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Q. 残業時間はどうしたら減らせますか

A. Tさんは、複数のチームに所属して、複数案件を回しているのだと想像します。
その場合、ボス(マネージャー)が複数いることになるので、Tさんの業務内容を俯瞰してコントロールする人がいないことになります。

従い、業務負担を自分で管理しないと残業は減らない。

じゃあ、どうやって対応するかと言うといくつ方法があると思います。

1) 他案件で作ったものを参考にする

弊社の業務の大半は、どこかのチームの誰かがやっていることと同じです。であれば、それっぽい人に当時の資料をもらう、アドバイスをもらうということをすると、業務量がそれなりに減ると思います(そして、業務量が減ったことは、マネージャーには内緒にして、余力をためておく)。

これをするためには、誰がどんな案件を担当しているのか、目を光らせて、耳をダンボにしておく必要があります。まず、マネージャーレベルの人とは一通り仲良くなっておく必要があります。そのうえで、全社会議とか、会社の月次の契約受注一覧とかをさらっとみて、誰がどんな案件を担当しているのかを把握して、必要な時に、「XX社向けの〇〇という案件についてもう少し教えて下さい」とかって相談に行くのだと思います。

これが最も王道でかつ、一番Tさんのニーズにあっていると思っています。

2) 自分が担当する案件のマネージャーが、一人になるようにマネージャーと相談してやってみる。

自分のマネージャーが一人なら、全体を俯瞰して業務時間の調整とか、これから忙しくなるから事前にこれやろうとか、調整が可能になると思います。また、マネージャーに対して残業時間を減らしたいと相談した場合に、より実効的なアドバイスがもらえると思います。

半年くらいのスパンで調整していけば、実現可能かもと思います。

担当するマネージャーが一人にならなくとも、人数を限定していくというのは戦略としてありだと思います。アサインメントの依頼があったときにも「これまでの経緯もあるので、XXさんか、XXさんの下で働きたいので、新しい人との業務はちょっと」と断ってみるのはありかもしれません。

3) マネージャーが複数いるなら、各マネージャーに「他案件が忙しい」と連呼する。

マネージャー間で業務内容・進捗の詳細までは共有しないので、自分が管理していない案件の負荷まではわからないと思います。なので、それぞれのマネージャーに自分は他案件で忙しいと言うと、結果的に業務負荷を減らしてもらえると思います。

この方法のデメリットは、「ちぇ。期待してたのに、こいつ、あんまり余裕ねぇのか。仕方ねぇな。」という心象をマネージャーに与えることです。だから、ボーナスが減らされるとかはないと思いますが、Tさんもマネージャーの期待に答えたいと思っていると思うので、ここのさじ加減が難しいとも思います。

4) その他


マネージャーがポンコツでクライアントの依頼をなんでも聞くから契約に関係ない仕事が増える とか次回の会議で使うかもしれないから一応作っておいて(nice to have)的な指示を出しがち という場合の対応は難易度が高いです。

商社のノリなら「正気ですか」 「全然意味がわかりません」 ってチーム全返信で上司に歯向かったりもするというアドバイスもありますが、これはあまりオススメできないです。

結局は、自分が実力をつけてマネージャーに何もさせない(=なにもしなくていいですよ。といって勝手に案件を進める) というくらいしか方法がないです。なお、この「なにもしなくていいですよ。といって勝手に案件を進める」方式は、自分で業務量をコントロールできる、最終責任はマネージャー持ちという、なかなかオススメの方法でもあります(笑)


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