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めんどくさい家事をリラクゼーションに変えるコツ

こんにちは。
フォレスト出版編集部の森上です。

人それぞれだと思いますが、ひとえに家事と言っても、楽しみながらできる家事もあれば、めんどくさい家事もあるものです。

めんどくさい家事として、上位にランキングされる家事の1つに「お風呂掃除」があります。特に夏場や湿気の多い時期はカビが気になり、お風呂掃除をするのが億劫になってしまう方も多いのではないでしょうか?

家事における脳のリラックスやビジネススキルアップ効果など、ビジネスパーソンにおける家事を行なうメリットを次々と発見し、「ビジ家事理論」として体系化した堀宏史さんは、新刊『家事こそ、最強のビジネストレーニングである』の中で、めんどくさい家事の代表格「お風呂掃除」をリラクゼーションに変えてしまうコツを紹介しています。今回は、同書の中から該当箇所を一部抜粋・編集してご紹介します。

お風呂掃除をリラクゼーションに変えられる?

 お風呂に入ることは、最高のリラクゼーションです。
 ゆっくりと湯船につかって一日の疲れを取ることでリフレッシュして、明日への元気も湧いてきます。湯船に入るのはめんどくさいということでシャワーだけで済ます人もいますが、湯船につかることで体温を上げていくと血液の循環が良くなり、疲労回復効果も期待できるので、全身浴で肩まで湯船につかりたいものです。
 このお風呂タイムは一日の中で至福のときといえますが、お風呂に入ると、お風呂場が濡れて汚れることも忘れてはいけません。
 毎日お風呂に入っていると、いつしか汚れや水垢も溜まっていき、夏場や湿った時期にはカビも気になってきます。ゆっくりしたい週末に、パートナーから「今日はお風呂掃除をお願いね」と声をかけられると、ちょっとげんなりしてしまう人も多いでしょう。
 お風呂に入るという気持ち良さと、掃除をしなくてはいけないという苦行が同居している、それがお風呂場です。
 お風呂掃除のストレスをリラクゼーションに変えることはできるのでしょうか?
 別の項目でお伝えした「ゴミ出しリラクゼーション」はストレスを溜めて溜めて……、バーン! と捨てるデトックスでしたが、お風呂掃除は毎日コツコツやるタイプのデトックスが適しています。

ポイントは、「お風呂から出たらすぐ洗う」

 浴槽内の汚れは、乾いて冷たくなると落とすのが大変になってくるので、週末溜まった汚れを一気に落とそうとしてもなかなかキレイにならず、むしろどんどん垢が溜まっていきます。
 ですので、お風呂の掃除は週末まとめてするのではなく、毎日お風呂に入ったあとに軽く掃除をするのが合理的です。
 お風呂から出て湯船のお湯を抜いたら、すぐに洗剤をかけてスポンジなどで軽く洗い、シャワーで流してしまいましょう。
 お風呂から出てすぐのこの段階では、まだ汚れは浴槽に軽くついているだけなので、ちょっと掃除をするだけで、思った以上に浴槽がキレイになります。
 お風呂のあとに毎回掃除をしておけば、次にお風呂に入るときもキレイな浴槽に入れるのでとても気分が良く、掃除を続けていくモチベーションを保つことができます。
 軽くサッと流すだけなので、トータルで考えると、実は週末にまとめて掃除をするよりも短い時間で済み、家事の時短にもなります。

「スッキリした!」という魔法のひと言

 毎日の軽い風呂掃除のときにおすすめなのが、シャワーで汚れを流すときに、「は~、スッキリした、気持ち良かった!」と声に出してみる習慣です。
 自分がキレイになるだけでなく、お風呂もさっぱりキレイになっていることを声に出すことで、心もスッキリしてきます。
 こうして毎日のお風呂掃除が習慣化してくると、週末にお風呂掃除の時間をとる必要がなくなるので、リラックスした週末を過ごせるようになります。

思考の切り替えで、家事をデトックスにする

 ゴミ出しもお風呂掃除も、めんどくさいと思えばどこまでもめんどくさいものです。
 このストレスフルな家事をポジティブなデトックスとしてとらえて、毎日を過ごしてみませんか。
 特に、トイレ掃除や洗面台の掃除など、水まわりの掃除などには効果的です。
 確かにめんどうな家事はたくさんありますが、思い切って思考を切り替えてみると、新しい光が見えてくるはずです。

今回ご紹介した新刊『家事こそ、最強のビジネストレーニングである』では、著者・堀さんが体系化した「ビジ家事理論」をベースに、具体的な家事ハックを通じて、ビジネススキルを鍛える方法を解説しています。

「家事は大人の必須スキル」といわれる時代です。今まで家事にストレスを感じていたビジネスパーソンはもちろん、家事に積極的に参加できていなかった人が「家事野郎」デビューするのにも最適な1冊です。興味のある方はチェックしてみてください。

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〈著者プロフィール〉
堀 宏史(ほり・ひろし)

広告クリエイター。1993年慶應義塾大学卒。これまでに広告業界でリアルとデジタルを融合させた新しい広告を実現し、カンヌライオンズ、東京インタラクティブアドアワード、文化庁メディア芸術祭など受賞歴多数。カンヌライオンズ、アドフェスト等の国際広告賞で審査員を務めるとともに、adtech等の国際カンファレンスでスピーカーとしても活躍するなど、多くのグローバルエリートたちとのビジネス経験が豊富。そんな多忙な毎日を送る中、家事にもしっかりとコミットすることで、仕事と家庭を両立してきた。好きな家事は、皿洗いとゴミ出し。

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