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建築費のコストダウンにつながる5つのポイントを解説

こんにちは。住宅コンサルタントのならざきです!

フィックスホームは、大津市・草津市・栗東市・守山市周辺で、高気密高断熱の省エネ・エコ住宅を建てる工務店です。

建築資材と土地価格の高騰により、滋賀の特に南部エリアで家づくりを検討されている方の負担が非常に大きくなっています。フィックスホームでは、建築コストを抑える工夫として、間取りや仕様をはじめ、協力業者さんや仕入先のメーカーさんとも、緊密に連携を取りながら、少しでもお客さまの負担を減らす研究と努力を続けています。



建築費のコストダウンにつながる5つのポイントを解説


また、家づくりをご検討されている方には、建築費がコストダウンできる方法を日々、ノウハウとして情報発信をしながら、ご家族が望む未来を手に入れていただけるよう、一緒に検討を進めています。そこで今回は、これまでにお伝えしてきたことも含めて、建築費のコストダウンに効果的な5つのポイントとして、皆さんにもシェアしておきたいと思います。


施工面積を抑える

一般的に不動産でよく使われる「延床面積」は、固定資産税や火災保険などの費用算出に用いますが、実は建築という視点でみると、住宅会社や工務店では重要視していません。それよりも、バルコニーや玄関の外部ポーチタイル、ロフトやビルトインガレージの部分も含めた、建築工事に関わる全ての面積を現した「施工面積」の方が重要です。

これらの部分は延床面積には含まれませんが、実際に建築工事をする時には、一緒に工事をしなければならない部分になりますし、それぞれの部分を作るためには費用が掛かっています。

ですから延床面積だけを見るのではなく、施工面積を出来るだけコンパクトにまとめることで、建築費を大きくコストダウンさせることができます。施工面積を抑えることは、コストダウンを図る上で、最も重要なポイントになります。



建物の形を整える

建物の形を整えることは、建築費のコストダウンに有効です。簡単に言えば、1階と2階の面積と出来るだけ等しくなるように間取りを考え、総2階建てにすることで余計なコストがかからないようにできます。

また、建物を真上から見た時に、正方形や長方形に整えれば、外壁面積を少なくすることが出来るのと同時に、熱損失を抑えることも出来るので、断熱性を高める効果も期待できます。建物の形が整えば、おのずと屋根形状もシンプルになり、長い目で見て雨漏りのリスクも抑えることができ、将来のメンテナンスコストもかかりにくくなります。

このように、建物の形を整えて、シンプルな外観にすることで、建築費のコストダウンはもちろんのこと、リスクやランニングコストを抑えることができます。



窓や扉を減らす

住宅会社や工務店によっては、建物の施工面積に応じて、窓や室内ドアの数を何ヵ所までと決めている場合があります。明るい家にしたいと、やたらと窓をつけたがる人もいますが、当然ですが窓を増やせばコストがかかります。また、全ての空間の出入り口や収納に扉を設けると、これらにもコストがかかっています。

また、東西北面に窓を増やせば、日射取得や日射遮蔽も必要になりますし、窓のガラス面からの熱損失も大きくなります。これらのことを総合的に考えると、ある程度の採光が取れるのであれば、東西北面の窓は出来るだけ小さく、少なくした方が、室内の温熱環境にも効果がありますし、建築費のコストダウンにもつながります。

収納やクローゼットなどの扉についても、プライベートスペースに限っては、本当に扉が必要なのか、無くても問題ないのかを検討した上で、付けるか付けないかの判断をすることが大切です。



エアコンの設置台数を減らす

一般住宅の場合、3LDKの家ではエアコンを4台、4LDKの家では5台のエアコンを取り付けるのが一般的です。しかし、時代は進み、住宅の高性能化によって、必ず1部屋に1台のエアコンは不要になってきました。特に最近の高気密高断熱住宅では、エアコンを2台(季節によって1台ずつ運転する)で、全室を冷暖房することも可能になってきました。

いくら最新型のエアコンであっても、10年~15年に1度は故障などにより取り換えが必要になります。エアコンの設置台数が多ければ、今後、ますます値上げが予測される電気代も心配になりますし、エアコンの取り換えに必要なコストも大きくなります。

新築時に、しっかりとした住宅性能を確保する家づくりをしておけば、エアコンの設置台数を減らすことができますので、建築するための初期コストや光熱費を抑える効果が期待できます。



住設機器もシンプルに

建物自体に比べて、住宅設備機器の寿命は20年程度が目安になるため短いと言えます。僕の自宅は約20年を経過しましたが、全く使えなくなることはありませんが、やはりキッチンにしてもお風呂にしても、少し古くなってきて汚れが落ちにくくなってきたことと、キッチンであればコンロや食洗機、お風呂であればシャワー水栓や給湯器なども、徐々に交換をしています。

最新式の素敵なキッチンなどの設備機器は非常に魅力的ですが、あまりこれらに費用を掛けすぎると、建築費をコストダウンすることは出来ません。特にコンロや食洗機などの機器類は機械製品のため、長く使えても15年くらいだと思います。

住宅設備機器は、暮らしを快適にしたり家事の時短に大きな効果をもたらしてくれ、便利で快適に暮らせることは間違いありませんが、あまりに過剰な期待は禁物です。初期コストを抑えるためにも、住宅設備機器関連の仕様選択時には、本当に必要なのかどうか、単に一時の憧れだけで採用しようとしていないか、冷静に考えてください。



最後に

今回は、滋賀の特に南部エリアでも、建築資材と土地価格の高騰により、家づくりを検討されている方の負担が非常に大きくなっていることを踏まえ、建築費のコストダウンに効果的な5つのポイントについて解説をしてきました。望む人生を手に入れるためには、人生の優先順位を決め、その中で適切なコストの範囲内で家づくりをすることが重要になっています。

あとで出来ることと、最初にやっておかなければならないことなど、家づくりではその見極めが本当に大事になります。何か気になることがございましたら、遠慮なくご相談ください。



★家づくりは望む人生を手に入れる手段です。望む人生を手に入れられないとしたら、家づくりが成功したとしても、意味がないと私たちは考えます。

人生は家づくりだけで考えないで下さい。私たちと一緒に望む人生を手に入れましょう。この記事があなたの望む人生を手に入れるお役に立てれば幸いです。



それでは、また~^^/


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