聞いたことありますか?「ミートフリーマンデー」!

1 ミートフリーマンデーを提唱したのは世界的に有名なあの人

ミートフリーマンデーとはその言葉通り、「週に一度の月曜日は肉製品を食べない日にしよう!」という活動のことです。この活動を提唱したのは、元ビートルズのポール・マッカートニー氏です。地球環境の保全や動物愛護、健康維持、世界の飢饉の軽減や生物の多様性保護の観点から2009 年にポール・マッカートニー氏と彼の娘たちによって活動が始まりました。畜産と産業漁業が環境に与える悪影響への意識を高めることを目的としたこの取組では、毎週少なくとも 1 日は菜食の日を設けることで、気候変動を遅らせ、貴重な天然資源を保護し、健康を増進するよう人々に奨励しています。


2 日本におけるミートフリーマンデー

日本でもミートフリーマンデーの取組は広がっており、例えば2018年10月から東京都庁の職員食堂において、野菜や植物性食品のみを使用した”ベジ・メニュー“が提供されています。毎週月曜日にベジ定食、毎日ベジ対応の単品メニューが食べることができます。また、気象庁の食堂でも2021年1月より毎週水曜日にミートフリーをスタート。週1日ベジランチを提供しています。ミートフリーマンデーの取組に協賛している企業も多く、著名人の中にはミートフリーマンデーを支持、取組を表明している人もいます。


3 ミートフリーマンデーは気軽にできる未来への投資

ミートフリーマンデーは誰でも簡単に始められて、地球環境や自分の健康を守っていると実感できる取組です。完全な菜食主義であるヴィーガンやベジタリアンにはなれないけれど、このくらいの取組ならできると気軽に始められる、1人1人の活動としては小さいけれどみんなが取組むことで、地球全体を守る大きな変化につながると考えられています。

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