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WGEA - Workplace Gender Equality Agency

WGEAって何????

WGEA はWorkplace Gender Equality Agencyの略で the Workplace Gender Equality Act 2012により設立された政府機関になります。 

男女平等に関する報告 Gender Equality Reporting

WGEA 男女平等に関する報告(Gender Equality Reporting)は、2012 年職場男女平等法 (Workplace Gender Equality Act 2012 ) に基づく、すべての非公共部門の「関連雇用主」にとって必須のプログラムです。

対象の企業はWGEAのポータルサイトに従って従業員の役職や給与、性別等を提出します。こちらのデータはWGEAが集計し、オーストラリアの職場における男女平等に関するデータセットに用いられ、基本給および総報酬の中央値に基づく男女賃金格差、給与四分位ごとの男女構成とそれに関連する平均総報酬を公表します。

対象者

下記が対象になります。

  • 従業員が100人以上の単独の組織

  • すべての実体を合わせて総従業員が100人以上の企業構造

定義

単独の組織は、親実体も子会社も持たない、単一のABN雇用主です。
企業構造は、親組織(雇用しているかどうかに関係なく)が1つ以上の雇用ABNを子会社として持つものです。

これらの要件は誰に適用されるのか?
報告のための資格要件は、州政府の公共セクター雇用主およびそれに関連する州所有の雇用主を除くすべての雇用主に適用されます。連邦政府の公共セクターもこれらの要件の対象となります。

*これまでに報告を行っていない雇用主は、報告期間の 6 か月以上にわたって合計 100 人以上の従業員を雇用した場合、男女平等報告プログラム庁に登録する必要があります。これらの月は連続している必要はありません。

対象期間

プログラムの報告期間は、提出を完了する前年の 4 月 1 日から今年度の 3 月 31 日までです。
提出は、4 月 1 日から 5 月 31 日までの 2 か月の提出期間中に WGEA ポータルで行われます。

レポートは2種類

エグゼクティブサマリーは、労働場所の男女平等機関(WGEA)の年次男女平等センサスへの提出の主要な結果を示しており、労働場所の男女平等法2012年(以下、法)に基づいて提出が必要です。

業界ベンチマークレポートは、労働場所男女平等機関(WGEA)の年次男女平等報告に提出された2022-23の要約であり、比較的なものです。 
*業界比較グループは、オーストラリアおよびニュージーランド標準産業分類(ANZSIC)の業界クラスおよび同等規模の組織の組み合わせによって生成されます。 ANZSICは、組織の主要な活動に基づいて産業を分類するための国家的なフレームワークです。 ( ANZSICクラス内の雇用主が5人未満の場合、業界比較グループには業界部門内および同等規模の組織の雇用主が含まれます。)

その他注意事項

2023年の労働場所男女平等修正法(男女賃金格差の解消)および関連する法令:
• エグゼクティブサマリーと業界ベンチマークレポート(全ての雇用主のデータが分析された後に利用可能)を、企業の統治機関、例えば取締役会など、と共有することが求められています。
• 500人以上の従業員を抱える雇用主は、2024年4月から各自の政策または戦略を持たなければなりません。これは6つの男女平等指標すべてをカバーするものです。

提出グループは経営陣によって決定され、企業構造に多数のエンティティが含まれる場合があります。(連結ベースでなくても良い)

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