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資格の勉強をしてたらBSS(僕が先に好きだったのに)で脳を破壊された。

最近、ボイラー技士の資格勉強をしていたのだが、普通に難しかったので、「漫画で分かるシリーズ」を購入することにした。

やはり活字だけでなくイラスト付きで学んだ方が頭に入ってくる気がする。資格勉強にはかなりオススメの一冊だと思った。

物語としては読者に分かりやすく解説するために、三人の男女が教授のオッサンと一緒にボイラーについて学んでいくという非常にシンプルなもの。
ここまでは一般的な学習漫画ではよくある展開だと思うのだが。三人の関係にだんだんと翳りが見えて来る。

ストーリーを読み進めていくうちに主人公ポジションの男そっちのけで後輩がヒロインと良い感じの雰囲気になっており、最終的にはこんな結末を迎えてしまう。

まさかのBSS(僕が先に好きだったのに)展開に驚きを隠せなかった。資格の勉強をしてたらいきなり脳を破壊されてしまったのです。誰がこんな展開を予想出来たのでしょうか。

あまり僕自身は「NTR(寝取られ)」に興味は無く、浮気してしまうような女性を心底見下しているというのがある。交際期間が長ければ飽きて来るだろうから、別れられる良いキッカケになるし。寧ろ廃棄物処分みたいでちょうどいいだろ、とさえ考えているくらいなのだが。

BSSの「最初から見向きもされていなかった」というのは、精神的にかなりキツイ。

改めて表紙を見てみると一人でピースをしているのが自分を見ているみたいで物悲しい
クラスの輪の中に入れなかったから先生(ハゲたオッサン)の隣にいるみたいな絵面がキツイ。

このヒロイン自体も、きい先生作の「放課後バニラ」収録、「ソルトペッパーチョコレート 〜こたつの中の宇宙〜」の士緒屋いのりちゃん(写真右)によく似てて何とも言えない気持ちになってくる。

僕はきい先生が連載するたびにコミック快楽天を購入しているし、イベントが開催された時は夜行バスを乗り継いで東京に行く程のファンなのだが、まさかこんな形で再会するとは思わなかった。

今まで僕は勉強しても割とすぐに忘れる方だったけど、今回のような衝撃的な物語は忘れないと思う。製作者の中によっぽどのBSS好きがいたんだろか。ボイラーが爆発する前に僕の脳が壊れてしまった。「僕が先に好きだったのに!」

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