ノイアー

メンヘラで希死念慮があるオタクです。統合失調症、PTSDを抱えています。精神障害者手帳…

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メンヘラで希死念慮があるオタクです。統合失調症、PTSDを抱えています。精神障害者手帳二級所持。ひたすら「好き」を語りたい……。夢は作家になること……。

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『ここまで不幸だったのだから、その分だけ幸せにならなきゃ駄目だ』と生きてきた精神障害者の末路

 最近、友人が29歳になった。平成5年生まれで僕と同い年。早生まれだった彼が仲間内では一番遅く誕生日を迎えた。  29歳はちょっと特別で、20代最後の一年間になる。社会人として働く彼は「歳を取ったこと、老いたこと」を嘆いていた。  嘆くばかりの彼に、「僕は精神病だったし、ハタチまで生きられるかどうかわからなかったから歳をとる事は素直に嬉しいと思う」と答えていたけど。  でも、実際のところ、自分が歳をとることについては全く何の感想も出なかった。本当に何も思わないし何の感慨も湧

    • 究極のダイエット方法「食べ過ぎちゃったから吐くー」

      最近太りすぎたのでランニングを始めたのですが、リバウンドしてしまい、大量の焼肉定食を食べてしまいました……。 そこで僕はコーラを飲んでお腹を炭酸でパンパンにして、便器の前で喉に指を突っ込んで胃の中のものを全て吐き出すことにしました。 世の中には様々なダイエット本が溢れかえっているし、栄養学や運動の専門家もいると思うけど。結局のところ、喉に指を突っ込んで吐いてしまう以上のダイエット方法は無いと思っている。 一般的なダイエット方法は、細かいカロリー計算が必要だし、習慣そのもの

      • エッセイ:生まれてくることも、生きることも、「純粋に気持ちが悪い」という感覚。

        ここ最近、知人達の離婚が続いていた。連続で10件以上続いていて、思わず「またか」とため息をついていた。 離婚するのには深い理由があるのだろうと思っていたのだが。意外にも「嫁が家事をやらなかった」という初歩的なことで驚いていた。 それも全員が同じことを口にしていたのだ。 家事に関しては、男性の僕でも働きながらやっているので、健常者の専業主婦がそれを出来ないことが不思議だった。 結婚した理由は「金」と「楽」だったのでしょう。このご時世、みんな年収の高い人達だった。 僕は昔

        • 犯罪者が書いた最低最悪の小説「小学生の教え子を性奴隷にすることにした」を読んでみた

          性犯罪の書いた小説が「小説家になろう」に載せられているというのがネットで話題になっていた。 https://novel18.syosetu.com/n2493hc/ 事件の深刻さに対して「怪盗キッド」という名前がシュール過ぎる……。 僕は普通に勉強苦手なので、塾の先生というのは絶対になれないのだが。物語を通して授業風景の様子や最近のセキュリティ事情が分かるのは、普通に読み物として面白いと思った。 教師という立場を利用する犯罪者ということで、貴志裕介の「悪の教典」を連想

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        『ここまで不幸だったのだから、その分だけ幸せにならなきゃ駄目だ』と生きてきた精神障害者の末路

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          資格の勉強をしてたらBSS(僕が先に好きだったのに)で脳を破壊された。

          最近、ボイラー技士の資格勉強をしていたのだが、普通に難しかったので、「漫画で分かるシリーズ」を購入することにした。 やはり活字だけでなくイラスト付きで学んだ方が頭に入ってくる気がする。資格勉強にはかなりオススメの一冊だと思った。 物語としては読者に分かりやすく解説するために、三人の男女が教授のオッサンと一緒にボイラーについて学んでいくという非常にシンプルなもの。 ここまでは一般的な学習漫画ではよくある展開だと思うのだが。三人の関係にだんだんと翳りが見えて来る。 ストーリ

          資格の勉強をしてたらBSS(僕が先に好きだったのに)で脳を破壊された。

          エッセイ:潔癖症は「自分が一番綺麗だと思っている」という誤解

          映画「恋する寄生虫」を見ていたら、主人公が潔癖症で苦しむ場面があって、同じような病気で苦しむ僕は胸が痛くなった。 「恋する寄生虫」は小説版も漫画版も読んだけど、実写で苦しむ姿を見せられるのが一番リアリティがある。感情移入してしまい、早回ししようかと思うくらいにはしんどかった。 僕自身はそこまで重度では無いものの、日常生活に少し支障が出るくらいには酷い。 最近はかなり落ち着いていたのだが、家の中には消毒液のボトルが常備されており、また少しずつ悪化して来ている。どうやら寝不足

          エッセイ:潔癖症は「自分が一番綺麗だと思っている」という誤解

          エッセイ:家に武器があるという安心感

          最近、輩っぽい外国人が多いので催涙スプレーを購入することにした。Amazonでは売れ筋商品になっているらしく、似たような考えの人が多かったのかもしれない。 むやみに持ち歩くと職質に引っかかるらしいので玄関の前に置いてあるけど、「飛び道具の武器を持っている」と言う安心感は半端じゃない。 これが折り畳みナイフとかだと取り上げられてしまう可能性だってあるし。リーチだって短いから頼りなかった。催涙スプレーなら「引き金を引くだけで相手を無力化出来る」という気楽さがある。 治安が悪

          エッセイ:家に武器があるという安心感

          エッセイ:努力したところで『幸せな家族」は手に入らない

          最近、知人が家庭の不満を漏らしていた。 どうやら、結婚してから奥さんの態度が素っ気なくなり、自分の居場所が無くなってしまったかのように感じているのだと言う。 彼の場合、難関資格を複数所持している為、かなりの収入があるのだが。それを奥さんに管理されてしまい窮屈な思いをしているようだった。 その奥さんの話を聞いていると、かなり遊んで来たような雰囲気があり、女性慣れしていない彼はコロリと落ちてしまったのでしょうね。 僕は昔から結婚願望がビックリするくらい無いし。「逆玉の輿」以

          エッセイ:努力したところで『幸せな家族」は手に入らない

          エッセイ:精神障害者の僕が支援者を殺しそうになった話

           僕は少し前まで、「支援者を殺すか? 殺さないか?」というところまで追い詰められてしまっていました……。  ナイフを持って診察室に乗り込み、叫びながら逆手に持ったそれを振り下ろす。返り血を浴びながら医者の腹を刺しまくって、内臓を掻き分けて引っ張り出していく。  本当にもう少しで実行に移してしまうところだったのです……。未遂で済んだけど、もしあと一歩間違っててたら……?  別に犯行予告とかでは無いんです。ただ苦しいからネット上の「誰か」に打ち明けたいだけ。自分の精神を落ち

          エッセイ:精神障害者の僕が支援者を殺しそうになった話

          エッセイ:生理用品を買えない貧困JKと「きたない君がいちばんかわいい」

           Twitterを眺めていたら、女子高生達のツイートが流れてきた。それぞれ違うアカウントの子たちが貧困に陥っていることを呟いてるのですが、中々に深刻な内容で驚く。  それこそ、スラムか何かの出来事を見てるかのようで、日本はここまで貧しくなったのか……と、衝撃を覚えた。  中でも、生理用品を購入することが出来ないため、切ったタオルをシート代わりにしてるというエピソードは酷い。  同じ物を洗って繰り返し使っているらしく、衛生上、どうしても限界があることをネットに愚痴として書き

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          エッセイ:JOKERがほんとうにほしかったもの。

           先日、親戚と映画「JOKER」を見ていた。  劇場で見た時は、鳴り響く銃声に身を竦ませるくらい怖かった記憶がある。そして、とんでもない傑作だと思った。あの時の興奮は今でも忘れられない。  公開当時から様々な論争があったと思うし、ネット上では内容について、「無敵の人」を煽るような書き込みが散見されていた。内容が内容だけに当然の流れなのでしょう。  公開から数年経ったけど、最近の日本を見ていると、ジョーカーを笑えないくらいに貧乏になってしまったと感じていた。  物品の値

          エッセイ:JOKERがほんとうにほしかったもの。

          精神障害者の僕が友人達から障害年金のアドバイスを求められている件について。

           ここ最近、友人達から「障害年金、障害者手帳の受け取り方」を聞かれることが増えていた。皆んな生活に困っており、毎月7万円と税金免除の権利が欲しいらしい。  手帳と障害年金に関しては、自治体によって違うので、そのことを前提に話しつつ、精神科や役所でやり取りしてみることを促していたのですが。  今月だけで6人から一斉に連絡が来るという異常な状態で、毎日のようにLINE通話していたのです……。短期間でこの人数はいくらなんでもヤバすぎだろ……と恐怖を感じていた。  最初こそ、不景

          精神障害者の僕が友人達から障害年金のアドバイスを求められている件について。

          エッセイ:ハムスターの死を乗り越えられない……。

           僕の部屋は6畳ワンルームで本当に狭いのですが、以前はゴールデンハムスターを飼っていたのです。3年は生きていたし、まあまあ長生きした部類だと思う。  アニメの「とっとこハム太郎」で飼い始めた人も多いだろうけど、基本的にハムスターは人に懐かないのですが。僕の子は手を差し出すとよじ登ってくるくらいには懐いていた。まあ、パブロフの犬みたいに、餌やり係くらいの認識だった可能性もありますが。  亡くなった日の朝はすぐに受け入れられなくて、一日だけ待っていた。冬眠してるかもしれない…

          エッセイ:ハムスターの死を乗り越えられない……。

          エッセイ:映画『バッファロー’66』と弱者男性の救い。

           昔から、「無敵の人」を題材にした映画は多かった気がする。古典だと、「タクシードライバー」日本だと「葛城事件」がかなり強烈だったし。最近だと「JOKER」がものすごく話題になっていた。  一定数需要のあるジャンルなのだと思う。そんな、「無敵の人が主人公の作品」の中で一番好きなのは「バッファロー’66」でした。 あらすじ。 刑期を終え釈放されたビリーは、母親との電話でいくつか嘘をついてしまう。いもしない妻を連れて帰らなくてはならなくなったビリーは、通りがかりのレイラを拉致し

          エッセイ:映画『バッファロー’66』と弱者男性の救い。

          エッセイ:二次元ロリキャラと「絆」が欲しい。

           先日、小学5年生の女の子の世話をすることになった。  家柄も良く、顔立ちも整っており、三次元の子供にはそこまで興味が無い僕でも素直に「可愛いなぁ」と思っていた。  僕が普段見てる深夜アニメに出てくるロリキャラは基本的に聞き分けの良い子が多いけど、現実世界の女子小学生はうるさくてイライラしたのですが。時折見せる屈託の無い笑顔にはドキッとさせられることがあり。子供嫌いの僕でも絆されてしまいそうだった。  さて、僕が「可愛いなぁ」と思ったのには理由があって。ちょうど10歳の女の

          エッセイ:二次元ロリキャラと「絆」が欲しい。

          エッセイ:精神障害の人間を迷惑だと思える贅沢な幸せ。

           つくづく、精神障害者と健常者は分かり合えないんだな……と思うことがある。  先日、精神障害の友人とクリニックに同行した。彼の場合、気圧の変化に敏感で、春になると突発的に暴れ出してしまうことがあり。毎年恒例のイベントになっていて、周りの被害が尋常じゃない。僕も包丁とハンマーで過去2回ほど殺されかけたことがある。  今年もまあまあ病状が悪くて、一人でクリニックにも歩いて行けないので、一緒に診察室まで着いて行ったのですが、一生懸命医者が「暴れるな」とか、「社会のルール」的なこ

          エッセイ:精神障害の人間を迷惑だと思える贅沢な幸せ。