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石倉洋子『世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ』日経BP、2015年

石倉洋子先生。勉強熱心で、いつでも新しいことにチャレンジし続けるかっこいい女性だ。スパッと物を言う姿が素敵で、一時期社外取締役を務められていたライフネット生命保険の株主総会は石倉先生目当てで参加していた。 そんな、石倉先生の本を読んだ。 何事も小さな努力の積み重ねだなと。ただ漫然と生きるのではなく、意思を持って生きることの面白さがわかる。 いくつになっても新しいことにチャレンジする姿勢、ミッションを遂行する前向きな力、知的好奇心。 本当にすごい。そして、何よりも そ

    • 物事を始めるのによい日

      今日、2021年8月20日は一粒万倍日で、一粒の籾が万倍にも実る稲穂になるということで、この日に何かを始めると大きく実るよという日とされる。 にわとりが先か、卵が先か 準備をこの日に合わせて進めるのか、準備ができたから一番良さそうな日にオープンさせるのか。 少し前から準備を始めていたコンテンツをオープンさせるのに良い日を探していた。新しいシステムを使うので、開始日をいつにしようか、なかなか決められなかった。 テストも終わり、オープンさせるのはいつでも良さそう。 準備

      • わからない単語だらけの世界へ!

        コーチングを始めて3ヶ月が経過した。 始めたきっかけは、通っているトリガー鍼灸院の鍼灸士の人の変化を感じたから。ありとあらゆる事象に対して、ポジティブな言葉を出すようになった彼に何が起こったのか?不思議で、そうしたらどうもコーチングを受けていたことが影響したっぽいということで、コーチを紹介してもらった。その前がネガティブだったわけでは決してないのだけれど、言葉の勢いや深さ、プロとしての矜持が変化してきたのだ。 もともと、コーチングには興味があった。20代の頃、体調を崩して

        • 電子書籍の良さに今さら気付きました

          パソコンやタブレット、スマホの画面より、紙の本の方が頭に入るよなってずっと思っていました。電子書籍には今までも何度かチャレンジしてきたのですが、結局読まないまま。紙の本だと「積ん読」になるものが、電子書籍だと物理的に積み上がらないので、意識からも遠のいてしまう。せっかく買ったのにもったいないです。 一年前から移動が極端に少なくなり、本を読む時間も増えるという当初の目論見を大きく外れて、本を開く時間をあまり取らなくなってしまいました。一方で、食に関する文化的な背景本や、300

        石倉洋子『世界で活躍する人が大切にしている小さな心がけ』日経BP、2015年

          腕の動きの量で精神的な健康を目指せるのか?『データの見えざる手』

           日立製作所フェローである矢野和男氏が開発したウェアラブルセンサーから得られたデータを解析して書かれた本。ウェルビーイングの話をしていたら、大学院の先生から勧められたので読んでみた。 https://amzn.to/37WOoYe この本のサブタイトルにも入っているのはウェアラブルセンサーというのは身に着けて活動量を測る機械。今だとOura Ringなどがあるし、Apple Watchみたいなものでもアプリもありそうだ。 https://amzn.to/37UFY3C

          腕の動きの量で精神的な健康を目指せるのか?『データの見えざる手』

          瞑想と運動〜瞑想も始めました

          ソニア・リュボミアスキー著『幸せがずっと続く12の行動習慣』に瞑想と運動について書かれている箇所があり、この本について話をしていた数名で、瞑想をやってみよう!ということになった。 最近の日課は運動更年期の内側からの筋肉の衰えを感じて焦り、ジムに行って筋トレを始めたらすっかりはまってしまった。運動が気持ちよくて、週1,2日は休むようにしているけど、休むとちょっと残念な気持ちになるくらい、運動を欲するようになっている。 本には、うつ病患者を3グループに分け4ヶ月の実験をしたこ

          瞑想と運動〜瞑想も始めました

          「食べる」ことは自然の恵をいただくこと

           『フード・インク』を見た。2008年にアメリカで公開された映画なので見た人も多いだろう。アメリカのドキュメンタリー映画だけれど、農業が工業化されて、私たちが食べ物を口に運ぶまでのプロセスに潜む問題点を農場、農家への取材を通して明らかにしている。 食べられるために作られる農産物。命あるものは、食べるためだけにこの世に生を受けたのだろうか?  最近、美味しいと感じるのはいわゆるジビエと呼ばれる肉だ。食べるためだけに生まれてきたわけではない。生を受け、日々自然の中で必死に生き

          「食べる」ことは自然の恵をいただくこと

          『2040年の未来予測』

          2020年まであと約20年だからそう遠くない未来。多くの人が面白いと書いているのを目にして読んでみた。 https://amzn.to/2XKBck5 2040年になると、ドラえもんの世界のようなことが実現しているように描かれており、それがどういう技術によってもたらされるものかが解説されている。ここは、技術革新に対してワクワクする部分である。 一方で、少子高齢化がなお一層進んでいる20年後の日本の経済がどうなっているのか、ライフスタイルはどう変化しているのか。ここは考え

          『2040年の未来予測』

          『自分を信じる力は満点!』

          大学院を修了して、肩の力を抜きつつも知に触れる場所が欲しいと思って昨年入ったウェルビーイング大学の授業で聞いた一言。 自分を信じる力は満点 すごいパワーのある言葉だ。なかなかこんなことを言い切れる自信はない。女性は男性より自己効力感が低い人が多いと言われるし。以下、授業内でのノートと気付き。 今、できないことがたくさんあっても、自分を信じる力があればこれからできると信じられる。 ああ、だめだめ。日本人にしては、はっきりしている方かもしれないけれど、やっぱり日本人なんだ

          『自分を信じる力は満点!』

          『食』に関する本

          食べることだけは決してやめられない。食事をせずに生きていくことはできない。 あらためて書くと当たり前すぎるのだけれど、自粛生活だからこそ今年気付いたことだ。 今年は食に関する本も読んでみた。 畑中 三応子 著『〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史』 https://amzn.to/3rC2uH2 和食は健康にいい。 この認識がどのように形成されたか。そもそも、日本人はご飯ばかり食べていた。その量、一日3食、一回3膳。それも白米しか食べていなかった。だから、脚気にもな

          『食』に関する本

          神棚の掃除

          大掃除は毎年ゴールデンウィークにするので、年末にはしない。でも、神棚はそうはいくまい。 一昨年、昨年の年末はそれどころではなかったので数年ぶりに張り切って神棚掃除しました。幸先詣して、新しい御札まで購入して準備万端です! 幸先詣についてのnote→ https://note.com/financialstylist/n/n570a9f3405aa 数年間、お待たせしました。神様。 いつ頃するのか?神棚の掃除はいつ頃するのが正解なのだろう?なんとなく年末に慌ただしくやっ

          神棚の掃除

          年末に初詣~幸先詣

          初詣は年明けに行くものだと思っていたけれど、今年は密を避けるために分散させましょうということらしい。そもそも、混雑が嫌いで元旦に初詣など行ったことはないことは、この際ちょっと忘れておこう。 幸先詣 名前からしてイケてる。 アーリーアダプター感半端ない 年末の明治神宮明治神宮は年に数回は訪れるが、年末に来るのは初めてだ。あちらこちらに混雑についての注意喚起の看板が立てられていたり、門に新年の飾りをつける作業が行われている。 すいてる! 今年は観光客も少なく、明治神宮は

          年末に初詣~幸先詣

          〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史

          日本食は体にいいなんとなくそんな感じがして、当たり前に思っていた。 日本食が体に良いのは、なぜか?いつからか?そんな食に対する思い込みから目を覚まさせてくれるような本だった。 日本の食料自給率はカロリーベースで38%。 もしどこからも食料を輸入できなくなったらと思うと恐ろしい状態だ。 これは友人が書いたインタビュー記事を読んで、手にとって見た一冊だ。 https://www.asahi.com/and_M/20200930/16471219/?fbclid=IwAR3Uf

          〈メイド・イン・ジャパン〉の食文化史

          beかmakeか~妻のトリセツ

          いまさらだけど、妻のトリセツを読んだ。 妻(女性)から見た夫(男性)への文句の羅列か? いや、こんなに文句あったら結婚生活続けるの大変じゃないかしら?というのが率直な感想。 結婚ってなんだろう?幸せなイメージ、穏やかなイメージ、柔らかいイメージ、幸せ、愛。 そんなんで語られるけれど、実のところどうなんだろう? 幸せであろうとするから苦しいんじゃないか? 結婚って、実は幸せにする、幸せな気分にさせるから続くんじゃないのか? be happy I'm happy.

          beかmakeか~妻のトリセツ

          #読書感想文 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築

          昨年亡くなった緒方貞子さんの日記、講演録、エッセイなどをまとめた一冊。緒方貞子さんに憧れる女性は多いのではないか。私もその一人だ。 何が彼女を突き動かしたのか「ジュネーブ忙中日記」の1993年5月から1994年8月までの日記を読むと、日々各所に移動しながら、世界の難民のために奔走している活動の様子がわかる。移動と言っても、世界中を移動している。1927年生まれだから、その頃すでに65歳過ぎ。自分がその年になったときに活動できるよう、知を磨いておかねばとも思った。 ルールは

          #読書感想文 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築