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しょっぺぇな ちぢむ陽ぢから 秋分切る

《しりとりシリーズ②》
前回は「しょ」で終ったので、タイトル句は「しょ」から始まってます。

 昨日の彼岸の中日は、秋分の日でもあります。この日は昼と夜の長さが同じになります。そしてこの日を境に昼の陽が差す時間が縮んでいきます。彼岸を切ると、もう夜が勝ってきます。
 暗い時間帯が長くなるにしたがって、人も夜が長くなる。何となく心が薄暗くなる。不思議な者ですな。「だから帰り道に一杯ってなるんだよ」と言い訳しているリーマンが増えるのであります。でも、コロナ禍を経て、宅呑みになれてしまった今では、そういうおっさんリーマンは減りつつあるんでしょうな。
 私は、1年の前半にできなかったことや残念だったことなどなど……が脳裏に浮かんで、何となく、侘しい「しょっぺぇ」気分になります。
「今年もうだつが上がらないまま、もう後半か……」
 毎年、同じ事を思っている。
 そして、近年では、人生もうだつがあがらないまま、終活年齢か……と、しょっぺぇどころか辛さや苦さも混じってきた。ガッテム👊‼

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