初対面の人にバンバン話しかける方法
自己啓発本ではよく「初対面の人でも恥ずかしがらずに話しかけるべし!」なんて文章を目にします。
いやできるかと。
そんなもんできたら苦労せんわと。
「話しかけて嫌な顔されたらどうしよう」とか、「変な人と思われたらどうしよう」とか考えて、こんなファンタスティックな私でさえそう簡単にはできません。
知らない人だらけの立食パーティーとか、自分から話けないと浮いてしまう状況って嫌ですよね。
しかし、しかしですよ。考え方次第では初対面の人でも簡単に話しかけられるようになります。
怪しさ満点ですがよろしくどうぞ。
ゲームに学ぶ初対面の人へ話しかける方法
さてゲームってしたことはありますでしょうか?できればRPGとかあつ森とかストーリーのあるゲームの方がいいですね。
もし「ストーリーのあるゲームをしたことがあるよ」って方はこんな場面をよく目にしたかと思います。
主人公が村人にひたすら話しかける。
主人公がアイテム集めや情報収集のためにひたすら村人に話しかけに行きます。
彼ら(主人公たち)は村人の気持ちも考えずに話しかけたり、勝手に人の家に上がり込んで勝手にベットに寝転んだりして去っていきます。
こう見ると主人公って最低ですね。
勇者かなんか知らないけどもっと謙虚さを持てと。もし私が家主なら勇者にラリアット決めて追い返してます。
まあ私も一時期、村人の正面に立って画面越しに喧嘩を売るという遊びをしていました。何の生産性も無い時間でちょっと人生損しました。
はい、そのくらい勇者って好き勝手やってます。
さて、ここで疑問が1つ生まれます。
「なぜゲームの主人公は初対面でも簡単に話しかけるのに、私たちは話しかけられないのか?」です。
これ、不思議ですよね。
もちろん操作しているのは主人公とは関係ない他人(私)です。
そんな他人が別の人間(主人公)に「この村人に話しかけろ」って指示をしているワケです。
昔、「パシフィックヒム」という番組のコーナーでバナナマンの日村が設楽に指示されて女優さんにめちゃくちゃやるという企画がありました。
「突然、蝶を追いかけろ」とか「女優さんの話を全部無視しろ」とか。
なかなかシュールで面白かったのですが、まさにゲームでもこういった状態が起きてるわけです。
しかし私はここに初対面の人に話かけられるようになる突破口があるように思います。
セルフで別人格を作り出してみては?
ゲームの主人公やパシフィックヒムでもそうですが、命令する側はなんの躊躇もなく「お前話しかけてこい」と言います。
もちろん自分に何の影響もないから。
反対に、命令された側もされた側で「命令されたから話しかけるしかないかぁ」と言い訳ができます。だからこちら側も簡単に話しかけることができます。
つまりここにイージートークサイクルが出来上がっているわけです(通称 EZ DO TALK)。
じゃあ、これいっちょセルフでやってみてはどうでしょうか?
つまり、セルフで自分とは別のキャラを作り出して命令させてみてはどうか?ということです。
具体的に話します。
まず人にはそれぞれキャラというものを持っています。
友達に見せるキャラ、家族の前で見せるキャラ、職場で見せるキャラ。
例えば友達の前では明るいキャラだけど、職場では真面目キャラなど。
「どれも全く同じキャラで接してます」と言う方もいるでしょう。しかし友達の前と家族の前では多少なりと違うはずです。
そのキャラ、基本的には人当たりの良いキャラを作り上げて、命令し、初対面の人に話しかける。
その2役を1人でやるというわけです。
別の言い方をすると俯瞰的に自分を見て命令するようなものでしょうか。
守護霊となって上から自分を見て命令するようなものです。
これさえできれば初対面の人でも躊躇なく簡単に話しかけることができます。
いやいや待ってくださいよと。
そんな簡単にできる話ではないよって方もいるでしょう。
でもよく考えてください。プライベートでアンケート調査やキャッチ(客引き)はできないですが(そもそもやる人はいませんが)、仕事なら簡単にできますよね。
仕事でやれって言われたからやってる。その言い訳ができるから心理的に楽になってできるんです。
もし1人2役が無理なら、どんな場合でも「仕事として」を枕詞にしてみてください。きっとできます。
ご健闘をお祈りしています。
おわり
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