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ひとりでいるのが一番ラクなHSPだからこそ「疲れてでも会いたい人は誰か」を定義しておく

とっても繊細なHSPという
気質を持っている以上、

「人と一緒にいると疲れやすい」

からは、もう逃れられない
と思った方がいいよね。


家族とでもそうだし
気のおけない友人とでも
大好きな子どもとでさえも

ずっと一緒にいると
神経が参ることだって多いはず。


ましてや、
ただの職場の同僚とか
価値観の合わないママ友とか
何かしらのうわべの人間関係となると

相手は全く悪くないんだけど
こちら側の気質としては、根こそぎ
エネルギーを持っていかれるぐらいに
疲れ果ててしまう。


そんなことを書くと
「じゃあ、ひとりでいれば?」
という風になるんだろうけど、

「一緒にいたいのに疲れてしまう」

という繊細な気質を
全くわかっていない人が
言うんだよね、そういうのは。


「疲れたくない」を優先するなら
そりゃあ、とっくに山奥に引きこもって
隠居生活してるよね。

でも、そうはならない。

人に会うこと自体だけでなく
道中の移動や、人混み、天候など
刺激を受ける要素はたくさんある中で

「疲れてでも会いたい人は誰か?」

を自分の中で明確に決めておきたいよね。


「誰と一緒に居たいか?」
という “生ヌルい基準” じゃなくて

自分を擦り減らしてでも会いたい!!

ぐらいの基準じゃないと
もたないよ、私たちは。


言語化、言語化!

感覚には長けている私たちだから
コトバにしないで済ますこともできるけど、

その感覚をもっと研ぎ澄ますためにも
そして、自分で意識するためにも

誰と ”わざわざ” 会って
何を一緒に体験したいのか

をコトバにしておこうよ。


私はね、

【 感覚の機微を共有できる人 】
(味、景色、体験)

これに尽きる!


持ち前の繊細な感覚を
分かち合えるのが一番の至福かな。

これができる人とは
結果的に疲れないんだけどね。


「何を体験したいか」については
特に何もしない時間を楽しみたい

例えばだけど、

・ 寄せては引く波をぼーっと眺める
・ 波の音や水しぶきに耳を傾ける
・ 大きな木の木陰で大の字になって空を見上げる
・ 夕日が海に沈み、空の色が刻々と変わりゆくのを眺める
・ お寺の縁側で庭をただ眺める

って、ほんと
何もしなさすぎ、笑。


海もすぐ近くにはないし、
大好きな京都の祇王寺も
そうそう行けないけど

何がしたいかというと

心を動かしたい!

のだよ。


繊細ですぐに凹むけれど
だからこそ、こういう幸せを
味わい尽くせるよね。


「HSPの人とじゃないと無理なんじゃ!?」

という想いもよぎるけど、
それならひとりでするまでよ、笑。


でも、こうやって
コトバにしておくことで

「心から繋がれる人」に
出会いやすくなるはず。

そして、

エネルギーが枯渇しやすい
私たちだからこそ

そのエネルギーの使いどころを
見定めておきたい。

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