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営業とは道である〜心に残る一冊〜

前回の記事を書いていて、さらに書きたいことが頭に思い浮かびました。
今日は1日に3回も note に投稿しているなんて・・・自分でもびっくりです!(笑)

そもそも、この note を始めようと思ったのも、
日々感じていることを文字にして発信したい、という考えからだったので、今後も私の気分次第でどんどん記事が上がったり、上がらなかったりするでしょう。。。どうぞ、お付き合いください(笑)。

前回の記事は、
付き合う人を選ぶと、人生は大きく変わる
というお話でしたが、文中で営業の仕事について、少し触れました。

営業という仕事は奥が深いものですが、
私が感銘を受けた営業についての本の中でも、一番印象深い一冊について、今日はご紹介したいと思います。

「営業とは道である」
タイトルからして、かなり深いです。

「本物の営業マンを目指すあなたへ」とサブタイトルにある通り、
決して単純なノウハウ本ではなく、「本物」を極めるために必要な内容が詰まった一冊だと思います。
もちろん、読むだけでなく、実践していく必要がある訳ですが。

2つの学び

各章ごとに、何度も読み返したくなうような内容が詰まっているのですが、特に印象に残った2つの学びをお伝えします。

■ 営業は、「4つのM」のステップで成長する

「4つのM」とは、
①マネー(Money)
②メダル(Medal)
③ミッション(Mission)
④メッセージ(Message)

営業マンの成長過程には、上の4ステップがあるそうです。
どういう意味?と思った方は、ぜひ本を手にとって読んでみてください。

ざっくりとだけご紹介すると、営業という道を極める過程で、
最初はお金やメダル(肩書きなど)を目指してやみくもに努力するステージがありますが、その先には自分の人生観、死生観などが問われるステージがあるそうです。
一通り経験を積んで営業という仕事にも慣れ、この先どうしていこうか?とキャリアに悩んでいる営業マンの方や、営業の第一線ではなく、マネージメントに比重をおくようになってきたというマネージャークラスの方にも、ぜひ知っておいていただきたい考え方だと思いました。

■ 営業こそ、仕入れが大事
ここでいう「仕入れ」とは、「情報」のことです。
著者は、多い時で週に5冊の本を購入していた時があるとのこと。
しかも、そのうちの1冊は「自分が絶対に読まないだろう」という1冊を選んでいたそうです。
営業マンの売りは、会社の製品やサービスではなく、その人が持つ情報にあると著者は述べています。
仕入れの量と質は、キャリアに応じてどんどん高まっていくべきだと書かれており、これには正直ドキッとしました。

私は、自分が知っていることについてのインプットとアウトプットは得意ですが、興味のないことについては、特にインプットが弱い自覚があります。
人から話を聞くならまだしも、自分で興味分野とはかけ離れた情報にお金を払ったり、芸能ニュースなどを仕入れるのに時間をかけることは、どちらかというと避けて通ってきました。
しかし、確かにそれでは自分の幅としては広がりがなさすぎるし、もっと知っていることを増やして自分のネタにする努力はできるのは?と気付かされました。

著者の林正孝氏とは?

ところで、この本の著者とは一体どんな方なのでしょうか?
深すぎる営業の極意が散りばめられている背景には、著者のものすごい経歴がありました。

1962年広島県生まれ。
株式会社WADOウイングス代表取締役。
87年中央大学法学部卒業後、ソフトウエア会社でのシステム営業を経て、大手人材サービス会社にて記録的なスピードで主任、マネージャーへと昇格。年間MVPなど全てのタイトルを取得。
96年ソニー生命保険株式会社入社。以来MDRT会員20年連続、現在も継続中(06年には10年連続により終身会員になる)。MDRTの3倍の基準であるCOT会員7回、08年度には6倍の基準であるTOT会員となる。
その傍ら、97年よりソフトウェア会社にて社外取締役、03年より教育研修会社にて財務取締役、他にIT関連会社、人材教育会社、不動産販売会社の取締役、顧問を歴任し、経験則による独自のノウハウを構築。
12年7月に経営コンサルティング会社・㈱WADOウイングスを設立し、同年9月ソニー生命のプレミア・エージェンシーの権利を取得し、経営コンサルタント会社として営業開始する。
(出典:https://wadowingx.co.jp/concept/

生命保険の営業である友人にも聞いたことがありますが、
「MDRT」とは、Million Dollar Round Table の略で、卓越した生命保険・金融プロフェッショナルの組織のことだそうです。
その組織に入会するだけでも厳しい基準をクリアする必要がありますが、林正孝氏は、なんとその6倍の基準であるTOT会員だというのですから、これはもう「生ける伝説レベル」と私の友人は称していました。

さらに、調べていて分かったのですが、
そんな真のプロフェッショナルである林正孝氏は、なんと私が受講した研修会社(ASKアカデミー・ジャパン)の財務監査役も務めているそうです。(参照:http://www.ask-gc.com/tutor_info/tutorID/11
ご自身も「多種多様な能力開発の研修に、年間80日ほど時間を割いており、その月間の自己投資費用は40万以上になる」と記載されていますが、世の中で結果を作る方は、全員貪欲に学び続ける謙虚さを持っているのでしょうか。
こんな方がASKアカデミー・ジャパン株式会社の守りを固めていると思うと、それはそれですごいなと改めて感じました。

まとめ

今回は、「営業」という仕事の切り口から、
学びの深かった一冊をご紹介しましたが、本を通して素晴らしい人物に出会えるのは、とても楽しいですね。
私も林正孝氏から学んだ通り、「仕入れ」の量と質を上げて、どの業界でも結果を出せるような真の実力をつけていきます。


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