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一流と呼ばれたい

今回は千田琢哉さんのベストセラー、「一流の人だけが知っている、
他人には絶対教えないこの世界のルール。」
という本を紹介します。

世の中には一流とされている人がいます。みんなから尊敬され、
信頼され、社会での地位も高く、おまけに収入も高い人です。

誰でも、出来ることなら一流になりたいと考えることでしょう。
ですが、周りを見渡してみると、「あの人は一流だな~」という
人もいれば、「一流には程遠いな~」という人もいるのが現実です。

みんな頑張っているはずなのに、世の中には2種類の人間がいるのは
何故でしょう?

・・・・・

・・・

それはズバリ!、一流の人だけが知っている他人には絶対教えない
この世界のルールがあるからです。
一流の人には、その人が一流で
あるだけの理由があり、一流の人だけが知っているルールに従って
生きているからこそ、一流でいられるのです。

一流の人だけが知る世の中のルールには次のようなものがあります。

・ビジネス社会のルール
・時間のルール
・お金のルール
・教養のルール
・人間関係のルール

あなたも、こういった一流のルールを知ることで、今よりも確実に
魅力的な人間になれ、人に尊敬され、仕事が上手くいき、給料も
上がるでしょう。すなわち、人生が変わるのです。

人生の成功者になるために、皆さんも一流の人だけが知るルールを
日常生活に取り入れていきましょう。


お金とは力である

一流の人は、「お金とは力である」と考えています。お金はとても
便利な道具であり、上手に使わない手はないと思っているのです。
言い換えれば、お金のために寿命を削るのは無駄だし、お金のために
人生を振り回されるのもバカバカしいということです。

お金というのは力そのものですから、お金を上手に使うことが
できれば、あなたはスムーズに力を持った人間になれるということ
ですが、お金の持つ力とは一体どういうものでしょうか?

まず初めにお伝えしたいのは、「お金で時間が買える」ということです。

当たり前ですが、時間はお金よりも遥かに重要です。
「時間というのは誰にでも平等に与えられているものである」と
聞いたことがあるかもしれませんが、それは真っ赤なウソです。

十分なお金があれば、そもそも会社に出勤する必要など
ありませんから、通勤時間を往復で1時間とすると、
1年で250時間も浮く計算になります。
例えば、30年通勤するサラリーマンと比べると、通勤時間だけで
7500時間も自分の時間が持てます。

さらにお金があれば、大勢の人の時間を借りることで自分の時間を
48時間にも96時間にも増やすことが可能です。
その他にも、自分が嫌だと思うことや雑務などは外注すれば
済みますから、お金によって時間が買えるということと、
時間が平等ではないということは理解していただけたでしょうか。

お金で時間を買うということは、自分の人生や寿命が延びるのと
同じ事なのです。


身の丈に合ったお金の使い方をする

自分の収入以上にお金を使わないということは当たり前のことですが、
住宅ローンを35年で組んだり、借金をして車を買うなど、世の中には
自分の収入以上のお金を使っている人がたくさんいます。

成金が破産するというのはよくある話で、事業で成功したとしても、
それがこの先ずっと続く保証はないのに豪邸を建てたり、高級車を
買うのです。
時には儲からない年もあるでしょう、しかし、豪邸を買い、高級車を
買ってしまったので、毎月高額の支払いに追われ、お金が尽きて
破産してしまうのです。

このような話を聞くと、「世の中には本当に馬鹿なやつが
いるんだな」と思ったかもしれませんが、そうやって
笑っている人ほど危険です。
身の丈に合ったお金の使い方の初歩は、いかなる理由があっても
自分の年収分の蓄えをしておけ!ということです。

お金はあの世に持っていけませんから、過剰に貯金をする必要は
ありませんが、安易に人に奢ったりしているとお金はすぐに
無くなってしまいます。

一流の人は自分にリターンがないお金の使い方はしません。
それは、そういう無意味な行動が、自分を三流や四流に
してしまうからです。
断言してもいいですが、奢られた人は貴方に感謝などしていません。

それどころか、「先輩なんだから奢って当然だろう」とか、
「こんな安い居酒屋でお礼を言わせやがって」などと腹の底では
思っているのです。

あなたが、その相手にご馳走することであなた自身が幸せな気分に
なれるのならばOKですが、好きでもない相手にただ何となく
ご馳走するのはやめた方がいいでしょう。

虚栄心や承認欲求を満たすためだけのお金の使い方は絶対に
してはいけません。


適正価格の学習教材

この世で最もコスパのよい投資は勉強です。

しかし、世の中には高額過ぎる学習教材が蔓延しています。
そういったものではなく、例えば数千円程度の書籍とか、
パッケージ化された教材なら数万円で購入できるものがあります。

自分の頭脳に投資するというのが、もっとも賢い投資であり、
お金は盗まれたり落としたりするかもしれませんが、勉強して
得た知識が誰かに盗まれることは絶対にありません。

知識を積み重ねていくことによって一流へ近づくことができるでしょう。


絶対に外せないことを先に埋める

一流の人は時間の重要性を心の底から認識し、徹底的に効率の良い
時間の使い方をしています。

多くの人は、時間を管理しようと思った時に、まずそもそも時間が
ないという悩みがあるかもしれません。
私たちにはやるべきことがたくさんありますので、順番に1つずつ
片づけていると、結局最後には、やらなければいけないことを
中途半端にしか出来なかったという事態に陥ります。

ですから、時間について考える際には絶対に外せない
(外してはいけない)ことを先に埋めてしまうというのが
ポイントです。
そして、私たちが絶対に外してはいけないのが
「睡眠」と「食事」です。
それ以外は、仮に外したとしても何とかなるでしょう。

さらに、睡眠と食事のどちらがより大切かと言えば、
間違いなく睡眠です。
食事は、短時間で済ませたり、人によっては1日1食で
良いという人がいますが、睡眠は最低でも6時間、
理想的なのは7~8時間です。
普通の人は、時間がない時に睡眠時間を削りがちですが、
はっきり言って睡眠時間を削っているようでは三流どころか
四流の人間であると言わざるを得ません。

睡眠不足による悪影響については、死亡率が上がったり、病気の
リスクが高まったり、あなたの能力が大幅に低下してしまうなど、
デメリットだらけです・・・

では、どうすれば忙しい中でも睡眠時間を確保することできるでしょうか?

・・・・・

・・・

それは、最初から睡眠時間をスケジュールに固定してしまい、
何があってもその時間は用事を入れないということです。
1日を24時間で考えるのではなく、16時間で考えましょう。

著者の千田さんはサラリーマン時代に、毎日平均して9時間の
睡眠を確保していましたが、それ以外はバリバリ働いていたそうです。
同僚の中には毎日2、3時間の睡眠で頑張っていた社員もいましたが、
彼らの仕事は例外なくお粗末なもので、9時間の睡眠を確保していた
著者の方が出世も早かったし、給料も高かったそうです。


睡眠時間の次は・・・

先ほどは、睡眠時間を確保するために1日を24時間ではなく16時間で
考えましょうとお伝えしました。
では、残りの16時間で優先して確保してほしいのは一体なんでしょうか?

・・・・・

・・・

それはズバリ!運動です。

なぜ、睡眠の次に確保してほしいのが運動なのかと言うと、
継続して適度な運動をしなければ寿命が縮まるし、頭にも
良くないからです。
健康を保つのに適度な運動が欠かせないということは
科学的にも証明されています。

私たち人間は、縄文時代から500万年続く歴史の中で、常に体を
動かし続けて進化してきましたので、さまざまな事が
楽に行えるようになった現代でも、急に体を動かさなくなれば
体調が悪くなって当然です。

体と頭の柔軟性は比例しますので、睡眠の次に大切な運動の時間も
確保していただきたいと思います。


全ての言い訳を排除し、空白の時間を捻出する

自己啓発本を読むと、「自分の時間を持て」とか、「残業はするな」と
いったアドバイスがよくありますが、それらははっきり言って
甘すぎます。
それらのアドバイスの冒頭に、「あらゆる言い訳を乗り越えて」と
いう言葉を付け加えるべきだと著者は言います。

一切の言い訳を排除し、自分のための空白の時間を必死で捻出しましょう。

同僚との付き合いだけでなく、上司や取引先との付き合いよりも、
まずは自分の時間を最優先させます。
率直に言って、何かの言い訳をして自分の時間を捻出できないようでは
一流にはなれません。

極端な話、サラリーマンならば外回りに出かけるフリをして
サボろうが、仮病でズル休みしようが、どんな手段を
使ったとしても、まとまった空白の時間を捻出するべきなのです。

まとまった空白の時間に冷静にものごとを考え、その時に
何かしらの学びを得ることができます。
自分が本当にやりたいことを考え、大切な価値観と向き合う
時間にしましょう。


自分だけの決断の基準を持つ

時間が足りないと嘆いている人には、決断がいつも遅いという
特徴があります。
あれやこれやと迷って1週間後に決断するよりも、その場で
バシッと決断する人のほうが、時間を無駄使いしなくて済みます。

決断が遅くて良いことなど何一つ無いのです。

著者がこれまで出会ってきた一流の人は、例外なく決断が
早いそうです。
彼らがなぜ素早く決断できるのかと言うと、自分だけの
決断の基準を持っているからです。

一流の人が持っている決断の基準には、次のようなものが挙げられます。

・誰かに誘われたら、本当に自分の心が動いたときにだけ行く
・睡眠時間が削られそうなら絶対に断る
・やるかやらないか迷ったら、やる方を選択する
・迷ったら直感に従ってみる

私たちの人生は決断の連続ですから、どうしよう?どうしよう?と
いつまでも考えていても仕方がありません。
いつまでも迷っていられるほど私たちの人生は長くないのです。


三流の人を隣に座らせない

周囲の人は、あなたのランクを、あなたの隣にどのランクの人が
座っているかで決めています。

こう言うと、「差別は良くない」とか、「人の価値はみんな平等だ」と
言われそうですが、現実には人にも職業にも会社にも、全てに
序列があります。
はっきり言って平等なんてものは幻想であり、人は平等ではないから
少しでもランクを上げようと頑張れるのです。

この先あなたが成功すれば、大して仲良くもなかった友人や知人から
借金の依頼、保険の勧誘などといった経験が必ずあるでしょう、
そんな時に情けで付き合ってしまうと、格下の世界に落ちてしまいます。

格下に落ちてしまうと二度と這い上がれなくなるかもしれませんので、
隣に座らせる相手を決して間違えてはいけないんだと
心に刻んでください。


悪口の運び屋とは絶縁する

人の悪口を言うのは良くない事ですが、一番の曲者は「〇〇さんが
あなたの悪口を言っていたよ」と、悪口を運んでくる運び屋です。
なぜ運び屋は、わざわざ他人が悪口を言っていたことを密告
するのかというと、悪口の運び屋が人間関係をかき回すことに
快感を覚えているからです。

もしも悪口を運んでこなければ、悪口を言っていた人と、悪口を
言われた人の2人を救うことになります。
ですが、悪口は密告した瞬間に犯人と被害者が
存在してしまいますので、悪口を運んできた人がこの世に
悪口を生み出した張本人ということになります。

一流の世界では、悪口の運び屋はゴキブリのように忌み嫌われて
おり、即絶縁されているので、みなさんも「あの人がこんな
悪口言ってたよ」と、わざわざ悪口を伝えてくる人とは
即絶縁しましょう。


終わり











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