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活動性分析5 【勉強用】 


負債回転率【骨子として】

意義

負債に対する完成工事高の割合。
単位は【回】。
負債が1年間に回転した回数。

ただ、これは概念の説明ではあるものの実用に適するかというと別で、
後出の支払勘定回転率が使われるみたいですね😅

算式

$$
負債回転率【回】=\frac{完成工事高}{負債【期中平均値】}
$$


支払勘定(買掛債務)回転率

負債回転率というと、実は一般的には、
この指標を用いるとされています。

意義

支払勘定に対する完成工事高の割合。

売上との関係で負債・他人資本を
何回転、要したか…と見ると、少ない方が◎となります。

ここで、支払勘定は、
支払手形+工事未払金
とされているんですが、
過去問の中では、電子記録債務(New !)が
カウントされていたこともありましたね…😅

算式

$$
支払勘定回転率【回】=\frac{完成工事高}{支払勘定【支払手形+工事未払金】}
$$

経営者マインドっぽい視点?


負債も資本も、資金調達方法であることに変わりはない
B/Sの右側から流入してくる総資本の部分でしかない)ので、
単に資本回転率の分母を取り替えたようなもの、
という説明が一法としてあります。

少なくとも、会計ソフトがアウトプットしてきただけの数字よりは、
ボックスを伴うと、生々しく可視化できているんじゃないかなあと…😅

負債回転率は、P/L上の完成工事高を上記の水色のボックスで割る。
資本回転率は3つありますので、それぞれ、
右側一番外の総資本、赤の自己資本、緑の経営資本を分母にして割る。
ちょっと経営資本だけ位置が左側で困りますが😅

🔵終点【活動性分析のツリーの】

活動性分析に関しては、逆数であるという便法で、
回転率により回転期間も説明したふうで来てしまいましたが、
ひとまず、他の分析手法のノートに注力していきます。


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