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【ゲーム#1】お金の使い方をスクラッチで学んでみよう(NeedsとWants編)

 ご家庭でお子さんと試していただきたい、ちょっとしたフィナンシェ(金融家)なゲームを作ったので、ご紹介します。今回は「『ほしい』と『いる』の違い」です。

 以前、皆さまに読んでいただいた、ほしいか?いるか?ゲームは、子どもに欲しいものと要るものの区別を考えるようにしてもらう目的で考えました。日常的に区別が付くようになると、次のようなことができるようになると思っています。

● 「ほしいもの」は自分のお小遣いで買い、「いるもの」は親に買ってもらえる、というルールを作れる
●買い物に行ったとき、「今日は要るものだけしか買わないよ」と伝えることで、「あれも欲しい、これも欲しい」と言わずに、納得してもらいやすい
●大きくなった時に「いるもの」にお金を優先的に使えるようになる
●「ほしいもの」の中で「本当に欲しいもの」を考えるようになり、買ったけど使わないから捨てよう、ということが起きにくい

 前回、ほしいか?いるか?ゲームを説明したnoteはこちらから↓↓

■ スクラッチで作成し、子どもの声も入れてみる

 このゲームをスクラッチで作ったのがこちらの「ほしいか?いるか?ゲーム」です。仕事が始まる前にコツコツ試してみて、かかった時間は3週間くらい…! ぜひお子様と試していただきたいです。

画像1

(上の画像をクリックするとゲームの画面になります)

 このゲームは、登場するアイテムが、「ホシイカ=ほしいもの」なのか「イルカ=いるもの」なのか、をクリックして当てるものです。

 どのように動くのか、上記の動画でご覧いただけます。声は、娘2人に手伝ってもらいました。背景をキーに各スプライトが登場したり、動いたりする仕様にしたり、クリックしたらスプライトが動き、当たったスプライト(イルカかホシイカ)が「せいかい!」とか、「ざんねん」とか言ってくれます。

■ アイテムなどカスタマイズもしてみて

 金融教育に関わる方や、ご自身のお子さんとゲームしたり、同じようなクイズを作ってみたいという方は、まず登場するアイテム(スプライト)を変えるところから始めると良いのでは?と思います。

 たとえば、塗り絵を絵具にしてみたり、ランドセルを学校のノートにしてみたり、保育園グッズにしてみたり…という具合です。声もご自身のお子さんの声にも変えることができます。カスタマイズできたら、フィナンシェの会に「作ったよ!」とコメント欄からお知らせいただけると嬉しいです。

■ まだまだ改善余地があるので、ぜひアドバイスを

 初めてのスクラッチだったので、少し不具合や改善点が色々とあるので、ゲームの中のコードも見ていただき、「こうやった方がすっきりするよ」「こんなコードの書き方もあるよ」というアドバイスがあれば、コメント欄でぜひ教えていただきたいです!!

スクラッチ

 ちなみにクイズの正解・不正解は、試してみてのお楽しみにする代わり、最後のゲームのクロージングを動画でご覧いただけるようにしました。クロージングも娘たちの声が大活躍です。


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 フィナンシェの会では、「お金がどこからきて、どこへ行くのか」という流れを意識した金融教育を目指しています。他にも、日常生活で子どもとお金のことを学べるさまざまなアイディアをご紹介しています。宜しければ他のアイディアもぜひご覧ください。

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