ではないのですが、多発性硬化症患者となってからは暑い時期には気を付けるようになりました。

そんなわけで、今日は夏に向けて気を付けるべきことをまとめてみます。

ウートフ徴候が表れる時期と認識すること

多発性硬化症患者は、体温が上がる環境下ではウートフ徴候と呼ばれる特徴的な症状が現れることがあります。

ウートフ徴候とは、体温が上がると今ある症状が一時的にひどくなったり、別の症状が出てきたりすることがあります。 体温がもとに戻ればおさまります。これをウートフ徴候と言います。

運動や入浴、風邪などによる発熱、暑い場所・時期、過度の日焼けなどが原因となるので注意が必要です。 ですが、適度な運動は体力や筋力の維持だけではなく、気分転換にもつながりますので、実施しましょう。

運動する際は、適度な休憩、冷却グッズや冷たい飲み物を準備すれば安心です。 夏場は、室内でもクーラーを積極的に使用しましょう。

食事は寛解状態を維持するためにも重要

夏場は暑さから食が細くなることがあります。ですが、食事で適切なバランスの良い栄養が取れていて、寛解状態を維持する事ができるのです。

夏によくあるそうめんだけ、冷たいものだけを食べるとか、水分だけ取って食事はいらないとかは絶対にやめましょう。

夏バテは体力を大きく失います。体力が少なくなってくると、それだけ症状も出やすくなってきます。
手を変え品を変え、食事量を確保できるようにしましょう。

睡眠は全てを解決するのだ

体力を維持することと一緒ですが、睡眠は非常に大事です。
特に、脳神経は睡眠時に修復されていきます。最低でも7時間以上の睡眠を目指しましょう。

睡眠不足は全ての問題の原因となり、睡眠は全てを解決してくれます。

いかがでしたか?
ごく当たり前の話でもあるのですが、淡々と生活しているとつい甘くなりがちなポイントなので、敢えてのリマインドのようなものだと思ってください。

体温の上昇に気を付ける。食事はバランスよく。睡眠は全てを解決する。
皆さんも穏やかな生活を送れますように。

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