音楽で感動した事がない

You Tubeとかで、(公式に)配信されているミュージックビデオを見ていると、コメント欄に

歌詞に感動して泣いた
この歌に人生を救われた
辛い時の支えになってくれた

という記載をちょくちょく見るが、私、こういう感情を抱いた事が一切なく。

ASDの人は「共感する能力が乏しい」とか言われているみたいだが、映画、ドラマ、小説、については、上述の音楽に対する反応とは異なる。

小説に関しては、電車の中でも人目をはばからずに(感動して)泣いてしまう事がしょっちゅうある。
映画、ドラマ、なんて、泣かずに見ていられない事は日常茶飯事。
(一緒に見ていた妻は全く泣く気配もなく「なんで泣いてるの?」とか言ってくる始末)

決して音楽に興味がないわけではなく、私は中学生くらいの時から、スピッツ、くるり(くるりは高校生以来のファン)、ミスチル、Salyu(Salyuは大人になってからのファン)が大好き。
洋楽だと、中学生でUKロックにハマり、ビートルズから始まって、オアシス、U2、そしてUKを飛び出してUSAに興味が向かい、ビーチ・ボーイズ、ミスター・ビッグ、と聴き込んできた。

大人になって、「あ、この歌詞って、こういうことだったんな」と自分なりに意味を理解できた事はある。
しかし、「感動」して「泣く」事はないし、「辛い時」の「心の支え」になる事もないし「救われる」事もない。

まだまだ甘ちゃんなんだろうな、きっと。

おわり

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