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#7【人生最大の後悔からの学び】自分の心を守るステップ

前回の記事では、新卒で就職した先でのパワハラに耐え続けた結果、パニック障害になってしまった経緯をお話しました。


人を追い詰める本当の原因

私が人生で最も後悔していることの一つが、
パニック障害になるほど、
自分の心身を蝕む環境に自分の身を置き続けたことです。

原因は、

  • 「新人は耐えるものだ」「仕事は辛いものだ」という刷り込み、周りの声に従い、素直に我慢してしまった。

  • 頑張って就活したのに1年以内に辞めるなんて出来ない。恥ずかしいし、自分の選択が間違っていたことを認めたくない。

  • 辞める・転職する勇気が無い。

こういう理由もあったとは思うんですが、

私の場合、もっと根本的なところで、

「自分を大切にする」
「自分の心を守る」
「自分の心を最優先にしてあげる」

ということが出来なかったんですよね。

自己肯定感の低さや、
(私の場合)長年抱えていた深い罪悪感から
「自分は痛い目にあって当然だ」というマインドが一番の原因だったんじゃないかな
と、今では思うんです。(闇が深い笑)

私がパニック障害になった原因は、
パワハラ上司や暴力的なカルチャーの職場が原因なのではなく、それらはきっかけに過ぎません。
それらは私自身の人生の課題を具現化した存在たちです。

自分を大切に扱ってあげる
自分を愛してあげる

まず、このファーストステップが、私のその時の人生の課題だったんです。

もし、これを読んでちょっとでも
「私もそうかも…」と心当たりのある方、
どうか癒えますように。

”私は痛い目に合って当然だ。幸せになってはいけない。”
という呪いにかかっていると、本当に、なかなか解けない。
でもどうか、一歩ずつ、その呪縛が解けて、乗り越えた場所に辿り着けられますように。

だから私はこのNoteで、自分を大切にし自分をケアする"セルフラブ"について、自分の生業である「食」を通してどんどん発信していきたいんです。

自分の心を守るステップ

1.自分の心の声に従う以前に、
そもそも違和感を「見過ごさない力」が必要!

なんか仕事に行きたくないなぁ、あの人に会いたくないなぁ、労働時間長すぎて辛いなぁ、特定のストレスが継続しているなぁ…

そういうちょっと心がざわざわした時は、見逃しちゃいけないんだなと私は学びました。

20年前の私のように、自分を大切に扱うマインドをもともと持っていない人は、こういう違和感に気付いてもすぐに自分の心に「」をしちゃうから。

  • もしかして私って蔑ろにされてる?

  • 大切に扱われていなくない?

  • なんか居心地が悪いな・・・

ちょっとでもその違和感を感じたら、
手帳やメモに、そのザワザワを書き留めて、記録して下さい。

過去の私のように「違和感に気付く」「見過ごさない」スキルを持っていない場合は、訓練しないと、わざと見て見ぬ振りしちゃうこと、大いにあると思うのです。

だからまずは書き留めることで、見逃さない。

これが自分で自分の心を守る最初のステップなんじゃないかと、私は思っています。
それ以来、私はものすごく書く人になりました。
(「書く」については別途記事をおこします♡)

■違和感に気付き>受け止め>考察するだなんてさらに高度なスキル!持ってません!

「そもそも自分の本当の気持ちに気付く」って高度なメタ認知力とか自己認知力とか、知識やトレーニングが無いと難しくない?って思います。笑

過去にもっと辛い経験をされて、自分の感情に頑丈な鉄の扉を設置している人にとっても、
その扉の前で思考停止せざるを得ない、心を麻痺させて思考を働かせなくすることで、自分の心を守っている場合もある。

「自分の本当の気持ちに気付く」って意外と難しいんですよね。

私のように、違和感には気付けたけど、周囲に相談しても、自分を守る方向に向かわなかった場合もあります。

だから、友人や家族や恋人ではなく、「自分で」自分の心を守るスキルが本当に必要なんです。いかなる年齢の、いかなる状況の方にもです。

その最初のステップは、やはり同様に、自分の気持ちを書き出す事からかなと思います。

■自分の環境を変えるための行動って訓練しないと出来なくない?!

さらにその上で、
「心がしんどいぜ!環境を変えた方がいいなこれは!じゃ変えっか♪」ってトントントンって、一部の人生サバイバルスキルに卓越したポジティブパーソン以外、そんな簡単に行動できるかっちゅーの笑。

だからさ、就活中の学生に向けてさ、

  1. 入社後にブラック企業かなとモヤったらチェックするリスト

  2. 転職した方が良いかもアラートチェックリスト

  3. 転職する前提で就活する新時代スタイル&就職する前から転職の仕方を知っている

  4. 働き辛いと思ったら、こんなステップを踏みましょうレクチャー

みたいな、なんかこういうサポートとか、新卒採用に関わる担当者や指導に当たる方は本当やって欲しい。
(職業上、常に就活中の学生達を抱えるコーヒー屋で働いているので、彼らの将来や健康、心の安全を案じるいつも。他人事ではない。)

おっと脱線しちまった♡

2.自分の本当の気持ちに気付いたら、「期限」を決める

人生には潮目があるのですね。不運な環境に耐えている最中に、人事異動や人間関係の変化や、その場の雰囲気が変わることってありますよね。

だから、私が学んだのは「期限を決めること」です。

■自分がその環境に身を置くことを自分に許すかどうかの「決定権」を自分で持っておく。

私はこの新卒時のパニック障害発症からの学びを活かして、期限を決めて行動したことがありました。

今から数年前に、働き辛い環境で、仕事に行くのが辛くて悩んでいた時期があったのですが、悩みぬいた結果「あと1か月耐えても状況が変わらなかったら、きっぱり辞めよう!」と決意しました。

すると、残りの1か月は悩まず淡々と職務に付けましたし、悔いの無いようやり切ってやろうと、逆にモチベーションも上がりました。

そして結果、なんと、

決めて1か月以内に、180度環境の異なる、最高の上司と素晴らしい同僚に恵まれた店舗に異動することになったのです。

「自分で自分の環境を無理にでも良くしてやるぜ!」と言うゴリゴリした強いマインドが、私の現実を変えました。「耐える期限を自分で決める」というオーナーシップある思考と行動が、自分に変化をもたらし、自分を守る方法になっていく事を学びました。

と、熱く語っていたらまた長くなってしまった…

理不尽な環境下で自分の心を守るためのステップまとめ

①心の中で発生した違和感を見逃さない。
まずはザワザワに気付いたら、手帳か日記かメモに書くことで気付き、受け止める🖊
書くことで客観的になり、違和感が継続しているかを記録できる。

②メモを見返して、辛い、しんどいと感じる状況が続くなら、「いついつまで耐えて、状況が変わらなかったら辞めよう!出ていこう!」と期限を設ける。やられっ放しにしない。

私の、自分の人生の後悔からの学びでした!ここまでお読みくださり本当にありがとうございます!

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