見出し画像

第1期footcaregiverBASIC講座3日目

今回はNPO法人里・つむぎ八幡平の高橋和人さんにご家族の『看取り』。そして事業所での『看取り』についての講義をお願いいたしました。お忙しい中、ご対応いただきありがとうございました。

footcaregiver養成講座では、フットケアはあらゆる人に対するケアになるため高齢者の終末期に関することも学びながら実際に終末期において技術先行型ではないフットケアが行えるようにこのような講義を取り入れております。終末期への知識がなければ、その方にとってのより心地良い、より最適なフットケアは届かないものだと思うのです。


また3日目では、1、2日目に身体や足の構造、制度などといった目的や原理について学びましたので、受講生お待ちかねの各種フットケアの目的と方法について(観察、保清、爪切り、爪整え、保湿)フットケアの講義をいたしました。

<受講後の受講生の声〉

※了承をいただいた上で一部紹介

介護士4名
看護師1名


▪️高齢者の終末期の講義で学んだことや普段終末期のフットケアで困っていることなどがあればご記入ください。

・看取りに関わらせてもらったのがきっかけで、人はとにかく長生きするのが、果たしていいことなのだろうか、と考えるようになりました。人がその人らしく生きるには、また、この仕事をしていることでそのお手伝いができるときに、どんなふうに関わったらいいか考えることがあります。今回のお話を聞いて、それは引き続きやっていこうと思いました。

・映像からは終末期で入所されていても、日常生活を送っているように見えました。

・その地域、その人が生きて来た環境によって色々な関わりや寄り添い方がある事がわかりました。

・生きることは魂の世話をすること…という言葉がとても心に残りました。この言葉を大切にして、皆さんに接したいと思いました。

・若い頃、毎日どなたかを看取るような病棟で術後や呼吸器の患者さんも同時に看護していて疲れ果 ててしまい、その後は見取りが少ない病院や病棟で働いてきました。里つむぎ八幡平さんのような施設で最期を過ごせたら、自分自身も幸せだろうなと思いました。


▪️これまで終末期の高齢者に携わったことはありますか?
あり 4名
なし 1名

▪️高齢者の終末期においてどのようなフットケアを心掛けていましたか?或いは困っていたことはありますか?

・病院に勤めていた頃は清潔保持、褥瘡予防・ケアに努めるのが精一杯でした。
・浮腫み時の対応
・浮腫や保温

▪️今回の講義で学んだこと質問等
・とにかく、足に対して意識が低いことを認識させられます。
・足の観察はあまりしっかりしていなかったので、気づきを頂きました。
・フットケア…爪切りだけでなく、足浴からのマッサージのことは自分も経験して
 効果的と感じていたので、それも実践したい。
・観察項目、浮きゆびからの巻き爪、足浴の方法、爪の役割、靴の機能
・すべて学びになりました。
・アセスメントのポイントや靴選びなどなど、実技でしっかり学びたいです。


今回の欠席者には後日振替の講義で対応していきます!



2024年以降、受講生の実技講義で会場と職員さまや高齢者の皆さんの足を貸してくださる全国の介護事業所様を募集しております。ご協力いただけます事業所様は下記の専用フォームよりご連絡ください。よろしくお願い申し上げます。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?