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民家でホームステイ③~インドネシア~

教会でのミサが終わると、お父さんが

少し遠回りになってしまうけど

散歩がてら畑を見に行かないか。

ついでに、村の中も案内するよ

と声をかけてくれました。

私達は、もちろん!と答えて

一緒に散策することにしました。


この村は、山の上の方にあり

朝晩は良く冷え込みます。

この、一日のうちにある

寒暖差のおかげで

上質なフレーバーをもつ

コーヒー豆が収穫できます。

まさに、コーヒー生産には

うってつけの場所なのです。


また、年間を通して

避暑地ほどの気温が保たれており

赤道近くにあるのに暑くもなければ

真冬ほどの厳しい寒さもありません。

人のみならず、コーヒーにとっても

生育しやすい土地なのです。

また、年間を通して適量の雨も降るので

コーヒー以外の食物にとっても

恵まれた環境でした。


初めて畑を見た時の感動は

今でもよーく覚えています。

うっすらと朝霧のかかったその光景は

とても神秘的で美しかったのです。

そこには芋や豆などが植えられていました。

緑色のさやえんどうのような豆は

とっても瑞々しく、艶もあり

この土地が肥沃であることが伺えました。

そんな野菜をはぐくむ土壌は

水分を多く含んでいて、柔らかく

どこか温かかさを感じるようでした。


このご夫婦には

そのあともう一日お世話になりましたが

ほとんどはコーヒー生産者たちと過ごしたため

二泊三日と言いながらも

実質、交流ができた時間は

1日ほどの短い時間でした。

それでも、その時にface bookを交換し

今でも繋がっています。

今思えば、60歳くらいの老夫婦が

当時、既にface bookのアカウントを

持っていたのは凄いですね。笑


お二人には、日本では、まず経験できない

とてもエキサイティングな経験を

させていただけたこと、とても感謝しています。

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